« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年4月

2011.04.30

不忍ブックストリート week 2011

4月30日(土) 不忍ブックストリートweek2011(4月23日~5月8日)
(第12回 一箱古本市 4月30日、5月3日)

 不忍ブックストリート(詳しくはここ)に、去年に引き続き行ってきた。今年は出版社関係の友人と一緒で、本と濃密にとかかわる一日に・・・なーんてことには決してならないんだなぁ。

午後1時くらいに千駄木駅で待ち合わせて、ルートは以下の通り。

乃池」でお昼(穴子寿司)
菊見せんべい」にてお土産の煎餅を早くも買う
(不忍通りを渡って団子坂を上がり)
羽鳥書店」(出版社です)で、鴻池朋子さんの絵などを見て、旧知の編集者といろいろ喋る。ここで売り物ではない可愛い飴を見つけて、すぐ近くにある飴屋さんを教えてもらう
あめ細工 吉原」で実演を見ながら、注文して、私はお団子の串を持つウサギを、友人は本を読むウサギと、おなじく本を読むリスを作ってもらう
(また不忍通りを渡って根津方向へ)
往来堂書店」の店先の一箱古本を眺め、小さいけど独特の棚の往来堂書店内を楽しむ
ほんとは「やなか珈琲店」に行きたかったけど、喉が渇いてそこまでたどりつけず「乱歩°」でコーヒー
いせ辰」であれこれ物色。実家へのお土産に折紙用の千代紙を購入

 あらら、もう6時。帰らなきゃ! というわけで、単に谷根千をそぞろ歩いて買い物しただけのよう。あー、本は1冊も買ってない。近くまで行ったのに根津神社にも行ってない。

Bookst ←お土産あれこれ

Ame ←羽鳥書店でもらった金太郎飴(これは浅草で作ったそうです)

| | コメント (0)

「みどりの日」は引っ越したんだった

Kitarou_chaya ←鬼太郎茶屋にて

 4月29日は、たいてい車から流れる大音量の音楽で目が覚める(いや、早朝なんかではありませんが。惰眠を破られるので)。あと、12・23と2・11もね。・・・で、そうか今日は、と思うわけ。
「みどりの日」にふさわしい散歩日和と思いきや、いつからか「みどりの日」は5月4日に引っ越してたのでした。

 深大寺あたりの散策も、緑がいっぱいでなごむなぁ。野川べりの桜は、優しい色の八重桜だけが「散り初め」という感じでまだ咲いていて、しかし、それを見たとたんに夫が「今年は桜餅を食べなかった」と言うんで、まったく花より団子とはこのことだ、と

Nogawasato2_2 ←野川の桜(撮さなかったので、画像お借りしました)

| | コメント (0)

2011.04.29

今年も関西ローカルで、菊ちゃんTV

 朝イチバンで大阪の友人から嬉しいお知らせ。5月の團菊祭に向けて(といっても放映は5月4日らしい)、今年も菊ちゃんドキュメンタリーが放映されるとのこと。検索したら、テレビマンユニオンのサイトなどに、わりと詳しく出ていた。

 今月、BS朝日で放映されたのも「ダイワハウスpresents」だったよね。あれは、今イチ物足りなかった・・・。友人に録画してもらっておいて、こういうのも何ですが(汗)。不評だった(←私たちの周り限定、ですが)、お正月の国立劇場の隈取りの秘密(笑)はわかったけど。

 関西版のメインはもちろん「春興鏡獅子」。そして、鏡獅子に向けて、なんと岡山県井原市の平櫛田中美術館に菊ちゃんが行ったんだって! そう、国立劇場大劇場のロビーにあるあの「鏡獅子像」の試作バージョンがあるのです。いま、手元に田中美術館所蔵の六代目裸像の絵はがきもあるよ。

 私は3日から岡山行きで、実家から田中美術館はそう遠くはないんだけど、でも行くのはちょっと無理かなぁ。まだ両親が元気だった時、ものすごく珍しいことに(というより初めてかもしれない)姉と4人で、ローカル線の旅を楽しみつつこの美術館を訪れたのでした。いつもは車での移動だけど、あの時はなぜ電車だったのか、そしてなぜ4人だけだったのか。そうそう、ちょうど5月の連休ころで、車両に、かわいくカーネーション(生花)が1輪かざってあって、そのつつましさが経営状況を表してもいるようだったっけな。

