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2011.01.16

愛之助丈復帰の浅草歌舞伎

1月16日(日) 「新春浅草歌舞伎 第1部」 11:00~

年始ご挨拶・愛之助、「三人吉三巴白浪」七之助(お嬢吉三)、亀治郎(お坊吉三)、新悟(おとせ)、亀鶴(手代十三郎)、愛之助(和尚吉三)ほか 「独楽」亀治郎

 ほぼ月に1回のペースで、友人達4、5人で観劇&お喋りを楽しんでいるんだけど、今月は浅草へ! 受験生の母もいるし、浅草寺にもお参りしましょう、というわけで。

 日程優先だから、愛之助さんの年始挨拶を狙ったわけではない。戻りチケットだったしね。でも、ちょっと嬉しい・・・ところが、降って湧いたような「休演」のニュースに愕然。きっちり休んで完全に治してね、と思う反面、出てほしいなぁ、という気持ちももちろんあった。結局、休演は13日と14日だけだったけど。

 というわけで、元気に復活の愛之助さんの「年始ご挨拶」から。インフルエンザだったけど「もううつりません!」と。まあ型通りの挨拶の後は、マイクを手に花道の方へ歩いてきて、拍手の練習。あ、その前に「歌舞伎を今日初めて見る人」に手を挙げさせてたっけ。なんにもせよ、回復してよかったね、という客席の気持ちが溢れていた年始挨拶でした。

 席は2階1列、やや左寄り。私がたまたまweb松竹を見た時、このブロックの1列と2列がどこでもOK状態だったので、目を疑った。どこから戻って来たのでしょう。・・・で、あわてて抑えて、(最終ポチッはせずに)16日でもいい?と電話連絡!(だってセンター試験の日だからね)そんな騒ぎの末に、無事に見に来て、寒いけれども天気はいいし、愛之助さんも復帰するし、よかったよかった。 

 でも。「三人吉三」は冒頭のお嬢吉三の台詞が、どうも私の感覚と合わなくて苦しかった。それに引きずられてか、お坊が出てきてもそんな感じに思っちゃって・・・。ここでワクワク!に欠けると、つらいのよねー。
 3人が血さかずきを交わす場面では、「さよなら公演」でのハプニング=團十郎・和尚が、菊五郎・お嬢の手に手拭いを巻くのを忘れた、を、ありありと思い出してしまった。

 大川端庚申塚の場から、いきなり吉祥院の場なので、その間のストーリーを舞台番が出て説明する。一度も登場していない伝吉たちの名を言われても、なかなか把握が難しい気がするんだけどなー。そして、回り舞台がないのは、やはり大変そうだな、というのも思った。
 大詰の本郷火の見櫓の場では、清元と竹本もけっこう楽しんだ。

 今日は愛之助さんの、声と台詞回しに、仁左衛門さんを感じたんですけどねー。それと亀鶴さんをもう少し見たかったかな。

 踊りの「独楽」は、亀ちゃんの化粧の雰囲気が違って、違う人みたい・・・。太神楽っぽいあれこれが楽しかったし。でも、愛之助さんに(ご挨拶で)言われてなければ、「菅原伝受手習鑑」のことなんて、なーんにも思い浮かべてないだろうな。

 終演後は、文扇堂→浅草寺→尾張屋(蕎麦屋の2階で1杯でござんす)、田原町へ歩きながら巨大なスカイツリーを眺めて帰った。

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コメント

私に「啄木」をとってくれた中村屋贔屓の友人にも受験生の息子さんがいるのですが、彼女は自分自身のための「啄木」のチケットをセンター試験当日にしたと言ってました。その日は家にいる必要がないから、だそうです。なるほどー、子供がいないとてんでわからない世界でございますです。

愛之助が観られて、よござんした。日頃の心がけのせいですねっ

投稿: 猫並 | 2011.01.17 12:12

猫並さま
この時期、お誘いなどするには「試験日程」も関係するんですよぉ。浅草に一緒に行った友人は、ふだん出張だの深夜帰宅などの生活なもので、試験の日くらいは、と思うようです。私は無用の受験付き添い(口実とも言う)で関西に行って、南座で「児雷也」を見て勝手に帰ってきた、という記憶しかもはやありません
愛之助、どうせならね 素直に嬉しいです。じっさいに3人の中では愛之助が気に入ったし。でもやっぱり配役は微妙。

投稿: きびだんご | 2011.01.17 12:40

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