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2010.07.28

ランキング1位の落語家による「上質な笑い」(爆)

7月27日(火) 「文化塾・フォーラムエフツー 第67回 柳家喬太郎をたっぷりと、独演会」 18:30~ 於・ニッショーホール

小んぶ・子ほめ、喬太郎・たいこ腹、喬太郎・夜の慣用句(小休憩)喬太郎・お札はがし(牡丹灯籠より) 

 知人がたまたま朝日新聞で広告を見つけて、4枚申し込んでいたうちの1枚が直前に回ってきたので、ありがたく伺う。虎ノ門の日本消防会館。へぇぇ、こんな所にこんないいホールがあったんだ。ちょうど中央を横切る通路の後ろ、しかもセンターで、招待席じゃないんですか?という席。緞帳が火消しの絵柄でカッコイイ。麹町の会社から直行なので、地下鉄は不便だなぁとタクシーで。国会議事堂、首相官邸のあたりを通って、不思議な観光気分だった。

 この文化塾・フォーラムとかいうのは、有名人の講演会みたいなので(「おとなの学びと遊びの場」とある)、時々、落語家の独演会があるらしい。ちなみに次回(8月3日)は林望さん。

 開演前に、マイクを持った女性が舞台上手に現れて、本日の演者紹介。それが・・・「今おもしろい落語家ベスト50」のランキングトップの落語家(著名人523人のアンケート、と言ったので、後から「私たちも著名人!?」なんてネタにした。正解は著名人を含む落語好き523人なのです)。その柳家喬太郎師匠の「上質な笑い」をお楽しみ下さい。というような内容で、まず、この前説に心の中でいろいろ突っ込んで苦笑したりしてました。

 小んぶくんの「子ほめ」は、私がよく聞くパターンのと随所で違っていて、かなり新鮮だった。でも、サゲは同じなんだけどねー。

 喬太郎さんは・・・(終演8時ごろというシバリもあったのか)マクラもそれほど振らず。観客には一般の人はそれほどおらず、文化塾の会員がほとんど、という認識だったのかな。たしかに反応が、喬太郎の熱心なファンばかりの会場ならそこで笑いは来ないだろう、というようなところで受けてたかも。とりあえず、すべりだしは固いという印象。

 しかーし、それは最初のうちだけか。「たいこ腹」であの鍼をうたれる猫の「ニャン?」というしぐさなどに大笑い。私は前日の「鰻の幇間」から続けて、太鼓持ちの悲哀を味わいましたワ。
 「前にこの会で落語をやった人たちのネタ帳を見ると、みんな3席やってるんですねー。花緑アニさんなんか4席ですよ」・・・と、今度は新作の「夜の慣用句」。お上品系?の客席だから、スケベおやじ的な場面は入れないかと思いきや、いやこういう所だからこそ、入れますかね、な喬太郎さん。

 で、仲入りではなくて単に「着替え休憩」ということで、ほんの少し時間があって、3席目に「お札はがし」。この3席の選び方が、さすが!! というか、こういうふうにできるところが、ほんとに喬太郎さんの強みだなぁと、改めて思ったのだった。ますますファンが増えますかしら?

Kyon ←問題の「今おもしろい落語家 ベスト50」の表紙に、喬太郎さんが書いたサイン。彼にとってランキング1位なんていうのは確かに迷惑だったでしょうねぇ。ヘンに数字が示されて説得力を持ってしまった感がある。

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