 もちろん岡山から東京へ戻る時に、ポンッと新大阪で降りて松竹座に行くのです

 

| | コメント (2)

2011.04.28

むふふ、明治座に行ったよん

4月28日(木) 「早乙女太一公演」 11:00~ 於・明治座

新説・天一坊騒動」演出/岡村俊一、脚本/渡辺和徳、出演/早乙女太一(天一坊改行)、田中健(徳川吉宗)、有森也実(吉宗の側室)、山崎銀之丞(山内伊賀之亮)、山本亨(赤川大膳)ほか 「早乙女太一舞踊ショー」構成・演出/綾部一心

 去年に続いての太一くんの明治座公演。行ってみたいな、とは思いつつ、ちょっとふんぎり(笑)がつかずにここまできてた・・・けど、カンフェティで大量ポイントがついてるし、手持ちポイントも使える。何より木曜は(GW進行で)仕事はない、となると行くしかないでしょ。一応、同じ4月生まれの義妹(でも私より年上)を「お祝いしよ!」と誘ってみたけど、テニスのしすぎで膝を痛めていて、出られないとのことで、やむなく一人で行ったのでした。

 カンフェティで買ったチケットは「A席引換券」。今日は千秋楽だし、もとより「いい席」は望んでおりません。18列の右寄り。でも、わりと見やすくて、しかもこのあたりがカンフェティ用だったのか、左右が空席だったので、ゆったり。あ、1階は、18~20列に空席があるなぁ、というくらいで、大した集客力ではないかと。

 後ろの方の席ゆえ、もう、物珍しいという感じで、客席もチェック! ファン仲間同士なのか、仲間を見つけて合図しあう、というのが多い。あと、若い人もけっこういるのね、とか、着物の人はヘアスタイルにも力が入ってる(cf.演舞場)とか。

 明治座はものすごく久しぶりだけど、自宅からは楽々便利に行ける。そして、改札を出たとたんに、あぁ前を行く人はみんな明治座よね、ついていけばいい、と思ったのでした。見事に女性ばっかり。

続きを読む "むふふ、明治座に行ったよん"

| | コメント (4)

2011.04.27

KAAT帰りでヘロヘロだ

4月27日(水) 「国民の映画」 14:00~ 於・神奈川芸術劇場

 KAAT、神奈川芸術劇場、初見参でござんす。いっや~、何をとちくるって(1回見てるのに)このチケットを取ってたかね・・・生協のネット注文で、ついうかうかと番号を入力しちゃって、そのまま忘れてたんだけど。でもまあ、前にパルコ劇場で見てから40日くらいは経ってるし、うまい具合に仕事も暇になったし、いいタイミングではある。

 が、事前に乗換案内の類で検索すると、自宅を出てから最寄り駅までが90分くらいなのよね。結果的には、もっとかかった(日中、本数を減らして運転してるので)。特急だったから、終点「元町・中華街」まで乗ったけど、やれやれと降りてから地上に出るまでもけっこう遠いじゃん。

 何しろ初めての劇場で、座席表の感じではかなり広いの?と少々おびえていた。だって、三谷さんといえばパルコ劇場、というのになじんでるんだもの。シアタークリエとか東京芸術劇場とか、ちょっと違う、という気がしてた。2階席、3階席があるから、そういう縦の空間は相当だけど、思ったよりはコンパクト、だったかなぁ。
 今日の「生協席」は14列のほぼ中央。かなり傾斜もついてるし、前の人の頭と重ならないし、とても見やすかった。パルコ劇場がシアワセにもかなり前方席だったから、こんな風に全体が見える席でもう一度、というのはよかった。

 昔、挫折していた「夜と霧」(V・フランクル)を、再見までに読もう・・・というのは、やっぱりはかない夢だったけど。 このまま暇だったら、連休中の課題図書、かな。
(以下、多少ネタバレあり)

続きを読む "KAAT帰りでヘロヘロだ"

| | コメント (6)

2011.04.26

おやつかめ?

