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2010年6月

2010.06.30

もう一度、8月に見るので、感想はその時

6月30日(水) 「ザ・キャラクター」 14:00~ 於・東京芸術劇場 中ホール

(野田地図 第15回公演)
作・演出/野田秀樹 出演/宮沢りえ、古田新太、藤井隆、美波、池内博之、チョウソンハ、田中哲司、高橋恵子、野田秀樹、橋爪功ほか

 先週末いらい、なんだか暑さにやられて何もする気にならず、昼寝三昧だったのが、ようやっと回復したと思ったのに・・・野田秀樹の新作にガツンとやられて、もっか息もタエダエ。ちゃんとした感想は、再見の後に(あくまで予定)。

 オバちゃん役の銀粉蝶さんが稽古中に怪我をされたため、復帰までの間は代役。ということで、高橋恵子さんでした。ものすごい偶然ですが、オバちゃんが探している息子の名前と、マドロミ(宮沢りえ)が探している弟の名前は、どちらも同じ字(読みが違う)で、高橋さんの実の息子さんのお名前とも共通点があるのでした。確か中1の時にうちの息子と同じクラスだったので、つい思い出しちゃったよ。

 野田秀樹流の言葉遊びは、単に音のみにとどまらず、表意文字としての漢字の世界に。設定が書道教室だったのは、「文字を書いて示す」ことが自然だからでしょうか。ま、じっさい、書道の世界は、「上が絶対」なところもあるみたいだしね。いや、私みたいなお遊び人間にはそれは関係ないよ。

 今日の席はNODA-MAPで先行予約したもので、発券したら相当後ろだったんでガックリ。でも、全体が見やすくてまあヨシとしようかな。次は劇場サイトで買った席で、かなり前の方だけど、前にデカい人がいたら見えづらいかもしれないなぁ。どのあたりがいいんだか・・・まあ取れればいいのではあるけれど。で、そんな後方にいても、田中哲司さんの存在感がかなり大きく感じられたのでした。

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2010.06.29

巡業・中央コース 幻の日程

 さて、いよいよ巡業も近づいてきましたねー。中央コースは
7/1の大田区民ホールアプリコから7/31厚木市民文化会館まで。北へ南(西)へ。いや~、冷静に考えるとすごい日程ではありませんか。この蒸し暑い時期に。ほんとにご苦労さまです。

 ところで、歌舞伎美人などの日程には載っていないけれど、音羽屋サイトを見ると、
7/2 昼夜で「桐蔭メモリアルホール」貸切
というのが入っている。おや、これはもしかして? と、お子さんが桐蔭学園に通っている友人にメールしてみた。(詳しいことは不明)強制ではなくて希望者が見られるのかなー。その子はバリバリ運動部で、練習などが忙しくてそういうのへなかなか参加できないらしいけど。普通に見に行けば、それなりの値段するんだもの。恵まれてるわね!

 同じ巡業でも、西コースの「岡山市民会館」貸切は、歌舞伎美人に載ってるんだけどな。ちなみにこれは、前にネタにしたことがあるデパートの友の会様に違いない。

 なんにしても、どのコースも暑い時期。俳優、スタッフの皆さま方、くれぐれもお身体にお気をつけて。

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2010.06.28

今年も太宰モチーフの演劇を

6月27日(日) 「太宰治作品をモチーフにした演劇 第7回元気で行こう絶望するな、では失敬』」15:00~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

(パラドックス定数+三鷹市芸術文化センターpresents)
作・演出/野木萌葱 出演/上村宏司、十枝大介、西原誠吾、井内勇希、小野ゆたかほか

 全く見たことがない劇団だけど見に行くことにしたのは・・・チラシにあった「どうしようもない若さと自意識に喘ぎながら、大人へと流される男たち。無様に不恰好に、成長という坂道を転がり落ちるさまを描きます」という言葉に惹かれたのも一因かな、と思う。ま、近所へ買い物スタイルでノンビリ出かけられることや、料金が安いことなど、他にも様々あるんだけれど。

