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2010.12.15

12月14日は何の日だ?

12月14日(火) 「〈らくご@座・紀伊國屋 ~2010冬うふふ公演~〉 市馬・喬太郎 忠臣蔵でござる」 19:00~ 於・紀伊國屋ホール

Chushingura (あいさつ) 市馬七段目喬太郎・カマ手本忠臣蔵--仲入り--コント(?)、二楽(紙切り・仲村仲蔵、淀五郎)、市馬・俵星玄蕃

 13日、14日の連続公演。私はとりあえず両日押さえていたけど、やっぱり14日に行かなくっちゃねー、というわけで、13日の分は知人に譲ったのだった。スケジュール的には(ほんとは)13日がよかった・・・。
なので、疲れていたこともあり(時間もあまりなくて)会社の近くからタクシーで紀伊國屋へ。運転手さんと漫才のような掛け合いをしながら(だって「紀伊國屋って本屋だと思ってました」と言うんだもん。そりゃ本屋でしょう!! よく聞いたら青山などの紀ノ国屋と一緒になってたというか、同じ会社だと思ってたみたいで)。

 会場ではまたも、主催者が来年の某公演の先行発売をやってた。またも、というのは、この忠臣蔵もそうやって(圓生トリビュートの会で)買ったから。んで、今日も、うかうかと予約を入れちゃうんだよな。

 まずは着物を着た二人が挨拶というか掛け合いで喋って(この時、ネタも発表。プログラム等はなかった)、はじまり~。市也くんが高座返しだけに出てきた。あとは太鼓なんかを叩いてたのかなあ。

 何度も聞いてる七段目だけど、今日はまたとても面白く聞けた。会場の雰囲気なんかもあると思うと・・・やっぱりナマモノ、なのだわね。もちろん、襲名披露口上(團十郎、噺家)のものまねも。若旦那と丁稚の定吉で、平右衛門・お軽をやるところは、いつもながらあまりに流暢で、かえって笑いと無縁だったりするのよね。全くこのシーンを知らない場合は、どんな風に聞くのかなぁ。
 今日は隣に座ってた友人が、まさに南座帰りだったので、仁左・玉を思い浮かべてる?なんて思いつつ。

 喬太郎さんは、珍しく袴姿。お侍ものだからかなぁ・・・と思ったら、大きな間違い! 最後に高座を降りる時には、袴は着けてませんでした!!(しかーし、すんごく派手な帯だった)
 何しろ「カマ手本」ですからねぇ。新宿2丁目も近いし、なんてことを言いながら。前にも聞いたことはあるけど、設定くらいしか記憶になかったりして。でも、随所に新しいクスグリを入れるのはさすがに喬太郎さん。AKB48=あさの・きら・battle・48(四十七士+殿様)とかね。
 今回は聞きながら、とっても「つかこうへい」をイメージしてたな。「愛のために」といった言葉のせいかなぁ。それとも破天荒の設定ゆえにかなぁ。

 仲入り後は、チラシの扮装をした二人のコント(もどき)。喬太郎さんが吉良なのよー。でも、切れないから助っ人で二楽さんも参加。その後、本職の紙切りで・・・中村仲蔵は、五段目・山崎街道のシーンだったけど、続けてのお題が「淀五郎」とはね。結局、できあがったのは落語の「淀五郎」を演じる市馬師匠!

 この企画とチラシを見たときから「俵星」を歌うよね、と。凝ったライティングや紙吹雪(雪)、ミラーボールの中で、気持ちよく歌ってました!! あ、このとき司会(俵星のあらすじ紹介)と、途中に登場する蕎麦屋の杉野某として喬太郎さんも登場したのでした。

 終演後は、偶然「あら来てたの!?」という友人にも会って、3人で そんなこんなで討ち入りの夜は更けていった。

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コメント

やっぱり14日は忠臣蔵ですよねえ。国立へ行くべきところ、私は昨日は日生へ 
本家(?)泉岳寺でもイベントがあったよですが、そこもスルーして日生の後は芝公園あたりで討入の夜を過ごしました。

七段目は私も一度聞いたことがありますが、あんまり上手だと聞き惚れてしまって確かに笑いとは無縁になってしまうかも…ナットクです。
「カマ手本」には笑いました

まだまだ日本人は討入を忘れていないんだなあと思いました(日本文化からそれがなくなる日が来ることはあるのだろうかなんて心配したりして…)。

投稿: SwingingFujisan | 2010.12.15 10:42

落語でもそういう企画をするんですねー
そうですよ、やっぱり12月は忠臣蔵、この頃はテレビドラマも映画も減りましたが、なんといっても忠臣蔵です(と、マニアは力が入る!)特に14日は大事な日ですよねっ
もしも今年、南座の顔見世に行ってたとしたら、そちらの夜の部を14日に設定してたかもしれません(笑)行かないことに決めた時点で、じゃあ14日は国立だな、と。絵葉書も貰ったし、何かと満足でした。やっぱり、こういう楽しみって、いいですよね。
浜町に越したら本所に近くなったし、ウォーキングコースでもあるので、義士祭のポスターはあちこちで見ましたが…14日の夜というか15日の未明に吉良邸後を出発して泉岳寺まで同じ道を歩くっていうイベントが毎年あるらしく、うっかりしていた私は今朝ウォーキング中にそれに遭遇してビックリしました!

投稿: 猫並 | 2010.12.15 19:12

SwingingFujisanさま
やっぱりこういう特別な日があるのはいいですよねぇ。
街では秋以降、かぼちゃ~サンタが賑やかだけど、いやいや、忠臣蔵を思い、ゆず湯に入って年が暮れていくんですよ(笑)。
私は泉岳寺に行ったことがないんですが、市馬師匠はお参りすると言ってました。

落語の「七段目」。それでもまあ上手な人はいいのかも。聞き惚れたりしてね。
一度、機会があったら「カマ手本」も・・・うーん、オススメしていいものやら

投稿: きびだんご | 2010.12.15 23:26

猫並さま
そうそう、最初の二人の挨拶で、講談や浪曲の人たちはこの時期、忙しいんですけど、噺家はねぇ・・・などと仰ってました。以前、講談(大高源五の話だったかな)のテープを貰って聞いてたこともあるんですが、ちょっとそんなのも聞いてみたくなりました。
私、国立劇場の歌舞伎は、「十二月だから 忠臣蔵よね」と思っただけでした。イカンイカン。
昔、のどかに市馬ファンが集っていたころ、両国近辺を歩いて、吉良邸の跡にも行ったんでした。しかーし、そんな夜中のウォーキングがあるとは!! どうせなら旧暦12月14日なら・・・寒さで気分は出ても、やっぱり「日付」が重要になるかな。

投稿: きびだんご | 2010.12.15 23:36

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