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2010年11月

2010.11.30

映画の中のゆったりした時間

セラフィーヌの庭」 16:05分の回 於・下高井戸シネマ (12月3日まで)

Seraphine

2008年/フランス・ベルギー・ドイツ/126分

 夏に岩波ホールで上映されていて、ちょっと興味はあったんだけどやはり行かずじまい。でも、そんな時は下高井戸シネマがあるのよん。とはいえ、なんだか女性画家の話ということくらいしか知らず、画家と庭なんていうと、ターシャ・テューダーのようなイメージを勝手に持ってたんだけど、そんな予断はアハハのハでした。

 フランスの素朴派(専門教育を受けていない)画家、セラフィーヌ・ルイ。1864-1942。貧しく孤独で、家政婦をしながら「絵」に没頭する彼女の姿が、第一次大戦前、戦後、世界恐慌、1937年ごろ(?)、彼女を見出したドイツ人画商・ウーデとの関わりを通して描かれる。

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2010.11.29

読む黙阿弥

 昨日の電車の友は、めでたく発掘できた「黙阿彌オペラ」(井上ひさし)。重宝しているエコバッグ(観劇時にパンフレットと一緒に購入)とともにセットで持ち歩いた。あ、エコバッグの方はたたんで「いざ」という時用ですけれど。

 お芝居を見たのは7月末で、私の記憶力にとっては大昔、という感じだけども、読んでいると不思議にその時の様子や、声の感じが甦ってくる。やっぱり熊谷真実は迫力だったなぁ・・・。

 私はすっかり忘れてたけど(某超人的シアターゴーアーのブログで認識)、このお芝居で、幕開きシーンから1年後、皆が蕎麦屋で再会するとき、河竹新七は新作「忍ぶの惣太」で大当たりを取ってたのねぇ。すごく流行った結構な台詞「殺すも因果、殺さるるも因果、これ旅の子ども、許してくりやれ、南無阿弥陀仏」のくだり(←噺家・円八が言う)では、菊五郎の声を聞いてしまう。「これ旅の子」と言ってたっけ?

 そのすぐ後に出てくる、お店者(手代)をかたった身投げ小僧の、「てまえはひじきと油揚げの煮たのでおまんまをいただいておりました」というのにも受けちゃう。・・・と思ったら、ラストでは「河内山と直侍」。そう、ここの有名な台詞をおみつが言うのは記憶にあるんだけど。「忍ぶの惣太」は自分の頭に全く入ってなかったからスルーしちゃったのね~。

 またいつか見る機会があるといいなぁ。

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2010.11.28

護国寺にてお茶会

11月28日(日) 第33回 朝日カルチャーセンター茶会 於・護国寺

 別にお茶を習ってるわけでも、習おうとしてるわけでもないのに、友人(こちらもお茶をやってるわけではない)に誘われて。護国寺という場所に惹かれた、というのもあるかも。

 朝日カルチャーセンターで、各流派の茶道(煎茶も含む)、香道を習っている人たちの、発表の場、ということのよう。お茶席が6、香席が2、10時から2時入席まで、どう回っても自由、とのこと(お弁当つき)。とはいえ、順番待ちがかなりなので、そうは回れないみたい・・・となると、一度、お香は体験してみたいし、あとは薄茶を一服、と思っていたら、全くその通りになってしまった。

 でも、月窓軒での香席と、普段は入ることのできない不昧軒での茶席(裏千家)に行けたので、お天気がよかったこともあって満足なり! 折しも紅葉の盛りの境内も美しくて、いや~、ここはほんとに都心ですか?という風情とともに楽しんだのだった。

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2010.11.27

東京バレエ団「M」

 およそバレエには無縁の私だけど、ここにきて宗旨替え? カンフェティのポイントを放出して12月19日(日)の東京バレエ団「M」を買っていた。しかーし、親戚関係の集まりがこの日にしか設定できず、泣く泣く諦めることに・・・。

 もし行きたい方がいらしたら、S席(1階2列だから前すぎると思うけど)1枚を、5000円でお譲りしまーす。15時開演東京文化会館デス。ちなみに「M」とは三島由紀夫のM、らしい。