Kame01 Kame02 Kame03

 毎週火曜(時に月曜)の仕事では、おやつが出る(たいていパン。たまにおにぎり)。その買い出し担当者が、女性に変わったとたん、今週月曜にはこんなのが登場。パンダもあったんだけど、甲羅の色が可愛かったのでこちらに。

 さすがにデスクでは写メできず、持ち帰って、ついでにいろんな角度で撮してから「いただきます」。

 私の地元のパン屋の亀よりも、細工がかなり細かい。しかも! 地元パン屋では亀どころかシンプルなメロンパンも消えて、中にクリームが入ったのしかなくなった。私はクリームパンとかあんパンは苦手だから、もはやダメですわ~。

| | コメント (4)

2011.04.25

千穐楽の「トップ・ガールズ」

4月24日(日) 「トップ・ガールズ」 13:00~ 於・シアターコクーン

 4月1日が初日で、はや楽日か。私は5日(火曜日)に見て以来。まぁ2回確保してたのは、しのぶちゃんが主演ゆえ、ではあったのだけれど、1回目にはギョッ、で終わってたシーンなども楽しめて、よしよし!

 ・・・よしよし、にはならないのが、自分のうかつさ加減。先月、同じコクーンで「日本人のへそ」を見た時も、たまたま千穐楽の日曜マチネで開演時間が早かった・・・直前に気づいて事なきを得ていたのに、どうしてまた同じことをするかなあ。どちらも14時開演と思いこんでた。こちらはチケットを確認したのが11時40分だったので、ぎりぎりセーフ。お昼ご飯のカレーを煮てる最中だったけど、あわてたなぁ。
 (先日の府中図書館の続きで、できれば都立中央図書館に行きたかったから、早めの支度をしていただけで、それがなければ完璧に遅刻・挫折していたでしょう)

 席について、同じ列の中央ブロック方向へ顔を向けたら、音羽屋の愛想のいい番頭さんが! ・・・ということは、純子奥さまがお見えの様子。終演後には、舞台の重厚な雰囲気とはずいぶんイメージの違う吉田鋼太郎さんもお見かけした。

*翌朝テレビでローマ法王を見たら、不謹慎にも笑ってしまった。だってあの法王ヨハンナ(というか帽子?の使い方)を思い出して・・・。

続きを読む "千穐楽の「トップ・ガールズ」"

| | コメント (2)

2011.04.23

自分で誕生日を祝う、記念観劇なのだ

4月22日(金) 「3軒茶屋婦人会4 紅姉妹」  19:00~ 於・紀伊國屋ホール

作/わかぎゑふ 演出/G2&3軒茶屋婦人会 出演/篠井英介(ミミ)、深沢敦(ベニィ)、大谷亮介(ジュン)

Beni_2 ←「べにしまい」と読む

 この3人のオジサンたちが女形で演じる3軒茶屋婦人会の公演も4作目。今まで全部見ている私って・・・

 チケットはG2プロデュースで取った(F列センターブロック)。絶対に見られる日を選んだので、誕生日に一人寂しく(笑)観劇ということになってしまった。家族からは「お祝いしようと思ったのに」(ホントか?)と。キャンディーズのスーちゃんと、ほとんど同い年だったんだなぁと、今さらながら気づく、区切りの年なのですワ。

 そんな告白(?)はともかく、期待に違わぬ面白さで、満足感いっぱい。終わりよければ全てよし。楽しい一日でした。

続きを読む "自分で誕生日を祝う、記念観劇なのだ"

| | コメント (8)

「あれも、これも、人のすがた」江戸の人物画

江戸の人物画 姿の美、力、奇」 於・府中市美術館 5月8日まで

 本来の目的地は、少し離れた場所にある府中市の中央図書館。だけれども、そうだ!!確か美術館で面白い展示をやってたはず、と。しかも、今まで美術館は東府中駅、図書館は府中駅から歩いてたけど、この2つは「ちゅうバス」に乗ればすぐなんだ、ということで、組み合わせて行ってきた。

 府中市に限らず、板橋区や目黒区、渋谷区など、地域の美術館がけっこう面白い(面白そう)と思っていても、なかなか実際に出かけられない。でも、行ってみると、おおっというのを、ゆったりノンビリ見られるんだよね。演劇関係では三鷹市に税金を払ってもいんだけど、美術館と図書館の充実には府中市に払ってもいいくらいだ。(ということになると、わが市はもっと映画好きを取り込む企画をした方がいいのかもな)

 東府中駅から都立府中の森公園を通りぬけつつ。すっかり葉桜で静かな緑の風景が広がっている。そういえば、去年は満開(散り初め)の桜の頃に来たんだっけ。

 地震のため3月19日からの会期が、25日からとなり(でも、5月8日まで、というのは同じ)、今週、展示替えがあったばかり。 

続きを読む "「あれも、これも、人のすがた」江戸の人物画"

| | コメント (0)

