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2010.12.11

浅草で落語を聞くのは格別だね

12月9日(木) 「桂雀松・柳亭市馬 東西二人会」 19:00~ 於・浅草見番

(開口一番・市也)、市馬首提灯雀松片棒--仲入り--市馬のめる雀松尻餅(餅つき)

 これはある意味、夢の競演、でして・・・3月の大阪を見られなかった私は、万難を排して浅草まで!! だって木曜はすごく行きにくいんだよ~、浅草も遠いし。でも、そんなことは言ってらんない。

 しかーし、見番って、やっぱり遠い!! 地図では確認していて、雷5656会館が目印だったんだけど、何しろ暗くてよくわからないし、また遭難したかと不安になってしまった(正直、なんでこんな不便な所でやるの?と、ちょっと腹が立ってきたころにとうちゃく)。立派なたたずまいの料亭がいくつもあるあたり。靴を脱いで2階へ。

 廊下のテーブルが受付で、襖を開けて中に入ると・・・もう市也くんの「牛ほめ」もほとんど終わるところくらい。大広間の後ろの方に、座布団を敷いて座る。かなり横に広い座敷なので、後ろの方といってもそんなに遠くないし、ゆったり気分で。

 さて、まずは市馬師匠・・・なんだけど、会場の声の通り方に問題があったのか、それともお疲れ気味なのか、私にとってはいつもの声の響きが、2~3割減というところかな。でも、不思議なことに、それだと声が勝手に耳に入ってくるというより、自分で聞きに行く感じで、集中していたかもしれない。

 演目でもわかるように、2席ともわりと地味な噺で、雀松さんを立ててるよね。遠来の客だし。でもでも、久しぶりの「首提灯」を堪能。やっぱり剣道で小さんに弟子入りしただけあって、馬鹿にされた田舎侍がシュパッと刀を抜く一瞬の形が綺麗。それと、首が切れてるから、だんだんずれていくところとか、挙げ句、落ちそうになる時とか、「目にも残る」噺だなぁ。「のめる」はさらに他愛ないんだけど、こういう噺の世界を展開していく、いい年頃なってきたのかもねー(そう、12月6日がお誕生日でありました)。

 雀松さんの2席は、どちらも市馬師匠の得意ネタでもある。馴染みのある噺だけど、大阪の人で聞くのは初めて、という楽しさがある。「片棒」は伊勢屋の主人が3兄弟を並べて、どんな葬式をやってくれるのか、と聞くところからして、へぇっ、なのだった。お葬式に、お寺さんだけじゃなくて、神社(住吉大社と天満天神だっけ)から、キリスト教会、天理教、PLまでみんな呼んじゃう、とか、打ち上げ花火で棺桶を上げちゃう、とか。テンポよくて笑ったなー。

 「尻餅」は年末の季節ネタ&艶笑もの、というところかな。餅を搗く(賃搗き屋?の)ふりをする長屋の亭主が、すっごくチョコマカ働くんだわー。餅つきのリズムも軽めで楽しい。

 ブーブー言いながら浅草見番まで来たけど、椅子に座って聞くのとはまた違う、いい感じで落語を楽しめた。また、わざわざここまで出かけて来るくらいだから、やっぱり落語好きの皆さん方だなぁと、ゆったり気分で聞けたことにも感謝ですワ。

 終演後は、大阪から遠征してきたお二人と、しばし歓談したのでした(もちろんビールつき)。

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コメント

翌日(のお米とお豆腐で)、雀松さんも浅草の見番に行ったのは初めてだし、そういうもんがあるのも知らなかったとおっしゃってましたっけ。まわりに料亭がいっぱい、とか。暗くて静かで、だんだん不安になった頃にたどり着いたそう。こんな(静かな)とこで落語会するのか?!と思ったなどなど。見る方にもする方にも、慣れない場所だったんですねー
でも、別の方面からも浅草の見番の話を聞いたばかりで、最近は貸し会場として宣伝してるんだそうですね。私にもいつか行く機会があるといいなぁ。

投稿: 猫並 | 2010.12.11 21:32

猫並さま
私の記憶の中では、雷5656会館はもう少し駅に近いと思ってたんですけどね・・・言問通りまでが遠かった(大通り沿いに行かないと、遭難間違いなしなので)。でも、大阪からの人たちが皆、ちゃんとたどり着いてるんだもんねぇ。うーん。
見番、貸し会場として宣伝ですか!! 周囲の雰囲気もなかなかだし、いいかも。
でも、それにはまず障子を綺麗に貼った方がいいと思う(雀松さんもマクラで触れてたけど、障子に穴がいくつか)。ちょうど年末だから、ここで綺麗になるかな。
来年は、ぜひ「お米とお豆腐」、ご一緒させてください。新しい手帳に12月2日、マーク完了。

投稿: きびだんご | 2010.12.11 22:46

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