 んでもって、男子校の教室が舞台、というのはわかってた。出演者は総勢20名、男ばっかで、教師役もおらず全員が同級生。そうそう、席は自由席で、いつもの椅子などはすべて取り払われて、かなり急な階段状の客席から、見おろす形状だった。木の椅子が人数分あって、わやわやがやがや、そして走り回ったり。

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2010.06.27

地元書店で買った雑誌

 昨日は月末につき休日出勤。帰りに地元の書店に立ち寄り、しばし気分転換に徘徊した。駅前のパルコ内リブロに行くか、駅前交差点角の地元書店に行くか・・・パルコで買えば(カード使用で)5%引きはわかってるけど、5階までの垂直移動ではフラフラっと立ち寄り、という気分にはなれないんだ。

 奈良さんにはつい引き寄せられるのだ。先日、セラミック・ワークを集めた個展もあったんだよねー。

Nara_2 ←ちなみに私の携帯待ち受け画像はコレ。何気なく携帯を開いて見せるとそうとうギョッとされちゃって、ギョッとされることにまた驚く私なんですが。大阪・中之島のギャラリーで購入したぬいぐるみ。実物は、うーん洗濯しなきゃな、な状態。

 そして奈良さんはNYで初回顧展を開くとのこと(2010・9~)。金曜日に見た堤さん主演の舞台から、2日続けて「NYかぁ・・・」な気分ではあるけど、もちろん行ったりはしません

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2010.06.26

シアタートラムという空間ごと、二人芝居を堪能

6月25日(金) 「アット・ホーム・アット・ザ・ズー」 19:00~ 於・シアタートラム

作/エドワード・オルビー 演出/千葉哲也 翻訳/徐賀世子 美術/松井るみ 照明/笠原俊幸 ほか
第1幕「ホームライフ」堤真一(ピーター)、小泉今日子(アン) 第2幕「動物園物語」堤真一(ピーター)、大森南朋(ジェリー)

 いやはや。この3人だけの出演で、シアタートラムで・・・SePT(パブリックシアター)会員になっていてよかった、と心から思うよ。といっても、抽選ではあったのだけれど、上乗せ料金は全くかからなかった。しかも、3列目のほぼ中央! これはシス・カンパニーの企画製作で、同じパブリックシアター/トラムで上演しても以前はものすごくハードルが高かったことを思うと、風向きが変わってきたことを実感する。20分ほど前に到着したら、当日券を求める人(?)の長蛇の列が。最終的に、左右の壁沿いにも立ち見の人がぎっしり。女子率きわめて高し、というところ。そうそう舞台の左右にも3列ずつほど、観客席が作ってあった。

 私は「堤真一の舞台を見に行く」という意識だけだったもので、席についたとたんに、しまった!たぶん私の苦手な類の話だよね、と。早く気がつけ? 苦手な類というのは、つまり観念的な台詞の応酬のような、ということで。

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2010.06.25

サッカーボール!?

サッカー!

世の中盛り上がってますねー。私は諸般の事情により、いまだかつてリアルタイムで見てはいません。常に、朝テレビをつけて結果を知るという・・・。

 今日はお芝居を見に行った三軒茶屋のパン屋さん(要はあのキャロットタワーの地下です)で、こんなパンを見つけたので、ついつい。時節柄、作ってみました、というところかしら。2個セットで168円か178円。直径が7センチ弱の半球型です。さすがにまん丸にはできなかったのか。

 当日券を求めて長蛇の列ができていたお芝居(シアタートラム)の感想は後日!