 で、バレエの話なのに、なんでここで本を紹介↑してるのかというと、これを読んだばっかりに、バレエを見てみようかな、と思ったからなの。

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2010.11.26

朝日新聞夕刊のコラム:「いただく」考

 昨日、菊ちゃんの「スタジオパークからこんにちは」での、丁寧すぎる言葉遣いについて書いたところ、すんごいタイミングで、朝日新聞にそんなコラムが。

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11月26日 「窓 論説委員室から」 書かせていただく というタイトル。

 私は柳田前法務大臣の辞任会見を見損なったんだけど、
 「私の方から身を引かせていただきますということで、辞任を総理にお伝えさせていただきました」「その場で決めさせていただきました」
 と言ったのね~。うへへ。

 政治家の「させていただく」発言は、鳩山兄(総理になる前だったよね・・・?)が使ったときに、かなり批判されてたような気がするけど、あっという間に蔓延した感がある。このコラムでは、同氏が首相を辞めるときの発言が引かれてる。

 あとはタレントの交際宣言の「いいお付き合いをさせていただいております」が俎上に。確かにね~、頼んだわけでもないし、勝手にどうぞ、てなもんで。

 タイトルが示すように、「多くの人が指摘する表現だが、あえて書かせていただいた」と結んであるよ。

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 そういえば、言葉もものすごく流行があるね。いっとき、誰も彼も、語尾を上げて喋ってたし。感動をありがとう、とか、心が折れる、とか・・・あっという間に手あかの付いた表現になってしまう。

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2010.11.25

菊ちゃん@NHKスタジオパーク

放送は昨日だったけど(私はその時間、しのぶちゃんのお芝居を見てたので)、録画を今朝見た。
「坂の上の雲」のPRというのを、とんと忘れてた。玉手御前のことしか頭にないの。

おおっ!だったのは、12歳の頃、当時の新之助と一緒に日本舞踊のお稽古をしてるところ(歯列矯正中)。あと、それに続けての子供歌舞伎の弁天小僧菊之助、稲瀬川の名乗りかな。

はなまるカフェでも、料理をしてる話(写真)はあったけど、実際にギョーザを作るとは。
それよりは歌舞伎の話を聞きたかったな。


考えながら喋ってるのはわかるけど、丁寧語が過剰なのよね。〜させていただくのオンパレード。
粗野なのよりはいい、のかなあ。番組の最後に、「言葉が綺麗」という視聴者の声が紹介されたけど、うーん、むしろ過剰のように思うよ。それが菊ちゃん、なのか。

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2010.11.24

音羽屋再見をハシゴする

11月24日(水)

やけたトタン屋根の上の猫」→「顔見世大歌舞伎夜の部

しのぶちゃんのお芝居は初日(9日)に、歌舞伎は2日に一度見ていたのを、いずれも再見。
けっこう忘れてるものだわねー。

新国立劇場は、自分で取った席で(電話で)、前後左右の中央あたり。前回ちょうど見えなかった鏡も見えたし、バルコニーから部屋を窺う人の様子も、見やすかった。2回見るならこういう感じでいいかな、と思う。
初日の緊張感からは解放されて、わりと安心して見ることができた。正直、台詞が少し不安なところもあったしねー。
初日はハプニング=松葉杖が客席へ飛んだ、もあっただけに、ついつい松葉杖の行方を気にしちゃった。
しかーし、たぶん何回見ても、グッとくるところは同じだろうな…。有起哉くーん!

歌舞伎は3階1列43から。岡山行きがなければ、ハシゴせずに月曜あたりに見たかったのだけれど、とりあえずチケットを確保しておいてよかった。
オペラグラスを忘れて、あらら〜だったけど、まあ、なければないなりに、全体が見えるからね。
踊りや立ち回りは上から見るよさがあるし。

「逆櫓」で、最後に畠山が花道から出てくるとき
音羽屋!
と声がかかって、??
でもすぐに、富十郎さんが休演なのね、と。(彦三郎さんの代演)お知らせは出てたんだろうけど、見てなかった。

久しぶりに筋書を購入。ほうおうの100円引き券を使ったのはさらに久しぶり。いつも忘れるのよ。

以上、とりあえず今日のメモ、でした。

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2010.11.22

鬼太郎の記念入場券

鬼太郎の記念入場券

 タイトルは「鬼太郎」の入場券としたけれど、画像にあるように「水木しげる氏 文化功労者顕彰 記念入場券」とやら。で、入場券の絵柄は鬼太郎ファミリーと、河童の三平と、後はなんだっけな。

