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2011.03.27

円紫さんの世界を落語で

3月26日(土) 「柳家三三で北村薫。」昼の部 13:00~ 於・草月ホール

三三・砂糖合戦(「空飛ぶ馬」より)--仲入り--三三・強情灸、北村薫・柳家三三トーク

 北村薫といえば、噺家・円紫シリーズでしょ。といっても、円紫さんが主人公ではないけれど。私はまだ落語を聞いたことがない時に面白く読んで、その後、落語を少し聞くようになって再読したら、また全然違う読み方ができた記憶がある。最近は、全く書かれてないようだけど、シリーズは5冊くらいあるのかな。

 そんな北村さんの世界を三三さんが! というのは、ちょっと意外な気もした。でも、とにかく楽しみで・・・生憎、昼夜の公演のうち昼しか行けなかったけど(夜は「空飛ぶ馬」上下と「三味線栗毛」)。結果的には、三三さんの実力を、再認識しましたわー。

 会場の草月ホールは初めて。行きやすいし(私でも迷わない)、なかなか見やすかった。

 舞台にはメクリもなくて・・・高座?という高い場所に前座さんがペットボトルを置いて行った。あら?座布団がないよ。と思っていたら、上手から黒のカジュアルなスーツ姿の三三さんが登場して、もういきなり話し始める。そう、着物着て座布団の上で、というのではなかったのでした。少し動きもつけて、「砂糖合戦」が語られる。(脚本じゃ西森英行氏)

 ストーリーは「私」の視点で進むので、その通りに。「砂糖合戦」のタイトルを聞いただけではどんなだったか思い出せなかったけど、聞いているうちに、だんだん記憶が掘り起こされていく。そしてその中で、円紫さんが「今という時代に演じる古典落語」について喋るんだけど、そこで「強情灸」があげられ・・・後で、その噺を聞かせてくれる、という心憎い演出。夜の部も同様だったようです。

 「強情灸」も、江戸っ子の熱ーいお風呂騒動で笑わせておいて、もぐさを腕にてんこ盛りにする様子がまたおかしかった。

 トークには、一応司会者がいたのだけれど、ほぼ2人で喋ってました(夜の部も同様だったとのこと)。三三さんによると、「砂糖合戦」で着物で座布団の上、というスタイルでなかったのは、それでは無理があるから、と。あくまで「私」というナレーターが必要だから。なので、この企画の初めから、こうすることに決めていたらしい。

 たぶん、三三ファンよりも北村ファンが多かったかもしれないこの会で、でもしっかり客席の空気をつかんでた三三さん。たいしたものですわー。それに、昼夜で演目を変えてるし、よくそんなことができるとひたすら感心してしまう。

 まだまだ、しばらくは(ずっと?)三三さんは攻撃的にいくのでしょうね。楽しみです。

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コメント

あー、すれ違っても良かったのに!
というのも。
この日、赤坂区民センターで地唄舞の下攫いをしてまして、1時くらいに出かけたんですが、行きは青山一丁目から坂を下って草月ホールの前を通り過ぎたものですから。(帰りはやっぱり坂を下って永田町から)
同じ劇場に居てすら見つけられないくらいだから、道で!というのは無理というモノでしょうか(^^ゞ

投稿: 猫並 | 2011.03.28 10:18

猫並さま
まぁぁ、そんなニアミスが 私も青山一丁目から行きましたのよん。
新宿を起点にして、大江戸線? 丸ノ内線?どちらにするか迷いましたが、乗り換えがラクチンな大江戸線にて。あの辺りを歩くのは初めてでした。
でも、道で、というのは確かにとてもとても気づかないですよねー。お互い、なぜにこんな所に?という時点で、ダメかも

投稿: きびだんご | 2011.03.28 23:29

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