« 東西落語界で「喬」は人気? | トップページ | 「千尋の谷」を実感する・・・ »

2010.10.05

戸田恵子の歌をタップリ

10月4日(月) 「今の私をカバンにつめて」 19:00~ 於・青山円形劇場

脚本・作詞/グレッチェン・クライヤー 音楽/ナンシー・フォード 翻訳・上演台本/三谷幸喜 演出/G2 出演/戸田恵子、入絵加奈子、麻生かほ里、植木豪、石黒賢 演奏/松宮幹彦、江草啓太、千葉一樹、野呂尚史

 当初全然、予定に入れてなかったんだけど・・・(戸田恵子は主役じゃない時の方が好きかな、と思ってるし)、なんか来年に向けて「三谷」気分が高まってるところへ、生協の案内に出てたもんで、つい。おかげで、10月早々、日替わりで傾向の違う舞台を見続けることになってしまった。でも! おもしろかったからいいんだ

 これ、円形劇場という会場がよかった。設定が、戸田恵子演じる歌手ヘザーが、ナイトクラブで今夜、客に見せる新しいショーを、先にマネージャーに見せる、というもの。ステージと、ナイトクラブのテーブル(4つ)があって、それをぐるり取り巻く観客席も、もはやそのナイトクラブのよう。じっさいに、我々お客への開演前のアナウンスが始まると、キャストが順に通路から入ってきて、それこそ、スタッフが集まってきてる、という感じ。

 ヘザーや、コーラスの2人のファッションが、サイケとかパンタロンとかでイメージされるあの感じで、時代は1970年代後半。たぶん、女性の自立とかが、一般的になってきた頃。

 マネージャーは、ヒットした歌を大切にして、また大きく売り出したい。今日はその足がかりだ(評論家も見に来る)。だけど、ヘザーは違う。自分の思う通りの、今の自分を表現したい! そこへ、ヘザーの過去(両親の不仲、自分の結婚の失敗)、マネージャーの現在(妻との相互依存的な関係)も絡んでくる。歌はタップリ、劇中劇(ショーで見せる芝居)、笑いもふんだん。

 石黒賢が、マネージャーとして実にまっとうで、でも滑稽で、とてもよかった。この距離感の中で彼の良さが生きてたなぁ。生演奏+歌はもちろん聴きごたえアリ(石黒賢は歌いません!!)

 欲を言うなら、やっぱり戸田恵子の線の細さが気になる、というところかな。更なるガツンのためには。

|

« 東西落語界で「喬」は人気? | トップページ | 「千尋の谷」を実感する・・・ »

演劇」カテゴリの記事

コメント

これ、迷って迷って、捨てたのですゎ。
円形劇場に戸田恵子が魅力なんですもの。
でも、今月はちょっと疲れ気味で、ムリヤリ入れる気がしなかった…。
これも、きびだんご劇場で見た気になろうっと
石黒賢は歌わないのですか(あんまり上手そうに見えない。聞いたことはないんですけどね) 

投稿: SwingingFujisan | 2010.10.11 14:24

SwingingFujisanさま
名古屋に行っててお返事が遅くなりました。

このお芝居、全然視野に入ってなかったのに
ほんとついフラフラ。手帳がこの辺り、空白だったのよ。
こういう予定の入れ方はちょっと反省してます。
でも、円形劇場の臨場感は楽しめましたよー。
そういえば、石黒賢だけが歌わないんでした

投稿: きびだんご | 2010.10.13 01:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東西落語界で「喬」は人気? | トップページ | 「千尋の谷」を実感する・・・ »