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2010.12.18

井心亭にて真打昇進襲名披露

12月15日(水) 「数えて百八十七夜 寄席 井心亭 師走」 19:00~ 於・みたか井心亭

喬太郎・初天神、文左衛門・化け物使い、真打昇進披露口上、小せん・盃の殿様--仲入り--喬太郎・文七(大晦日)、質問コーナー

 たぶん定員100ほどしかない和室での落語会。毎回(花緑、志らく、たい平、喬太郎が持ち回りなので4ヶ月に1回ずつ担当)、あっという間に、それこそ1分もしないで売り切れちゃう。それが、なぜかチケットが回ってきたのよー。ちなみに4月分の発売日である14日には、10時にPCに張り付いてたけど、玉砕。

 夏に行った人は暑くて死にそうだったとのこと。その時よりは、客の人数も(たぶん忘年会とか寒さとかで)少なかったと思うし、寒い時期の方がオススメかも。

 私は日生劇場からいったん自宅に戻りバスで会場へ。不便な場所だけど、他の人に比べれば「近くてすみません」というくらいでしょう。

 さて、まずは喬太郎さんから。本日の全体の流れも紹介したと思う。「初天神」をさらっとやって、交代。

 しかーし、私には久しぶりの文左衛門さんだけど(もっか落語よりも、音楽=3K辰文舎という会でギター担当だったかな)、いやはや長かったです。後のことを考えると、もうちょっとお手柔らかに願いたかったな。次の口上も含めて、文ちゃんキャラ全開でした。

 わか馬、改メ小せん。大きな名前を継いだのだけど、昔の有名な「めくらの小せん」をもじって「ネクラの小せん」というキャッチフレーズみたい。風貌的には、扇辰さん(って、単にヘアスタイルあたりの連想)を思い出させる。だから噺家っぽさは充分。

 喬太郎さんの2席目が始まったときには、9時はとうに過ぎていたっけ。はぁぁ、疲れ気味、と思いながら・・・(そらまあ、歌舞伎で泣いた後だしね)。でも、初めて聞いた大晦日の文七の噺にはもう引き込まれて、疲れなんてどこへやら。さすがに喬太郎!!
 もともとの「文七元結」でも、文七は頼りない甘ちゃんではある。喬太郎さんはそこを徹底的に描く。その分、長兵衛はバクチ好きでもなんでもなくて(改心して)一生懸命働いて作った50両を、手にしていて、それを与えるわけ。だから、文七への言葉が、すごく説得力があるのよ。そんな甘ちゃん・文七だから、翌日のハッピーエンドでも、お久と将来、結ばれるわけではなくて(元結屋も開かない)・・・「紺屋高尾」につながる、なんて言ってたねー。ちょっと無理があるかも、だけど(だって長兵衛は、この噺の中でも左官じゃなかったかなぁ)。 

 それはともかく、毎度毎度、喬太郎さんにしてやられてる、という感じ。ほんと、今の人気はわかるよ。

 質問コーナーも丁寧だったから、終演は10時ごろ。三鷹駅まで15分くらい歩いて・・・もはや終バスは出た後で、タクシー!! 自宅近くで、その終バスを追い抜いたのはご愛嬌。遠くから聞きに来てる人は、無理しないで、近隣住民にチケットをお譲りください(笑)。

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