« 急に暇ができた日の落語→映画:落語篇 | トップページ | TBS情熱大陸・栗山民也 »

2010.10.15

急に暇ができた日の落語→映画:映画篇

キャタピラー」 18:30~ 於・パルコ調布キネマ

製作・監督/若松孝二 出演/寺島しのぶ、大西信満、河原さぶ、篠原勝之ほか

 音羽会から前売り券が届いていたのに、なかなか見に行けず・・・調布でも上映が始まったのを幸いに(前売り券、使用可だし)、今ごろやっと見てきた。自慢じゃないけどヘタレを自覚してるから、ちょっと(いや、かなり)腰が引けてたの。

 駅前パルコ内の映画館は、レイトにしては入ってる方。年輩のご夫婦や女同士というのが多いかな。若い人は一人派のよう(ということで私も若い方に仲間入り)。予告編が始まるまで、この映画のテーマ曲「死んだ女の子」が流れてた。*予告編は「ゲゲゲの女房」

 ・・・というわけで、構えてたんだけど、すごくよかった(おもしろかったとは表現しにくい)。さすが、しのぶちゃんがベルリン映画祭で最優秀女優賞を取っただけのことはある。なんかねぇ、「シゲ子」の気持ちに同化しながら見てしまった。と同時に、彼女がよく、日本だとすぐに「脱いだ」とかそういうことばかり言われる、と嘆いている(もの申している)気持ちがわかった。まさに、必然、だからこそ、なんだなあと。
 戦争の映画といっても、描かれるのは「銃後」の生活。単語としては知っていたけど、その時代に「日常」を生きた人たちのことを思う。

 それにしても、しのぶちゃんって実際にはとても華奢で綺麗なのに、映画では戦時中の農村の女の顔になってる、というのが凄い。夫役の大西くんがどこまでも今風の顔だったのと好対照←それはそれで不思議な魅力があったけど。

 この映画、来月には下高井戸シネマでも上映される(11月14日には若松監督のトークショーあり)。もう1回見てもいいぞ、とか思っちゃう。さらに、見る前は誰かと一緒に見るなんてとてもダメと思ってたけど、いや夫婦で行ってもいい、と思うくらいでありました。

|

« 急に暇ができた日の落語→映画:落語篇 | トップページ | TBS情熱大陸・栗山民也 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

「夫婦で行ってもいいくらい」と思えるなんて、きびだんごさんはヘタレではありません!
やり過ぎではないかしらと思う表現方法も観客の心を揺さぶるために必要なのかもしれません。
そうは思っても、エロ・グロ・バイオレンスは苦手で、その類のものを見ると消耗してしまう私は真性のヘタレかも。
いい年をして、いい加減免疫力をつけねば!と思っているのですが。

投稿: 尚花 | 2010.10.16 13:32

尚花さま
何しろ皆さんより2ヶ月近くも遅れて見てるわけで、その間にいろいろ覚悟(妄想?)しすぎてたのかもしれません。
私ももちろんエロ・グロ・バイオレンス、特にバイオレンス、極彩色ってのが苦手ですねー。それはもう一生、顔を背けててもいいじゃない、って感じで。
んで、なぜ「キャタピラー」は全く平気なのか。うーん、頭のある部分が、歴史的な事実に向かってるから?

投稿: きびだんご | 2010.10.16 15:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 急に暇ができた日の落語→映画:落語篇 | トップページ | TBS情熱大陸・栗山民也 »