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2010.06.24

「チケットぴあ」電話で、それともネットで

 今日、珍しく「チケットぴあ」の電話から(Pコードで)チケットを予約した。最近、ぴあ、イープラスなどで買うこと自体が少なくなってはいるんだけど、電話なら発券手数料なんかもいらないもんね。平日だから、電話がつながらないということもないだろうし、と。

 今まで、チケットぴあ(ネット、電話ともに)で買った場合、ファミリーマートで発券することが多かった。ファミポートを操作するのが簡単ラクチンなんですもの。
 ところが今月から、ファミマ発券という選択肢がなくなってしまった。その代わりに、セブンーイレブンが復活。それは知っていたけれど、自動応答の電話でチケットを買おうとすると、発券場所を聞かれるとは!! 予約番号が、サンクス/ぴあ店舗なら9桁、セブン-イレブンなら13桁らしくて。13桁もメモしたくないわねー。

 しばらくずっと、チケットぴあはファミリーマート、イープラスはセブンーイレブンという住み分けができていた(サンクスやローソンは略)。そうなる以前にも、強気(?)なぴあが、セブンーイレブンと袂を分かったのか、という経緯はあったけど。しかーし、イープラスがファミマ発券できるようになったあたりから、雲行きが・・・? そして今回のような仕儀と相成ったのでした。

 利用者からすれば、コンビニならどこでも発券できる、というのが一番便利だし当然だと思うけどな。利用者を無視して権力争いしてるんじゃないよ、というところ。
 そして!! 久々に電話予約をしてみたら、予約完了まで6分近くかかってた。これはいくらなんでもかかりすぎでしょう(途中、ろくに聞いてなかったりしたゾ)。

 ネットだと手数料などがばかばかしい、電話は時間がかかるしそういえば電話代が・・・なーんて思うと、ますます直接、劇場や劇団などに申し込むことが増えそうだな。カンフェティなんかもあるしね。あちこち、IDとパスワードを登録してるんで、もうわけがわからなくなりそう。

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2010.06.23

喬太郎の追っかけに変身(変心)か

6月22日(火) 「第6回 多摩千客萬来亭 柳家喬太郎独演会 夜席」 19:00~ 於・パルテノン多摩 小ホール

(柳家小太郎、林家錦平)喬太郎・夫婦に乾杯--仲入り--ロケット団(漫談)、喬太郎・死神

 少し前に、市馬3:喬太郎1の割合くらいで落語を見る、と書いたはずなんだけど、現実はみょ~に喬太郎さんを見ている昨今。魅力的な会が多いというのも、理由の一つかもしれない。今回は多摩センターという場所に馴染みがあって・・・。しかーし、麹町界隈での仕事の後で行くにはやはり遠くて、ちょっと挫けそうでした。

 会場に着いた時は7時40分くらいだったのかな。ちょうど喬太郎さんが始まった所だったので入れてもらった(ごめんね)。ご本人の福家書店時代のエピソードなど、長めのマクラから、「ツマミ付きのカップ酒」ネーミング会議から始まる噺。こういうサラリーマンものの噺をしようとしてのマクラなのか、あれこれ喋っていてサラリーマン方向に行ったからこの噺になったのか、どっちなんでしょ。他愛ないといえば他愛ないんだけど、ちょっとした日常の断面で笑える、という感じ。後から、喬太郎ファンの友人に、「昇太が作った噺」と聞いて、ああそうだったのか、と。

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2010.06.22

天然の美!?

Frog01

Frog02

 実家にて。下は、タオル干しが気に入ったらしく、ずーっと動かないでいたアマガエル。ほんとは背後からも撮したりしたんだけど、上の作り物との対比をしたくて、このアングルで。

 長らくアマガエルなんてじっくり見る機会がなかったけど、ほんとまじまじと見てしまった。背中の黄緑色の美しさには感嘆するばかり。いや、腹側からはあんまり見たくないけどねー。

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2010.06.21

寄り道(して)らくご(を聞く)