 9月に同じ京王電鉄から発売されたのは記念切符(1000円)だったけど、これは調布駅の入場券、大人2枚+小児1枚で300円なり。発売は昨日、11月21日でした。入場券と表紙の日付が11月22日になっているのは、「いい夫婦」の日だから? 調布駅でのみ発売、3000セットは1日で完売だそう。

 私は発売情報も知らず、そもそも発売当日は岡山にいたのだけれど、なぜか今回は息子が出かけるついでに買ってきてくれてました。

 映画も公開されてますねー。

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2010.11.21

この木なんの木2…花も実もある(答えを追記)

この木なんの木2…花も実もある
実もなってます。
が、花も実もあんまり用はないかな。

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この木なんの木?

この木なんの木?
花を見るのは(私は)珍しいので。
庭よりは畑がふさわしいかなー。

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2010.11.20

二代目のじゃあねぇ…

二代目のじゃあねぇ…
子供の頃から見慣れた、ずーっと掛けられたままの額。
「おやじさんの字なら値打ちがあるけど」という大人たちの言葉を自然に聞いてた。そう、犬養健って「指揮権発動」でのみ、有名。
その父・犬養毅は首相になった人だけれど(岡山出身なのです)。

でも昔の政治家は、こういう字を書くのも、素養のうち、だったんでしょうね。

ちなみに、ワケわからずこれを見てたとき、字の形がけっこう好きだったの。
やるか、パーンチの壽と齋に之が挟み打ちされてて、右からの加勢を長がまあまあと押し止めてる、みたいなんだもん。…て、何も読めなくてもそんなんで楽しんでた。

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2010.11.18

青空に南天

青空に南天
あまりにストレートなタイトルですな。
昨日、仕上げた仕事を宅急便で送ってから、岡山へ。朝3時過ぎまで起きてたので、新幹線で爆睡&実家でもよく眠れましたワ。
しばしの隠遁生活でございます。

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2010.11.14

再び、河内山&直侍を楽しむ

11月14日(日)

 仕事の予定がズレちゃって、目下タイヘン・・・なのに、昨日今日と出歩いてるんで、簡単に。当初、昼の部は3階Aしか買ってなかったけど、すごく楽しかったこともあって、友人をさそってもう一度、今度は1階から。音羽屋席は7列25。あ、今日は1列25、26は埋まってましたです だけど、7列8列あたりのど真ん中がポコッと3つくらい空いてたりして、むむむ、なのではある。

 さて、今日は最初から気分上々。やっぱり幸四郎・河内山はすごく好きだなぁ。世話もので何とは言わないが、全然好きじゃない役もあって、どうなのかなと思っていたのがウソのよう。また、通しで見ることで、ふだんの「名うてのワル」としての河内山と、上野の使僧に化けている時(=幸四郎演じる河内山が、使僧を演じている時)の違いが明らかになって、より楽しかった気がする。

 そして、ほんと菊五郎の直侍には毎度惚れ惚れ。どこが、とか、何が、とかは言い難いけど、しいて言えば、作り上げる世界そのものにうっとりしてしまう。今までそこまでは思わなかったんだけどな。そして、ここで歌われる清元もしみじみ味わえて、満足なり。

 うっかりするとまた行きたくなるくらいだけど、残念ながら、最早行ける日はありませんワ。これからいらっしゃる方は存分に楽しんでね。

 終演後は友人たちと、三越新館のレストラン街にある蕎麦屋へ(窓際の席で、ちょうど向かいの美白・その子さんの巨大看板と、ごたいめ~ん)。初めから終わりまで、上機嫌な一日でした

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2010.11.13

気持ちよく聞ける落語!

