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2010.10.03

東西落語界で「喬」は人気?

10月2日(土) 「第9回 東西笑いの喬演」 18:00~ 於・国立演芸場

桂三金・奥野君の選挙、笑福亭三喬・転宅、喬太郎・野ざらし--仲入り--喬太郎・いし、三喬・次の御用日

 この土日は家でノンビリ・・・のつもりが、急遽、客席に代打出場。ええ、喬太郎さんの落語会に苦労せずに行けるなら喜んで(しかも6列センターブロック!) この会の勧進元は私も大阪で会ったことがある人のよう。いや、そんなに落語追っかけじゃないんだけどな(汗)。

 国立演芸場に着いたら、1階(エレベーターそば)にはすでに本日の演題が張り出されていて、あらネタ出しなんだ、と。まぁ、この時は喬太郎さんのネタをチェックしただけ。上方の噺家さん2人は、全く初めてなので、演目を見るもなにも、というところ。

 桂三金さんは、体重が115キロと言ってたかな。マクラからして太った人の自虐ネタ。んで、本名が「奥野」さんだそうで、そんな太った人が選挙に出た時の「選挙演説」の噺なのでした。あー、笑ったなぁと思うけど、もう忘れた。ただ、扇子と手ぬぐいしか高座で使えないけど、演説の時のたくさんのマイクをやりたくて・・・と、扇子が何本も仕込んでありましたワ。たしかに雰囲気出てる!

 そうそう、三金さんの噺が終わって高座返しに出てきた前座が、こはるちゃん。なんか体重は彼の1/3、質量1/6、という感じだったなぁ。

 三喬さんは、角刈りの頭にちょっと垂れ目ですかね。ご本人が、三喬といえば「泥棒の噺」と言われる、と。確かに漫画チックな、口の周りを黒くして頬っかむりしたら、ドンピシャ似合いそう。そして噺が「転宅」。上方バージョンは初めて聞く。泥棒に入る場所もちゃんと鰻谷(?)って、特定されてんのね。正直、もっともっとくどいのかと思ってたんだけど・・・意外にアッサリめだったかな。いろいろ解説(関東:おめかけさん、関西:おてかけさん、とか)も。そうそう、サゲも東京とは違ってて新鮮でした!!

 喬太郎さんは「野ざらし」ね。私はきっと、さん喬師匠のメチャクチャこわれた「野ざらし」のイメージをずっと引きずってるんだと思う。そんなこんなで、アド街の予約録画を忘れたことを思い出したりしてしまい・・・ある意味、こちらも喬太郎にしては(笑)控えめな「野ざらし」だったのかも。このあたりは多分、二人会のバランス、そして東京でのこの会、というのもあるかな。考えすぎ?

 仲入りをはさんでもう1席は「いし」。これは全く初めて。なんか一人芝居を見るような、シュールな噺でした。特にサゲで決まる、という類でもないし。時間の関係もあるのか、ついこちらが「エッ、もう次の夜なの?」と、場面設定をあわてて合わせる、というところもあった。でも、こういう世界は嫌いじゃない!! 不思議な味わい。

 という意味では、三喬「次の御用日」もなんか変な噺。お店の主人とか丁稚とか、奉行とか、いろいろ名前(固有名詞)は出てくるけど、別にそれはどんな名前でもよくって、ひたすらひっくり返った声の「あっ」が言えればいい、みたいな(笑)。こちらも地名が具体的に出てたなぁ。もうちょっと地図が思い浮かべられれば、というところ。

 こんな2つの噺を続けて聞かせる不適不敵な試みに、してやられたのかもしれない。アハハと笑ってそれっきり、じゃないんだもん。

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