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2010.09.09

「あぜくらの夕べ」追加

 16時開始・・・ということは、ほんとに舞台を終えて(お風呂に入って)駆けつけた、という風情の咲大夫さんと燕三さん。お二人とも、ノーネクタイに白っぽいジャケット姿で、また素敵な雰囲気でした。床に並ぶと、義太夫と三味線の座り方の違いもあって、ものすごく体格差があるように見えるけど、それほどでもないんだなぁ(そりゃあ、横幅の違いはあるけど)。

 で、咲大夫さんは、55分で語るのを目標にしてるんだけど、昨日59分、今日58分(日にちはちょっと違うかも)と、だんだん短くなってきてる。その短縮は、たとえば、「ここでは自分を待たずに三味線を入れてくれ」というような三味線との呼吸の問題だそうで。燕三さんも、やりながらだんだん固まっていって、千秋楽でそれが完成してれば、と。・・・という意味でも、日々、成長途上なのが新作、ということなんでしょうね。

 そうそう、咲大夫さんいわく「テンポが大事」こんなのを、のんべんだらりと(という表現ではなかったけど)やっちゃいけない。

 お二人ともやっていて楽しい!!とのこと。そして前段を語る咲甫大夫さんが「もうけもの」だよね、と。あちらがもっと楽しそうなので、と。・・・確かに、見ていても馬のくだりとかおもしろいしね。

 藤間勘十郎さんについては、彼の祖父がそもそも文楽と縁があり、そういうDNAが確かにある、と咲大夫さん。歌舞伎の振付をなさるからそういうカンドコロがよくわかってる。ただ、人形ゆえにできない動きがある(たとえば:人形は左手で子どもは抱けないんですよ、とか)ということは、予め言っておいた。

 織田さんも、歌舞伎とは違って、人形の方にダメ出しをする際には、主遣いの人だけがわかってもダメだから、ちょっとタイムラグがある、と。また、3人で遣うから、舞台が満杯になって、蛍火の朋輩の傾城も2人なのは(歌舞伎だと4人)、ひとえに「入りきらないから」だって。

 以上、だんだん思い出したことなどを書き留めてみました。

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