11月13日(土) 「日経ホール落語 桂雀三郎 柳亭市馬 二人会」 於・日経ホール 14:00~

桂雀太・道具屋、市馬・高砂や、雀三郎・三十石 夢の通い路--仲入り--市馬・掛取美智也、雀三郎・G&G

 最近、上方落語を東京で聞く機会も増えた。そして、日経ホールでの落語会も目にするようになった。私には「初」の雀三郎さん、そして日経ホールである。なにしろ、東京でまっとうな(笑)会社に勤めたことがないんで、丸の内だの大手町だのにはとんと無縁。今日も、地図を睨んで、とりあえず産経新聞社&読売新聞社を目印に、丸ノ内線を大手町駅で下車。意外に、わかりやすかった。

 今日の組み合わせはズバリ「東西の歌う落語家の競演」。といっても、私自身は「ヨーデル食べ放題」という雀三郎さんのヒット曲も全く知らないし、正直なところ、おそるおそる、という部分もあったかなー。ホラ、なにぶんスッキリあと味系が好きなもんで、上方の知らない人にはちょっと構えたりする。

 雀三郎さんの声は、市馬師匠とはまたタイプが全然ちがって、なんていうのかな、繊細な優しさを感じさせる(←歌の場合)。噺も「三十石」をたっぷり聞かせてくれて、川船の風景が目に浮かぶよう。また、もちろんハメモノ入りだけど(三味線=かつら枝代って、枝雀師匠の奥さまだそう)、下座で船頭が歌う歌の合いの手?声が入るなんて初めて。いや~、いい噺が聞けた。

 歌う噺家の二人だけあって、前半は噺の中で喉を披露し、後半はむしろ「歌う噺」、ですかねー。新作落語「G&G」も、ロックな爺様バンドなんだけど・・・歌いたいだけだったりして(笑)。

 たっぷり聞いたけど気分はスッキリ。やっぱりこういう落語がいいんだなー。というわけで、今後、雀三郎さんもチェックチェック。

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2010.11.12

仕事疲れは博物館で癒やしましょう

東大寺大仏 天平の至宝」展 於・東京国立博物館 平成館 12月12日まで

 正倉院宝物の展示期間は、11月2日~11月21日。どうせならそれを見たい!と思うと、もはや今日くらいしか行ける時がない。15日は月曜だけど開館してたっけ、どうしようかな、と思いつつも、先延ばしするより行っちゃえ~。・・・というわけで、仕事帰りに行ってきた。上野駅着が6時半くらいだったから、まぁこれだけを見るのなら大丈夫でしょう。

 しか~し、八角燈籠をよくここへ運んで来たもんだ、と思う。私なんか現地に行ったら、ろくろく見ないんじゃないかなあ。二月堂本尊光背なんかもね。
 伎楽面の数々も実際に目の前にすると、表情豊かで迫力だし、前にも触れた重源上人坐像や、良弁僧正坐像など、ゆっくり見た。あと仏像はついつい手を見ちゃって、手フェチがすすんでるのかもしれん(笑)。

 この展覧会が「光明皇后1250年御遠忌記念」というだけあって、やっぱり見ているうちに自然に光明皇后を想像したりするんだなー。薬である「桂心」「人参」やそれを入れる袋(いずれも正倉院宝物)を、実際に目にするから、なんだろうね。

 じっくりは見られなかったけど、あせったわけでもなく、「蛍の光」を聞きつつ出口へ。会社でみーっちり働いて、相当疲れてたはずなのに、むしろ入ったときよりも元気になって帰った、という気がする。こういう金曜日もいいんじゃない?

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2010.11.11

うららかな昼、外堀通りのギャラリーへ

山口晃展 いのち丸」 於・ミヅマアートギャラリー 11月27日まで

 ミヅマアートギャラリーの本体が市ヶ谷に移転してからは初めて(中目黒のギャラリーも継続)。地図で場所をカクニンすると、ちょうど市ヶ谷と飯田橋の間、外堀通り沿いにあるらしい。ここに移って嬉しいのは、午後からの仕事の前に行けることで、すこしばかり家を早めに出て、市ヶ谷まで。お堀の釣り堀や街路樹を見ながら歩くのには、ちょうどいい小春日和で、仕事になんか行きたくないよー。

 さて、ミヅマでの山口晃展は4年ぶりだそうで、そんなになるのかと驚いてしまう。ミヅマのホームページでの案内を読むと、全体にストーリーというか「意図」はあるんだと思うけど、そういう「つながり」は私にはとらえられなかった。単に一つ一つ見ちゃう。そして、これは何ですか??な数々。

 入ってすぐの大きな画が、ちょっと(かなり)グロテスクで、意表を突かれた。白描画でよかった。あと、なぜか歌舞伎素材の画が、縦に3点並んでいて(暫、道成寺、勧進帳。リアルに写したものじゃないよ)、へぇぇ、という感も。