6月19日(土) 「第10回 柳亭市馬 柳家喬太郎二人会」 18:00~ 於・トリイホール

旭堂南青・荒大名の茶の湯(講談)、喬太郎・夜の慣用句、市馬・厩火事--仲入り--市馬・二人旅、喬太郎・井戸の茶碗

 同窓会が岡山・後楽園にて19日の昼、そして大阪でのこの二人会が19日・夜。実家へ帰る日程は、先にこれらの予定があったために必然的に決まったのでした

 もはや迷いはしない地下鉄なんば駅下車。なんばウォークを通り抜けて先にホテルにチェックイン。会場は全席自由のため4時から整理券を配りその番号順に入場という手はずなんだけど、席はあるからいいや(会場は小さいし)と、皆さんが入場し終わったころを見計らって到着。そうしたらちょうど、「ここがひとつ空いてますよ」とホールの人が叫んでるところ! んじゃぁ、と図々しく最前列(!)に参りましたのです。

 開演までプログラムを眺めてすごす。10回ということで、市馬・喬太郎のお二人からの「御挨拶」が載っていて、感慨がさらに そして短い文章なのに、やはりそれぞれの個性が如実に現れていて、それもまた面白いのであった。

 さて開演を待っていると、後ろの男性(たぶんとても若い)たちが、南青さんのことを「きょくどう」? 「あさひどう」かもしれない、あの字(旭)は「きょく」と読むんだ、いやよく知らない、なーんて感心しつつ喋っていて、オバサンとしては勲章にあるよと言いたかった(でも勲章は「旭日」の次がなんだったかわからないんだが)。というわけで、落語方面をあまり知らないらしい人たちも来てる、ということは確認した。

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2010.06.19

横溝正史的な風景

横溝正史的な風景
写真の角度がよくないんだけど、実家のすぐ近くの池。靄が立ち込めていたりすると、なかなか不気味なものが。

近隣の「観光案内」としては、横溝正史の疎開宅があって(吉備真備の史跡近くに)、そこで金田一シリーズが生まれたとのこと。じっさい「八つ墓村」のモデル?も県内にあるらしい。
我が家の墓地は裏山にあるので、夫(東京生まれ東京育ち)などは、そこへ葬列が行くのを想像しただけで、横溝正史の世界だ!ですって。

というわけで、岡山(南西部)観光案内は、不定期に続く〜。

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2010.06.17

10月は名古屋で金シャチに乗ろう

今朝のNHK「あさイチ」の旬旅コーナー、行く先は名古屋だった。

今年は開府400年ということで、名古屋城あたりも、賑わっているもよう。えっ?イケメン武将軍団(なんて、あまり言いたくないが)が甲冑姿で踊ったり城を案内してくれたりするんだって。

それはまあお断りするとして(笑)…、実物大のシャチホコに乗れる! それはちょうど菊五郎演じる柿木金助が乗った、まさにああいう感じ。いや浮上はしませんけども。

10月に名古屋に行ったら(すっかり行く気)、名古屋城にも行かなきゃねー。

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2010.06.15

袋の内と外でコーディネート?

袋の内と外でコーディネート?
国立劇場で1000円で買ったバッグが、実家の往復にも大活躍。
軽いし、B4サイズのファイルももちろんOK(仕事を持って往復)。

おまけに国立劇場にある鏡獅子を作った平櫛田中は岡山出身だから、さらに自己満足度アップ。


今回は中に入れる本もコーディネートしてみました。
っていうのはまあ嘘で、買ってからろくに読まないまま、ブックカバーをかけてたせいで忘れてたのを発掘したから。
並べてみると、ちょうどいい感じよー。


この本「作者部屋から」は面白いし、旧カナのわりに読みやすい。文字の大きさや行間など視覚的なことも関係するかな。
鴨下信一さんの解説も、芝居好きにはたまらない。

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2010.06.14

蛙と蛍

うるさいのと無言のと。
でも、梅雨の時期には、出番ですヨ!!