2011.04.22

ねずみ週間

Nezumi_thumb Monaka

↑前にも一度載せたことがある、ねずみ最中こと「雪舟もなか」。右は包装紙ごと撮してみた。仕事を休んだので、職場へのお土産に。

 それは水曜のことだけれど、今日、金曜日は、府中市美術館から図書館まで、ねずみがキャラクターになってる「ちゅうバス」に乗った。100円なり。調べたい資料が、身近には府中にあったから、ついでに気になってた美術館へ。この「ちゅうバス」のおかげで移動も楽チン・・・と思いきや、なーんと、図書館の「自動書庫」が故障していて、そこに収まってる本は出せないとのこと、せっかく検索して行ったのになぁぁ。

Chu02 Chu01

| | コメント (0)

2011.04.21

桜の樹の下には

 梶井基次郎=檸檬。なんだか大昔の、文学史的知識のみ。未読。でも、この「檸檬」は京都の話で、丸善で本の上に載せたんだ、ということは、何かで読んだなぁ。新聞か雑誌か。

 梶井基次郎全集(ちくま文庫)が、いま手元にある。仕事上の必要があって借りてきた(その時に茨木のり子も一緒に借りた)。梶井は1901年生まれ、1932年没。肺結核を病んでいたので、そんな作品が多い(ように思われる)。

 「桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。」で始まる短篇は、わずか4ページ。27歳の時のものだけど(今から80年以上も前!!)、確かに青年の息づかいが感じられる。

 坂口安吾「桜の森の満開の下」もあるね。何かしら不安をかきたてる、妄想を呼ぶ、平静ではいられなくなるような力が、満開の桜にはあるようだ。

| | コメント (2)

2011.04.20

「祭ずし」

Matsuri

 本日帰京なり。なんだか勢いで、駅弁には久しぶりに「祭ずし」を買ってしまった。家庭で作るときにはこんなには具を載せない・・・かな。でも、相当あれこれ載せるし、すし飯に干瓢、人参、蓮根などを混ぜ込むよ。あとトッピング(笑)に、ママカリと鰆と貝(地元ではモガイという)は必須ね。

 つい買っちゃったのはシャコがいたから。大好きなのよねー。ちょっと変わりモン? なかなか食べる機会がない。んで、このお寿司のもシャコだなぁというくらいの残念なものだったけど、まあ全体としてはたいそうおいしくいただきましたです。

| | コメント (4)

2011.04.19

召しませ花を(^O^)

召しませ花を(^O^)
桜の花の塩漬けがあったので、簡単おすしをほんの少々、作ってみた。
ま、何かというと「ばら寿司」の土地柄でもあり……いや、ほんとはすごく多くの具(一種類ずつ味付けしたもの)を入れて、かなり甘めにするんだけど。そこはシンプルに。

桜の花、後は何にしようかな。クッキーとか? って、もう長年作ってないよー。

| | コメント (0)

2011.04.18

春蘭

春蘭
いま岡山で……余震の不安なく暢気に過ごしてます。というか、そもそも3月11日にも岡山にいたのでした。みんなごめんね、という気分。

画像は庭を縁どるように植わっている春蘭。色とりどりの一画とはまた別の風情が。

去年の今頃は、父と一緒に母の病院を訪ねてたのに、今は父が入院中。
朝夕、父が庭の世話をしていたので、やっぱり行き届かない所も多々ある。仕方ないね。
でも、季節には変わらずに花が咲く。

| | コメント (0)

2011.04.16

ゆったりのんびり落語の世界

4月15日(金) 「市馬落語集」 19:00~ 於・日本橋教育会館 ホール

市江・手紙無筆、市馬・看板のピン→へっつい幽霊--仲入り--百年目

 今までだと仕事帰りに行ってた金曜日の落語会やお芝居。今月から金曜は会社に行かないことにしたので、家でのんびりして夕食なんぞを作って出発。・・・と思いきや、明日から実家に行くし、なんだかんだ気分はせわしない。やはりバタバタ。こういう時って、ちょっと気分が乗らないなぁ、なんて思ったりして。

 が、しかし。席に着いて落語を聞き始めると、たちまちその世界に浸ってシアワセ、ということになるから不思議。プログラムでは「へっつい幽霊」だけがネタ出しされてました。

