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2010.10.01

御器齧りの文化史(-_-;)

10月1日という、ある意味「新しい日」の日記にこれほどふさわしくないテーマもないんだけど、思いついた時に書かなくっちゃー。

 御器齧り(ごきかぶり)=ゴキブリ、という表記はこの「ザ・万歩計」から。

 このエッセイ集の第4章は「御器齧り戦記」というタイトル。別にエンエン、ゴキブリとの戦いを書いてるわけじゃないけど、その忌避ぶりがすごく印象に残っている。あえて言えば、「アナタ、ゴキブリから見たらゴジラくらい大きいと思うけど、そんなに怖いの?」という感じ。

 たまたま同じころに見たお芝居「エネミイ」@新国立劇場でも、ゴキブリ相手に家族4人+元成田闘争戦士2人が大騒ぎ。私はどうもこういうシーンに違和感があるんだなぁ。・・・で、作者の蓬莱竜太も若いから、そういう年代なのか?と、ゴキブリで2人を結びつけちゃってたのだ。そしてそのまま、意識の底に沈めてた。

 たまたま、最近そんなことを思い出して、タワムレに万城目さんと蓬莱さんの生年月日を調べたら、なんと2人とも1976年生まれでしたわー。いつからゴキブリはそんなにもおそろしいものになったのか。たとえばゴキブリを死ぬほど恐怖しつつ、爬虫類をペットにしてるような人もいるのかもね。

 なぜ、こんなことを思ったりしたのか、とタネあかしをすれば、我が家でもゴキブリ騒動が勃発したから。新築マンションも人間と一緒に年をとり、ついに出たのですよ!! しかもチャバネじゃなくて立派なヤマトくんが。その時の、息子(1987年生まれ)の反応というか対応というかは、どうかしてる、としか言いようがなかった。まさに気になって夜も寝られず←平和だねー。私なんて、ことさら「スリッパがあればいいのよ」と、漫画のように言い放つ。

 いま、我が家には、突然ゴキブリ対策グッズが増えていて、だけど敵もさるもの、こんなノホホン家族にはつかまらないゾ、ということらしい。万城目-蓬莱で感じていた対ゴキブリ感覚の不思議さは、じつはすぐ身近にもあった、という顛末なのでした。

 んで、タイトルに「文化史」とつけたのは、「御器齧り」との語感というか見た目の釣り合いだけの問題で、ぜーんぜん中身はないのを、ここでお詫びしておきます。

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