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2010.05.19

歌と謡を楽しく考察

5月18日(火) 「MANSAI 解体新書 その拾七 『聲』」 19:00~ 於・世田谷パブリックシアター

出演/野村萬斎、酒井雄二(ゴスペラーズ)

 私は前回、ゲストの杉本博司、中沢新一の両氏にうわわっ、となって出かけて、それに比べると今回はそれほどでもなかった・・・のだが、世間は全く逆でしたのね。いつものようにパブリックシアターの入口に行くと、なんだか大勢の人がいるんですけど。おや、1階席の両サイドには立ち見もズラリ。
 萬斎さんによると、当日券を求めて果たせなかった人が100人くらいいて、そんな賑わいはタカラジェンヌがゲストの時以来だそう(その時は私は行ってない)。

 もちろんゴスペラーズは知ってはいたけど、個別のお名前も知らなかった私。でも、さすがに舞台に立って観客とコミュニケーションを取ってる人は違う!! いっや~、すごく面白かったよー。酒井さんは萬斎さんの言葉に対しても、とても反応がいいといいますか・・・うまく話が進んでいって、それがまた楽しい。

 きほん単音の「謡」と、和音(ハーモニー)の「歌」(コーラス)の違いなどが様々に・・・。ゴスペラーズの歌(ウィスキーのCMソング)を、一人一人のパートごとに分解(抽出)して聞かせてくれたり、逆に、萬斎さんが一人で謡うのを機械的にその場でハモらせたり重層化したりも。

 最後には客席全体を3部に分けてハーモニー・・・これが、それまでの話の成り行きから、「チャッカマーン」という言葉だったのが笑える。でも、綺麗にいったんだよー。

 解体新書の中でも、やっぱり実演つきの強みってあるね。ま、客席でハモるのは別として、「お話を拝聴する」だけではない楽しさといいますか。その実演の楽しさに加えて、ゲストがライブなどでお客さんを乗せる術を知ってる人で、かつきちんと言葉で伝えようとしてる・・・様々に発見のあった「解体新書」なのでした。

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