 まずは市江くん(プログラムにはなし)。言葉をハッキリ言おうと心がけてでもいたかのようなメリハリのきいた高座でした。淡い色の着物もよく似合ってるし。惜しいのは・・・サゲがよく聞き取れなかったこと。「猪口はどうした」「ちょこまか・・・」の後なんだけど、とにかくこのサゲを聞いたことがないんで想像できないよー。

続きを読む "ゆったりのんびり落語の世界"

| | コメント (0)

2011.04.15

美容院にて

 水曜日、歌舞伎を見た帰りに新宿駅から予約の電話を入れて、地元の美容院へ。前に行ったのは震災前だから、話にもいろいろ花が咲いた。

 美容院は駅のすぐ近くで、計画停電ドンピシャ地域だったから、「あと2ヶ月くらい停電が続いたら、大家さんに家賃待ってくださいと言いに行かないと」と思ってたそうで。・・・と言いつつ、もう1店舗、隣の小さい駅にある支店は停電のない場所だったから、こっち(本店)を閉めてスタッフも全員移すことも考えたとか。なんにしても「営業」にも影響甚大。

 この美容院、私が引っ越してきてまもなくの頃、若い美容師夫婦が古いビルの2階に新規開店したお店。縁あって通うようになり、子どもが2人生まれ(妻は休業中)・・・線路沿いの1階に新しく移転して、その後、拡張して。知らないうちに支店までできてた。もしかして、やり手なんでしょうか、と思うんだけど、そんな感じは皆無の気さくさなのよ。私のような年代から若い男の子の客まで、わりとオールマイティ。地元だから値段も安いしね。

 で、美容院で読むのは「家庭画報」なんだけど、置かれたのは4月号。桜特集が、うむむむむ。でも、未読だったから新しいのはリクエストせず。そういえば、新橋演舞場の2階、売店の横にズラッと「さくら」グッズが並んでて、ちょっとなぁと思ったんでした。今、桜の柄の絵はがきや一筆箋を買っても、来年まで使えないじゃないの。

 歌舞伎に行った帰りと言うと、担当してくれた若い男の子が、一度行ってみたいんですよ!とのことで。一応、鑑賞教室をオススメしておきました その子も店主も、揃って「海老蔵」ネタを振ってくるあたりが、世の中、なんですねぇ。

 ところで、我が家の電気使用量ですが、3月3日~4月4日で338kWh(33日間)。前年同時期が419kWhだから、約20パーセントの削減でした。

| | コメント (0)

2011.04.14

茨木のり子、ペンネームの由来

 ↑図書館で文庫版の日本文学全集の棚を見ていた時、ふとこのちくま文庫のシリーズが目に入った。全3巻、揃っていたんだけど、とりあえず1のみ借りてきた。1950年代~60年代の作品が収められている。

 詩のみではなくてエッセイやラジオドラマ、童話等もある。その中のエッセイに戦中戦後(昭和元年生まれ)の生活や、薬剤師の免状を持っていながら(「ポツダム薬剤師」と言っている)詩の道に入った当時のことなどがつづられていて、とても興味深いものだった。

 詩誌に投稿する時、本名では恥ずかしいからペンネームをつけようと考えていた時、ラジオから謡曲「茨木」が聞こえてきて、これこれ、と即座に決めた。後に観世栄夫氏から謡曲には「茨木」はない、と聞き、長い間、謡曲と信じてきたのは歌舞伎の長唄であったのか、というクダリがある。

 茨木童子の伝説も歌舞伎の「茨木」も、いたって好きなんだそうである。「たとえ切りとられようが、『自分の物は自分の物である』という我執が・・・滅私奉公しか知らなかった青春時代の反動だったかもしれない」と。

| | コメント (0)

今月は團菊と相性が悪かった

4月13日(水) 「四月大歌舞伎 昼の部」 11:00~

お江戸みやげ」三津五郎(お辻)、扇雀(文字辰)、孝太郎(お紺)、錦之助(阪東栄紫)、翫雀(おゆう)ほか 「一條大蔵譚 檜垣 奥庭」菊五郎(一條大蔵長成)、時蔵(常盤御前)、菊之助(お京)、團十郎(吉岡鬼次郎)ほか 「封印切」藤十郎(忠兵衛)、扇雀(梅川)、三津五郎(八右衛門)、秀太郎(おえん)、我當(治右衛門)ほか