 ということで、散歩のついでにちょうどいいかな。

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2010.11.10

2日続けて・・・降り注ぐ台詞と、脱ぐ男

11月10日(水) 「タンゴ」 13:00~ 於・シアターコクーン

作/スワボミール・ムロジェック 翻訳/米川和夫・工藤幸雄 演出/長塚圭 、出演/森山未來(アルトゥル)、奥村佳恵(アラ)、吉田剛太郎(ストミール)、秋山菜津子(エレオノーラ)、片桐はいり(エウゲーニャ)、辻萬長(エウゲーニュシュ)、橋本さとし(エーデック)

 文化村のオンラインチケット(無料会員)で、初めて取ったチケット。文化村チケットセンターで発券すれば発券料も不要なので、購入は8月なのに今日まで発券してなかった。
 ところで「チケットぴあ」のシステムが変わって、電話予約→ぴあ店舗発券でも、手数料+発券料がかかるようになるらしい。そんなことではますます「ぴあ」から客が離れるんじゃないかなぁ。芝居のチケット料金に比べれば、発券料なんて全然大したことない、と思ったら大間違いだと思うよ。

 それはさておき。昨日、「やけたトタン屋根の上の猫」で、台詞を雨あられと浴びたのに、またしても、すんごい量の台詞が降ってきた。今日は森山未來くんの。そして、昨日は有起哉くんが、今日は剛太郎さんが脱いでましたです。今日の方が、近くで見てた人は困ったかも・・・。(ネタばれあり)

 あ、本日の公演パンフ1000円。昨日のは800円。最近にしてはどちらも安い気がするけど、新感線やナイロンが高いってだけかな。

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2010.11.09

台詞を浴びるごとくに受け止める

11月9日(火) 「やけたトタン屋根の上の猫」 18:30~ 於・新国立劇場小劇場

作/テネシー・ウィリアムズ 翻訳/常田景子 演出/松本祐子 出演/寺島しのぶ(マーガレット)、北村有起哉(ブリック)、広岡由里子(メイ)、銀粉蝶(ビッグ・ママ)、木場勝己(ビッグ・ダディ)、三上市朗(クーパー)ほか

 本日初日。いや~、待ってましたよ!! もともと有起哉くんとしのぶちゃんのブログは見ていたし(俳優さんのブログでブックマークしてるのはこの2人だけ)、その2人が共演だなんて、うれしすぎるー。でも、特に初日を選んだ、というよりは、前半日程でOKなのが、ほかになかったから。

 ブログでは、どうやら台詞が大変そう、という気配はあったんだけど、いっやぁ、聞きしにまさるというか、膨大な量の台詞ですワ。しかも、1幕は、ほぼ寺島-北村の2人のみで、かなり一方的にしのぶちゃんが喋ってるのよ。

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録画予約しなくっちゃ

《菊ちゃん、ご出演》 音羽屋公式サイトより

 尾上菊之助が下記の番組に出演致します。

 ・11月10日(水)「はなまるマーケット」

  TBSテレビ系列 午前8時~9時55分

 ・11月24日(水)「スタジオパークからこんにちわ」

  NHK総合テレビ 午後1時5分~1時55分

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 ↑えーっと、番組名は「スタジオパークからこんにちは」ね。

 あと29日(月)のラジオもあるんだけど、我が家は辺境の地らしくてAMラジオの電波がちゃんと入らないので割愛 いまスタパのスケジュールをのぞいたら、12日には長谷川博己くん出演だって。ドラマは全く見てなーい。

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2010.11.08

「小国ながらニッポンは・・・」by和藤内・母 渚

11月8日(月) 「国立劇場 11月歌舞伎公演」 12:00~

通し狂言 国性爺合戦」序幕/大明御殿の場、肥前国平戸の浦の場 二幕目/千里ケ竹の場 三幕目/獅子ケ城楼門の場 四幕目/獅子ケ城甘輝館の場、同 紅流しの場、同 元の甘輝館の場
藤十郎(錦祥女)、梅玉(甘輝)、東蔵(和藤内母渚)、左團次(老一官)、團十郎(和藤内)ほか

 国立劇場で通し狂言がかかるときは、できるだけ見に行きたいと思ってる。やっぱり一度通しで見ておくと、違うんだもの。それに安いしゆったり見られる。今日も3階の1列目から(2等席)。ちょうど、3つだけ椅子のあるブロックの右端。最初はこのスペースを独占かと期待したんだけど、お隣さん2人が、やや遅れて登場。ざんねん。

