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2010.08.24

演舞場で夏バテを吹き飛ばす

8月23日(月) 「八月花形歌舞伎 第二部」 14:20~ 於・新橋演舞場

暗闇の丑松」橋之助(丑松)、福助(四郎兵衛女房お今)、彌十郎(四郎兵衛)、扇雀(丑松女房お米)ほか 「京鹿子娘道成寺」福助、海老蔵、松江、松也、宗之助ほか

 今日はほんとは1部2部続けて見る日のはずだったのっ。1部と思ってクリックしたのが実は2部だったという大ボケで(すなわち2部が2枚!)あらら~。どうしてこう毎度毎度、不注意ミスをするかね。

 でも、やや夏バテ気味で(たぶん冷房のせいで)、これで1部2部を見るのはつらかったはず、と思うことに。どっちみち3階Bが2枚だから、若者を誘って、お昼ごはんも一緒に「パリの朝市」にて。一人だと適当にすませてると思うので、しっかり食べて、演舞場へ繰り出せたのは、とてもよかった。おかげで気力体力充分で観劇&すっかり回復。やっぱりこうでなくっちゃねー。

 んで「暗闇の丑松」は初めて。長谷川伸の作かぁ。ま、最初から最後まで暗いんだけど、見ていたら、そういえば去年の夏も扇雀さんで、なんか陰々滅々な気分になるのを見たっけ、などと、突然記憶がよみがえるのだった。とはいえ、今回はけっこうおもしろく(というか興味深く)見た。そして実は去年のも、なんだかんだ言いながら印象的だったんだ。

 「暗闇~」で興味深かったことの一つは、舞台装置かな。1幕目のお米の家(の2階)、2幕の板橋宿の杉屋(妓楼)、大詰の湯屋。どれももちろん綺麗な色はないけど作りとして、「その外で起きてることを想像させる」ようになってんのね。あと、職人の世界や物売りの声などの風情も、暗い話の中でちょっとホッとする。そうそう、場所も鳥越から、板橋、(本所)相生町というのが、なんとなく親しみが持てる。あと、やっぱり短気な板前(なんかこういう役がピッタリ)を演じた獅童くんが、流れの中でいい感じのアクセント。

 おやっと目を引かれたのは、丑松に刺されたお今(福助)の倒れ方。おお、決まってる!と言いたくなる感じ。あっという間ではあるんだけれど。
 しかーし、ラストに丑松が走り去る時、もっと絶望の中へ、を前面に出してほしい気もする・・・よけい暗いかしらん。

 道成寺は、なんか不思議な感じの短縮版。どこがどう、というのは最早よくわかりませんが。衣裳も途中であら!と・・・。特に印象に残ってるのは、引き抜きの前後の、福助さんの踊りの優美さ。後見の方とも息が合ってるようで、気持ちよかった。とにかく優美に踊る福助さんという認識を持ったのでした。わりとサラッとした感じが暗い話の後にはちょうどよくて海老蔵さんの押し戻しがちょっとボーナス気分

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コメント

今月は見事にすれ違いました…
私は今日、3階Bから2回目の2部を観たところです。
獅童のああいう役、良かったですよね。ホント、いいアクセントで、板橋や内藤新宿ってところ(吉原でも深川でもなく)でいかにもありそうな風景に感じられて、その時代を知ってるわけじゃないのに物語にのれた気がします。

投稿: 猫並 | 2010.08.25 20:37

猫並さま
ほんとに、2日くらい前後して、というのがいくつかあった気がしますが・・・。来月の歌舞伎は土日なので、またダメか。
(能、文楽にちょっとだけ期待しておきます)

獅童くんがあそこに加わると、物語がぐいっと強くなるというか、やっぱり天性の何か、でしょうかねー。
確かに、「いかにもありそうな風景」!! 想像以上におもしろく見ることができました。

投稿: きびだんご | 2010.08.25 23:20

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