 8日に夜の部を見て「太十」で沈没したのに続き、今日は3階のコーナー席とはいえ「一條大蔵」で見事に・・・ ダメダメでございます。思い当たる理由といえば、新年度の始まりとともに、起床時間が2時間くらい早くなってるのよね。いや、今までが遅すぎたのではあるけれど。ハッキリ言って「早起き疲れ」。もうそろそろ、夜更かし生活に戻りたい。

 「お江戸みやげ」は川口松太郎作。初見。三津五郎さんなのね、と思っただけで役も何も見ていなかったから、お辻役での登場にビックリ。遠くから見てたこともあって、翫雀さんともども、えっ?だれ、という状態でした。大向こうさんの大和屋ッ、成駒屋ッに、あら。今月は何げに「大和屋月間」という感じで、昼夜、さまざまタイプの違う役を4つ。芸達者ぶりを堪能したのでした。

 ストーリー、配役などもよかったし。扇雀さんなんて、すんごい適役だよね ただ・・・孝太郎さんにはピンクの着物が似合わないかも、などと思ってしまったけど。巳之助くんの明るさもアクセントになってたなー。

続きを読む "今月は團菊と相性が悪かった"

| | コメント (8)

2011.04.12

聴く力

 ちょっとしたきっかけがあって、大事にしている本を並べた一画から茨木のり子「おんなのことば」という詩のアンソロジー(6冊の詩集から35編を選んだもの)を取り出した。これ、実は長らく、持っていることさえ忘れていたのですが。

 たぶん「倚りかからず」が話題になっていた頃に、そんな売れ筋本を買うのは気恥ずかしいけど、でも読んでみたくて、買ったのではなかったかしら。

 その中から1編、ご紹介。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    聴く力

ひとのこころの湖水
その深浅に
立ちどまり耳澄ます
ということがない

風の音に驚いたり
鳥の声に惚(ほう)けたり
ひとり耳そばだてる
そんなしぐさからも遠ざかるばかり

小鳥の会話がわかったせいで
古い樹木の難儀を救い
綺麗な娘の病気まで直した民話
「聴耳頭巾」を持っていた うからやから

その末裔(すえ)は我がことのみに無我夢中
舌ばかりほの赤くくるくると空転し
どう言いくるめようか
どう圧倒してやろうか

だが
どうして言葉たり得よう
(た)のものを じっと
受けとめる力がなければ

| | コメント (2)

2011.04.10

日曜日の独り言

桜←5階のベランダから。とある修道院の庭(裏庭かなぁ)です。

 ジェーン・バーキンが急遽来日して、渋谷のクラブクアトロでチャリティ・イベントを行いましたね(4月6日)。しのぶちゃんが茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」を朗読したとか。実はこのイベント、私の好きなヴァイオリニスト・金子飛鳥さんのルートでまず情報が入ってまして、ほんとに急遽だなぁ!と思ったのでした。前日の16時くらいまでにクラブクアトロにメールで申し込んで、抽選、当選の場合は20時くらいにメールで連絡、だったんですって。ふーん、一般人でも運がよければ行けたのね。

 日曜日の今日は、新聞もゆっくり読めるからか、「あれから1ヶ月」として朝日新聞も東京新聞も4ページの特集が組まれている。・・・東京の方が読みやすかったですわ。

 復興はまだまだ、これから・・・。私もボンヤリしてないで身近でできることには積極的に関わっていかなくちゃ。先日は市内で支援物資の箱詰め作業があったらしいのに、全然知らなかった! まず地元だよね!! 情報収集も必要だ。

| | コメント (0)

2011.04.09

またもやかぶりつきの演舞場

4月8日(金) 「四月大歌舞伎 夜の部」16:30~ 於・新橋演舞場

「絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場」團十郎(光秀)、時蔵(十次郎)、三津五郎(佐藤正清)、秀太郎(皐月)、菊五郎(久吉)ほか 「男女道成寺」松緑、菊之助 「権三と助十」三津五郎(権三)、松緑(助十)、亀三郎(助八)、時蔵(おかん)、左團次(家主)ほか

 今月は音羽会にお願いしたのは夜の部だけ。なかなか日にちが決められなくて(実家行きが二転三転して)、月末近くに頼んだのに(だから?)1列のちょっと右・26番でありました。うひゃー。昼の部は、去年の巡業でも見た一條大蔵だし、来月のこともあるから財布の紐を締めちゃったけど、そんなに差をつけてよかったのかしら。