 幕が開くと、おお、そこは大明国! 御殿の装飾や衣裳の色合いが華やかですこと。で、雲の模様がパッと目に入るんだけど、出雲大社の本殿天井の雲の画を思い出しちゃった。デザインとかは違うけど、派手な彩色なんだもん。・・・と、これはまあ余計とはいえ、古代からの長きにわたる日本と中国の関わりについて、チョコチョコ考えたりしつつ見ていた。だってぇ、そんな話なんだもん。そんな時期なんだもん。後々、寅年に国性爺を通しで見た、と思い出すのか、それとも尖閣諸島問題が様々あった年、と思い出すのか?(あるいは、通しで見たことがあったっけ、と涼しい顔してるかも

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2010.11.07

しのぶちゃん、来年の舞台

 なにげにシスカンパニーのホームページを見たら(ま、「大人は、かく戦えり」の情報を知りたかったわけですが)、「速報!『トップ・ガールズ』上演決定!」とあって、出演者の最初に寺島しのぶの名前が。共演は小泉今日子、渡辺えり、麻実れい、エトセトラ。2011年4月、シアターコクーンだそうです。→ここ

 シスカンパニーの公演は、チケット取りが面倒だったりするんで(コクーン公演でもweb松竹では売らないかも)、あんまり好きじゃないんだけどな。そういえば、堤真一&草なぎクンの「K2」も、パブリックシアターの先行抽選で外れて、ほかの手も尽くさずあっさり諦めたんでした。

 しのぶちゃん「やけたトタン屋根の上の猫」まもなく初日です。

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重源さまに会って来よう

Chougen ←「UP」11月号、佐藤康宏「日本美術史不案内」より。重源像(東大寺俊乗堂)

 重源像、いま「東大寺大仏」展@東京国立博物館で見られるの。
 そもそも、重源の名前を最近どこで聞いたかといえば・・・先月の国立能楽堂「安宅」上演のさい、解説をされた葛西聖司アナウンサーのお話。「東大寺再建に際して、ご老体でありながらも勧進に励まれた。いま上野で重源像が見られますからね~、皆さん是非!」と。

 佐藤氏の連載は見開き2ページで、左ページにはこの像のお顔のアップ。キャプションには「1・2年生相手の授業でこの画像を見せたら、自分のおじいさんに似ているという感想を持つ学生が何人もいた」とある。別に「平均的老人」の顔、ということではなくて、「人は関心の薄い対象をおおざっぱにながめ、細かな差異には注意を払わない傾向がある」んですと。いやいや、私の場合、関心はすごくあってもどういうわけか「差異」が把握できないんですよぉ。それが目甲斐性がない、ってこと?

 ちなみに佐藤氏の本文は、重源には全く関係なし。大昔の私のように、高校時代に必修の社会科の科目(←倫社とか政経です。この呼称はいつまであったのか)を学ばなくても履修したことになってる、というようなネタについて。*この話は以前にもしたことがある。
 うちの息子の頃は高校で日本史は必修じゃなかったから、そういう年代で、日本史を学んでなくても大学で日本美術史を専攻する、ってのもありうるわけね。

 そういえば、検定教科書を全く使わない中学校で学んだ息子は(社会科の授業は、世界史ですべてカバー)、高校で日本史を選択していないので、全く知識がないんである。彼の知識は小学校時代に揃えた「まんが 日本の歴史」が全てらしい。うーん、それって単に「偏差値測定不能」の中学校のせい・・・だったりして。いや、親子ともに好きな学校ですわよっ。念のため。

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2010.11.06

感動しちゃったぜぃ、直侍

11月6日(土) 「吉例 顔見世大歌舞伎 昼の部」 11:00~ 於・新橋演舞場

通し狂言 天衣紛上野初花 河内山と直侍」 序幕/湯島天神境内の場、上州屋見世先の場 二幕目/大口楼廻し部屋の場、同 三千歳部屋の場、吉原田圃根岸美智の場 三幕目/松江邸広間の場、同 書院の場、同 玄関先の場 四幕目/入谷村蕎麦屋の場、大口屋寮の場 浄瑠璃「忍逢春雪解」清元連中 大詰/池の端河内山妾宅の場
幸四郎(河内山)、時蔵(三千歳)、段四郎(金子市之丞)、團蔵(暗闇の丑松)、秀太郎(後家おまき)、田之助(按摩丈賀)、菊五郎(片岡直次郎)ほか

 河内山と直侍は別々に見ることが多いけど、今回は通し! いやぁ、面白かったなぁ。月1ペースで集合している友人達との予定がなかなか立てられなかったから、とりあえず今日は一人で3階から。でも、いろいろ感想をお寄せくださる皆さまの「昼の部、よかった!」の声にも自信を得て、後日みんなで見ることに決めたのでした。

 今日はどういう気の迷いか(笑)、3階と言っても3階Bではなくて、センター。2列しかない部分の2列目。いや、1列目よりも気楽でいいかも。後ろにもたれたり、ちょっと身を乗り出したり、好きにしてましたワ(ただし、もたれてると、昼食後にとなりがち)。

 あ、上から1階の1列を見たら、なんと今日も25、26は最後まで空席だったもよう。なんか不気味だったりして・・・。(小説の読み過ぎ?)

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2010.11.04

「菊」という字を練習中

  心あてに 折らばやをらむ 初霜の
    おきまどはせる  白菊の花   
凡河内躬恒

 今週、お習字の手本を書いてもらったのはこの歌。

 百人一首の中に、秋の歌はたくさんあって、ほんとに迷ったんだけれども、「菊」の字が書きたいばかりにこれにしてみました。むふふ。先生はまさかそんなこととは、夢にも思ってないだろうな。

 とは言いながら・・・なかなか難しいのよね~、菊って字。そして、タイトルには偽りがあって、「練習中」ではなくて「練習しなきゃな」という状態なの。

 音羽屋の新年会が1月9日だそうでして。もうそんな予定が入ってくる時期なのねぇ。あれれ、お習字の新年会は1月末の日曜だったかな。こちらは、欠席しづらいのが問題。着る物とかに気を遣いそうだし

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最終日の「仙厓展」

Idemitsu  「仙厓 禅とユーモア」展 於・出光美術館 11月3日まで

 何枚か持っている招待券のうちの1枚。行き損ねているうちに最終日となってしまった。「行きたかったんですっ」と自分で貰った手前、やはり行かねば、ちょうど天気もいいしと出かけた(ほんとは台風の土曜日に行くつもりでいて挫けた)。

 さすがに混んでました。そりゃ上野あたりの混みように比べれば可愛いけれど、ほとんどが「画賛」で、見る人は仙厓の字を読み解説文を読むから、なかなか列が進まないのよ。

 私も、すべてをちゃんと見たわけではないが、あらま、と目にとまったものはじっくり。有名なのは「□△○」? これ、実物を見たら(それほど大きくない)、いきなり落語「蒟蒻問答」を思い浮かべて笑ってしまった。あと布袋様いろいろとか。

 「龍虎画賛」は右幅に雲龍、左幅に猫のような虎が描かれていて、その虎には「猫乎 虎乎 将和唐内乎」の賛。「国性爺合戦」にちなんでいるんだけど、「わからない」と読める、とかなんとか解説にあって面白くて絵はがきを買っちゃった。今月の国立劇場の演目でもあるしね。

 一通り見終わってから、休憩コーナーで窓の外(9階ですから)を眺める。こういう小さめの美術館はわりと好きなのだ。

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2010.11.03

顔見世・夜の部は、ほぼかぶりつき

11月2日(火) 「吉例顔見世大歌舞伎 夜の部」 16:30~

「ひらかな盛衰記 逆櫓」幸四郎(松右衛門実ハ樋口次郎兼光)、魁春(お筆)、高麗蔵(およし)、段四郎(権四郎)、富十郎(畠山重忠)ほか 「梅の栄」芝翫、宜生、右近ほか 「傾城花子 忍ぶの惣太 都鳥廓白浪」菊五郎(忍ぶの惣太/木の葉の峰蔵)、菊之助(傾城花子実は天狗小僧実は吉田松若丸)、團蔵(葛飾十右衛門)、時蔵(お梶)、歌六(宵寝の丑市)ほか

 やれやれ、やっと音羽屋が東京に。待ってたんだもーん、というわけで、2日めに行くのだ 音羽屋席は2列22だったんだけど、1列21~23が空席だったもんで、視界を遮るものはまるでナシ。「逆櫓」では迫力の幸四郎樋口がどどーん、でした。いや、幕が開いて・・・まずは金太郎ちゃんが真ん前でしたワ。前の方にわりと空席があったのは、初日と祝日に挟まれた2日目の不運(←営業的には)かしら。申し訳ないけど私にはありがたかった、ということで。

 おっとその前に・・・。お隣さんは綺麗なお着物の女性とお連れ様で、よその人を見るとやはり歌舞伎に着物(しかも、はんなり系)はいいわねー! と思っちゃう。なんとなく気分が盛り上がるじゃない? 自分も着たらどうだ、と思うけど、それはなかなか。

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2010.11.02

東京かわら版

Kawaraban_2

  演舞場に行く前に、銀座コア内のブックファーストで「東京かわら版」最新号を購入。以前は定期購読をしてたけど、今は機会があれば買う、という感じ。地元書店(パルコ内)では、昔は置いてたのに今はないので、実はなかなか買えないのです・・・。

 最終ページに、読売新聞の長井好弘氏が連載してるんだけど、欄外に「オフィスが新橋演舞場の脇に仮移転。團十郎に『どんつく』の太神楽を教えに行く『寄席の吉右衛門』や、立川でないサダンジに遭遇しました」とある。

 そうそう、今日も読売新聞の前を通りましたワ。あ、ちなみに上の文章中、寄席の吉右衛門とは翁家和楽じゃなくて鏡味仙三郎(和楽さんはこの「かわら版」に連載中の方)。なんたる間違い(汗)。噺家のサダンジとは立川左談次ね(って、たぶん噺を聞いたことはない・・・かなあ)。

 演舞場の夜の部の前に、国立演芸場上席=真打襲名披露に行くことにしてた。チケットセンターをたわむれに覗いたら、6列の通路際なんてのがあったから(2日のみ、市馬師匠が出演なのさ)。4時に終演すれば演舞場には行けるでしょう(タクシー覚悟)。・・・が、しかし。どうやら終演予定は4時15分。ふだんの寄席なら、別にトリの前に帰っても自由だと思うけど、さすがに新真打を聞かずに出るなんてことはできないから、いっしゅん迷った後、演芸場チケを手放すことにした。演舞場が3階Bだったら、逆櫓をパスしたかもしれないなぁ。
 でも、結果的には、私は「逆櫓」を充分堪能したし、代わりに演芸場へ行った人(友人の親)もたいそう喜んでくれたので、ヨシとしようか。今後はそう軽々しくチケットを買わないように、と。それと機会があったら、やはり真打披露も見てみたいなぁ。

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2010.11.01

奥山に もみぢふみわけ なく鹿の

11月1日(月) 今日は仮名書道のお稽古日なり

 習い始めて、あっという間に1年以上が過ぎてしまった。毎回、お稽古日の前日(夜中)に泥縄で書いてるんだから、いい加減にせぇ、と自分でも思う。これで上達しようというのは、あつかましい。でも、長年、提出物は直前にやっつける!で生きてきてるから、どうしても改心できないの。

 今は、毎回、俳句と百人一首を一つずつ書いて添削してもらってる。おかげで久しぶりに百人一首の本を開きピッタリくる歌を探したり、俳句で季節を感じたり。歌舞伎や能狂言など古典芸能のみならず、茶道や華道もしかりだけど、ほんとに日本の四季はありがたいなぁ。

 んで、今書いてるのは、タイトルにした猿丸大夫の歌。

 おく山に もみちふみわけなく
     鹿の
 聲きく時そ
     秋は
      かなしき

 って感じかなぁ。うーん、全然書けなくて、かなしいよ。

 文字の配分(漢字・カナ)、大きさ、墨色の変化、などなど、当たり前だけど仮名文字が書ければいい、というのでは全くなくて。最後は美的センスが要求されるんじゃないかなぁ。これはいかんともしがたい・・・。いやいや、美しいものたちに触れる日々が大事だから、美術館や劇場に行けばいいんだ。あははー。

 さーて、今日は何をお手本に書いてもらおうかな。「月みれば ちぢに物こそかなしけれ・・・」もいいんだけど、初っぱなの「月」が書きにくいんだ

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