今日からまたしばし実家暮らし。
いつもはこの時期に帰省なんかしないから、とんと無縁だった蛍に会えるのが嬉しい。

といっても、こどもの頃のようにワンサカいるわけじゃないけど。
一時、川の工事などのせいで、すっかり消えてたのが、また徐々に復活してるのよー。

今日は早速、家のそばの溝のような川沿いを探索。5、6匹飛んでた。
中の1匹が、しばらく私にくっついてきたのが、うれしかったな。

蛙は今も大合唱中。

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おネエ言葉が飛び交う舞台

6月11日(金) 「―初恋」 19:30〜 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

作・演出/土田英生 出演/今井朋彦、奥村泰彦、片桐仁、田中美里、千葉雅子ほか

金曜にはこれを見に行ってました〜。7時半開演は助かる。その上、私は早めに着いてたけど、「中央線ダイヤ乱れのため、開演を10分遅らせます」なのでした。不便な場所だから(でも私にはすごく便利)、これくらいしないとねー。

さて、これは今井朋彦&片桐仁ということで、楽しみにしてた。土田作品だし。場所はどこかの島の、ゲイだけが住むアパート。管理人をしている女性(田中美里)の亡父がそうしたのである。
居住者のうちリーダー的存在が今井。二言めには「(亡くなった)結城さんはね」と言って、ゲイとして誇り高く生きることを皆にも要求して、煙たがられもする。
しかし、このアパートの存在は島の人からすれば受け入れがたいので、立ち退き要求が出たり、すぐ近くの高校の生徒に、ガラスを割られたり……。(そして徐々に激しさを増す)

シチュエーションはともかく、この住人たちの「おネエ言葉」の台詞の応酬が面白い。
前はここに住んでいて出て行った片桐と今井の対立なんかも含めて、根っこの部分では分かっているけど互いに譲れないあれこれ。

初演は1997年とのことで、10年以上が過ぎる間に、TVなんかでおネエのキャラは珍しくはなくなった。
しかし、自分の身近にそんな場所があったら……? 地域の中の圧倒的マイノリティーの痛み。「卑屈になるか開き直るかでしか生きていけないのよ!」という叫びに圧倒された。

役者さんも、(役柄として)今井―片桐が、白―黒、頭脳―肉体、陰―陽…という感じで、取り巻く人たちもよかったなあ。

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2010.06.12

音羽屋情報など

 音羽屋(手代忠七)は、ツイッターから撤退とのこと。まあねぇ。どうせなら公式にもうちょっと力を入れてくださいな、というところで。周囲の人(ファン)があれこれ勝手につぶやくのを、我関せず、ってくらいでいるのがいいんでは?

 そういえば、最近(水曜日だったか)、長谷部浩氏が勤務先の東京芸大に菊ちゃんを呼んで授業を行ったらしい。それは別にいいんだけど、その後、ツイッターでの発言などに関して紛糾の様子(というだけで、それについて追ってはいません)。長谷部氏のサイトでこの催しが告知されても、学生でも研究者でもない身では「そうですか」というだけ。学内限定の情報で構わなかったのにね。ましてツイッターって、所詮、言いっぱなしでしょ??

 ほんとはこんなことを書こうとしてたわけではないの。
「文藝春秋」7月号が出ましたね。「尾上菊之助とめぐる歌舞伎名所 東京篇」。伽羅先代萩・政岡のモデル、浅岡(三澤初子)については全く知らなかったな。ゆかりの地は中目黒(正覚寺)なんだ。ここ以外は、台東区・墨田区・中央区なので、だいたいわかる。「玄冶店」は落語仲間との遊覧であのあたりを訪ねたし(柳橋も)。

 取材時期との関係か、お洋服がちょっと季節はずれ?@浅草寺。というより一般の人は夏めいた格好してるから、掲載時期が予定と変わったのかしらん・・・などと深読みするのも楽しいのであった(笑)。

 ちなみにこの号には、「井上ひさし『絶筆ノート』」と井上ユリさんの手記、立川談志「最期の大放談」なんてのもありまする。

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2010.06.11

歌舞伎鑑賞教室を高校生と楽しむ

6月9日(水) 「第77回 歌舞伎鑑賞教室」 14:30~ 於・国立劇場小劇場

歌舞伎のみかた」 解説/澤村宗之助 「鳴神」愛之助(鳴神上人)、孝太郎(雲の絶間姫)、松之助(白雲坊)、橘太郎(黒雲坊)ほか

 愛之助ファンの同僚と、前日の仕事の疲れを癒やすべく国立劇場へ。女子高生が1階にどっちゃり。我々は2階2列のほぼセンターから。2階3階は、平日の昼間だし、けっこうスカスカしてました(さすがに私が座ってるあたりは埋まってたけど)。

 宗之助さんの解説は、前にも聞いたような・・・気がする。マジメな解説だったよなー、と思うんだけど、ほんとに彼だったのか記憶は定かではない。今回は、「じゃあ実際にやってもらいましょう」というわけで、予め決めていたらしい代表2人が舞台の上に←桐朋女子高校と言ってました。大太鼓を叩く、雷車をころがす、付け板を打つ、見得をする、女形の歩き方をする・・・などなど、けっこういろいろやってた。悪びれずに、というか、わりと頑張っていろいろ挑戦していて、見ていて気持ちよかったよ。

 そして、三津之助丈が景清で六方をして花道を引っ込むと「鳴神上人もこの六方をしますからね」と解説が入ったり、女形の2人(松之亟、嶋之亟)が雲の絶間姫を探す腰元で出てきたり・・・と、ちゃんと「鳴神」へつなぐようにしてるんだね。たまに鑑賞教室を見ると、新鮮です!

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2010.06.09

満足感たっぷりの落語会!

6月8日(火) 「ドレッサー寄席」 19:00~ 於・吉祥寺シアター

(前説 渡辺哲) 小宮孝泰・元犬、柳家三三・藪入り--仲入り--柳家喬太郎・忠臣蔵異聞 猪怪談 (質問コーナー/進行 大谷亮介)

 4月にみたか井心亭の喬太郎の会で、ゲスト出演した小宮さんが「ドレッサーというお芝居を吉祥寺でやるんだけど、休演日に寄席をやりたい」と言ってた。その時点では、喬太郎さんは「スケジュールが合えば」ということだったけど(何しろ多忙なんだもの)、めでたく喬太郎さん、そして三三さん(小田原高校で小宮さんの後輩)がご出演。ネタ出しもされていて・・・小宮さんの聞きたい噺だったのかしら?

 仕事がなかなか終わらず、遅刻覚悟だったけど、無事に開演前(←7時は過ぎてたと思う)に到着。ほんとに舞台装置のままのところへ、高座が作られていて、ちゃんとメクリも用意されていた。そして、まず登場したのが、なんとお芝居のリア王の扮装をした渡辺さん。これですでにヤンヤ。携帯電話、袋のガサゴソ音などに注意するように、というだけのことなのに、フレンドリーな空気ができちゃう(実は小宮さんは「リア王っぽく読んで!」と言ってたみたい。でもきっと、渡辺さんが好きにやったのねー)。

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2010.06.07

テレビっ子な休日

 土曜日曜(ずっと家にいたのは日曜日)、珍しくたくさんテレビを見た。・・・といっても録画の方が多いかな。以下、こんなものを。

MBS毎日放送「歌舞伎役者 尾上菊之助の挑戦」 大阪松竹座の初日(5月4日)の朝、放映されたもの。初役・玉手御前の稽古風景など。少しはYouTubeでも見られるもよう。
 大阪のSさん経由で入手・・・したのはいいんだけど、DVD-RWだったから、我が家の古い機械は受け付けず(RAMじゃないと) パソコンで見ようとしていたら、DVD-Rに焼けるかも、との声があったりして放浪の旅に出してしまってた。結局、不首尾に終わって、えーいと友人宅の大型テレビで見た。このDVDを回覧できますですよ。もう少しお待ち下さいませ。

NHK・BS2「ザ スター 野村萬斎」 2時間番組で盛りだくさん。HDではなく直接ディスクに録画。保存版なんだもん。たっぷりすぎて、途中、とばしちゃったところもあるから、またゆっくり見直さなくっちゃ。息子の裕基くんももう10歳でたくましくなったなぁ、と。しかし彼が靱猿のことで叱られて泣いてるシーン(わんわん泣いてるんじゃなくて、師に対して「はい」と答えつつこらえきれず泣いてる)は、いつも涙なしには見られませんです。「ようこそ先輩」での厳しいシーンも入れればよかったのに。

新・三銃士」 ラスト2回分をまだ見ていなかったので。実は豪華キャストだった「声の出演」も、味わいがあってよかった。きわめて現代的に翻案されてたり・・・原作はほんとはどうなの?と、やはり読みたくなっちゃうな。

ETV特集 井上ひさし」 9時から「新参者」を見ていたから、続けて10時からこれを見た、という感じ。特に意識してはいなかったんだけど、「組曲虐殺」に賭ける思いが、氏の父親のこともからめて、深く掘り下げられていた。先日、新聞記事で見つけた座・高円寺での劇作家協会の集いの様子も、少し映っていた。
 あまりいい観客ではなかった私だけれど、氏は亡くなられても作品や思いは残る。またこの作品が上演されるなら、ぜひ見に行きたい。

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2010.06.06

演劇の面白さを実感する

6月5日(土) 「ドレッサー」 13:00~ 於・吉祥寺シアター

脚本/ロナルド・ハーウッド 翻訳/松岡和子 演出/大谷亮介 出演/渡辺哲(座長)、小宮孝泰(ノーマン)、大西多摩恵(マッジ)、久世星佳(座長夫人)ほか

 これ、最初にチラシを見た時から惹かれるものがあった。リア王を演じる役者とその付き人(ドレッサー)。設定というかストーリーを少し知ってるような・・・? と思ったら、日本で何度も上演されてきたし、映画化(イギリス)もされてたのね。でも見たことはない、はず。
 見たいな、だけで終わっている可能性も高かったけど、来週、ドレッサー寄席もあることだしと見に行くことにした。カンフェティで買った「指定席引換」券を受付で渡したらいい席が貰えて、ラッキーでしたワ←少し安くなってたのに加えてボーナスポイントも使用。

 時代は第二次大戦中。空襲警報も頻繁に出されるイギリス。こんな時代の影響をもろに受けつつも、シェイクスピア劇を演じ続ける一座の老いた座長と、付き人の物語である。ちょうどその日、上演される「リア王」が部分的に劇中劇で演じられる。

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2010.06.05

亀治郎の会のチラシ!

 先日、あぜくら会の会報が届いた時に、一緒に「亀治郎の会」の先行割引チラシが入っていた。日程も演目も知らなかったから、ホホーッ。
 右スミの亀マークを切り取って葉書に貼って送るんだけど、すでにそのチラシが行方不明。見たいなとは思ったものの、日程がどうも合わないかも、と思っていたから、まあ消えちゃっても仕方ないんだけどねー。

 ところが本日、思わぬところで、立派な亀治郎の会の本チラシを入手。中央部分で左右に開くと、中に出演者の顔写真が。

Kamejirou ←今年からの自分のテーマは「伯父・猿之助の創造した歌舞伎演目の継承」とありまする。四の切は特に見たいんだけどな・・・。

  これ、吉祥寺シアターにお芝居を見に行った時に渡されたものの中に入ってたから、えっ?と思った。ああ、もう一つの「上州土産百両首」に渡辺哲氏が出演されるからなのねー。「上州~」は勝新太郎・藤山寛美のコンビはじめ様々なジャンルの俳優によって演じられてきた作品とのこと。知らなかった。

 というわけで、渡辺哲&小宮孝泰「ドレッサー」@吉祥寺シアターの感想は、次項にて。

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2010.06.04

ご当地ナンバープレート

Kitarou_number (←確定)

Souja (←案)
 原付自転車のナンバープレートって、けっこう自治体で好きにできるんですねぇ。水木しげるさんが名誉市民の調布市では、7月12日から「ゲゲゲの鬼太郎ナンバープレート」を交付するとのこと。また、希望ナンバーももらえるらしい。

 いっぽう、私の実家があるのは総社市という所で、雪舟生誕地(涙で鼠を描いたという宝福寺も)、備中国分寺などがある。そこでもナンバープレートを製作するんだけど、こちらは3案の中から1つを投票で選ぶんだって。上に出したのはそのうちの一つ。そもそも形が変わってる、という例で出してみました。

 こうしてみると、鬼太郎の方はちょっと控えめかしらん。しかーし、そのうち「いいかげんにしなさい」というくらい、こんなキャラクターもので溢れかえるんでは。

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2010.06.03

最近の新聞記事から

訃報2つ
最後の吉原芸者・みな子さん、享年90
前衛舞踏家・大野一雄さん、享年103
 みな子さんは、2年前と5年前の夏、屋形船に乗ったときにお目にかかった。2年前の日記はコチラ。とにかく真夏なのに隙のない着物姿で、暑くなんかありませんよ、という風情だったのが印象に残ってるなー。
 大野一雄さんは、江東区に住んでいた頃に一度舞台を拝見したことがある。・・・だから場所は江東区文化センターで、子どもがらみ(子ども向けではない。もちろん)ということは、17年くらい前のことかな。そこから勢いで山海塾なんかも見て、熱出して(笑)、それっきり。大野さんはその後、テレビ(ドキュメンタリー番組)では何度かお見かけした記憶が。
 ご冥福をお祈りします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆「井上ひさしを語り継ぐ」開催(5/23 座・高円寺にて。劇作家協会)
別役実の挨拶(というか井上氏についてのお話)、劇作家25人による戯曲リーディング、「組曲虐殺」から3曲(小曽根真、井上芳雄、神野三鈴+渡辺えり)

 劇作家によるリーディングは、各人が井上戯曲の好きな作品の印象的な部分を朗読したとのことで、たとえばこんなセレクト。
坂手洋二/日本人のへそ 永井愛/しみじみ日本、乃木大将 平田オリザ/イーハトーボの劇列車 ふじたあさや/十一ぴきのネコ 本谷有希子/組曲虐殺 渡辺えり/化粧 野田秀樹/小林一茶

 たまたまこれを読んだ日のNHK・スタジオパークのゲストが野田秀樹で、井上さんから鉛筆削り用の小刀を貰った、という話をしていたのでした。

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2010.06.02

しばらくはキャパ200前後の劇場へ通いそう

 とりあえず今月見に行く歌舞伎は国立の鑑賞教室だけなので、なんとなく予定表が寂しい・・・わけはなくて(笑)、こまめにあちこち行ってみたいな、と思っておりまする。

 6月~8月に予定している(含・希望)のはこんなトコロ:
(演劇)吉祥寺シアター、、三鷹市芸術文化センター、シアタートラム、国立劇場小劇場、シアターイワト、花園神社(野外劇)//東京芸術劇場、シアターコクーン、世田谷パブリックシアター、紀伊國屋サザンシアター(、シアタークリエ)
(歌舞伎)国立劇場、八王子・いちょうホール
(落語)パルテノン多摩、三鷹市芸術文化センター、トリイホール(大阪)

 こうして書き出してみると、なんとなく傾向がわかる気がする。っつーか、明らかに新宿より西、ですわね。上のリストに、座・高円寺も入れたいところ。

 この中では、皆さまのアンテナに引っかかりにくい(?)松本修演出「変身」@シアターイワト、椿組「天保十二年のシェイクスピア」@花園神社あたりが、実はかなり楽しみな私です。これはすでにチケットも確保しているので、予定通り見にいけますように。

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