 3月、震災後の23日に、やはりかぶりつきから見たけれど、あの時と比べるとお客さんの入りもずいぶん多かったように思う。ゆえに、ロビーや売店などにも活気があった。私も、もうちょっとワクワク気分で出かけたかったのに、前夜の地震や朝の強風に、今ひとつ気分ものらず、なのでした。そんな気持ちは劇場に入るとふっとんだけど。

 そして! 私の隣(つまり通路際席)は「うーん、あなた誰?」と、つい思ってしまう小ぶりの帽子と黒系のお洋服と・・・妙に目立つ女性でしたが、真横というのはかえって見えづらく、気になっただけで終わっちゃった。うむむ。

続きを読む "またもやかぶりつきの演舞場"

| | コメント (4)

桜の一日:夜は三鷹

4月6日(水) 「寄席 井心亭 卯月」 19:00~ 於・みたか井心亭

(数えて百九十一夜)
喬太郎・こいがめ、喬四郎・カイカン、喬太郎・猫久--仲入り--喬之助・引越しの夢、喬太郎・双蝶々 桜の子別れ

 棚ボタでチケットが手に入り、あれこれのいきさつもあって、喬太郎ファンの作家・北村薫氏と開演前に三鷹でお目にかかることに・・・。というわけで、〆切があるのに、お能ははずせないし落語+αにも行かなくちゃ。なかなか厳しい(けど、もちろん楽しい)一日ではありました。

 三鷹駅の南口、玉川上水沿いの桜がちょうど見頃で、いい風景。北村氏の博覧強記ぶりの一端にも触れて(どうしてあんなふうに覚えていられるんだろう)、落語の前に幸せなひととき。それにしても、遠くからご苦労さまですわ。私なんか、駅から車だと10分くらいなのにね。近くてごめんなさいと言いたくなる。

 あいかわらず(当然)、100枚きりしかないチケットは即完売で、立ち見も大勢。真夏は冷房もきかないくらいの熱気だそうで、こんな桜の時期などちょうどいいよね。で、いきなり喬太郎の登場であらま。羽織も着てないから、前座のつもり? そういえばマクラも皆無なのですわ。

続きを読む "桜の一日:夜は三鷹"

| | コメント (0)

2011.04.08

桜の一日:昼は能楽堂

4月6日(水) 「国立能楽堂 4月定例公演」 13:00~

狂言「八句連歌」万作、萬斎 能「元禄本による 高野物狂シテ片山幽雪、子方伊藤嘉寿、ワキ宝生欣哉、アイ石田幸雄//藤田六郎兵衛、小鼓大倉源次郎、大鼓亀井広忠 ほか

 翌日〆切の仕事を抱えているのに(ゆえに観劇記のアップが遅くなりました)、昼夜、出歩くとはどういうことだ・・・と思いつつ。でも、折角、勢い込んで中正面席を取ったのだし、この顔ぶれだから誰かに譲るわけにはまいりませんワ。自宅周辺も含め、能楽堂までの道を桜チェックなどしつつ歩く。自分の席に着くと、別々にチケットを取ったのにもかかわらず、直接間接の知り合いが3人並ぶ、ということになってる!!

 どうも、(特に狂言は)前に見たことがある、というのを忘れがち。今回の「八句連歌」も見始めてから、いやこれは見てるな、と。資料類をきちんと整理・分類しておけば、そんなことはないのになぁ(でも絶対そんなことはしない)。備忘録たるこの自分の日記を探したら、2年前の3月に、同じく万作・萬斎で見てました←役柄が逆。その時のパンフレットには、たぶん初句~第八句が書いてあるはず。まとめて箱に放り込んでるから出てこないよー。 

続きを読む "桜の一日:昼は能楽堂"

| | コメント (2)

2011.04.07

「チラシが魔除けになる」!?

4月5日(火) 「トップ・ガールズ」 19:00~ 於・シアターコクーン

(シス・カンパニー公演)
演出/ 鈴木裕美 作/キャリル・チャーチル 翻訳/徐賀世子 美術/松井るみ 出演/寺島しのぶ(マーリーン)、小泉今日子(二条/ウィン)、渡辺えり(フリート/アンジー)、鈴木杏(忍耐強きグリゼルダ/ジニーン/ネル)、池谷のