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2010.07.07

コクーンシートから「壮大な見世物」を楽しむ

7月5日(月) 「ファウストの悲劇」 19:00~ 於・シアターコクーン

作/クリストファー・マーロウ 翻訳/河合祥一郎 演出/蜷川幸雄 出演/野村萬斎(ファウスト博士)、勝村政信」(メフィストフェレス)、長塚圭史(ベンヴォーリオ)、木場勝己(口上役、馬番ロビン)、白井晃(弟子ヴァーグナーほか)//たかお鷹、横田栄司、斎藤洋介ほか

 千秋楽に見るんだけど、頭にハテナが飛ぶかなぁと思って早めにコクーンシートから予習のつもりで。席が左側の2番ゆえに、相当見切れることも覚悟の上。ところが、舞台には鏡がありまして(常に、ではないけど)、それに助けられたなぁ。

 また蜷川さんがかなりたくらんでる、とのことだったけど、開演前から驚かされちゃった。だって舞台には定色幕、ぐるりと提灯、鼓やら笛やらも聞こえたりして・・・えーっと、これはドイツの話だったんでは?

 というわけで、幕が開く前から、??でありまして、いざ開幕となるとさらに様々な仕掛けが・・・天使たちをはじめフライングするわ、床から出てくるわ、これでもかというくらい花火打ち上げまくり(という印象)。ああ、舞台の後方や床下に見えるのは、この一座の皆さんでしょうか。*歌舞伎一座での上演という二重構造なんだって。

 正直言うと、お腹いっぱい以上、というほど繰り出されるあれやこれやに、うへへ~と思いつつも、そういうのがないとちょっともたなかった(自分が)?というところもあるかな。

 何はともあれ、黒いファウスト博士と、白い悪魔メフィストフェレスが素敵で この2人がタンゴを踊ったりもするのだわ。うむむ。入口に置いてあった「配役表」に、最初気がつかなかったので、休憩時まで、誰がどの役か不安だったりして。一応はわかったつもりでも、長塚さんはどれ~?(彼は後半のみの出演でした。前半、後ろの楽屋にいたのかなぁ)

 2回見るんだし萬斎さんだからいいか、と、後からパンフレットも買ってみた(高いんですもの、何か言い訳が必要よ)。次に見るまでにこれで理解を深める、なんてつもりはないけど、もう少しファウスト博士の心情などがわかるようになってたらいいなあ。

 いろんな意味でコクーンシートから見て正解、と思ったのでした。

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コメント

定式幕や提灯、下座音楽、つけ、それから歌舞伎独特の表現手法などなど、そういったものに気付かなかったわけじゃないのに(むしろやたらに目についた)、他所から聞かされるまでそれが歌舞伎の一座が公演している設定だなんてまったく思いつきませんでした。
で、だったら私が歌舞伎と認識するための要因って何なんだろうと、自問自答中です。
歌舞伎とは何か、なんて、考えたこともなかったのに…なぜファウストさんで…

投稿: 猫並 | 2010.07.08 07:07

猫並さま
同じく、附け打ちだの見得だのを見ているのに、歌舞伎一座だなんて思ってませんでした。というか、だんだん、こういう構造でやる必然性はどこにあるのかなあ、などと思いつつ見てたりもした私です。
まあ、いくら目や耳から歌舞伎的な要素が入ってきても、それはしょせん「道具立て(趣向)」に過ぎないから、(かえって)お互いにそんなあれこれを考えちゃうのでは・・・?

投稿: きびだんご | 2010.07.08 09:44

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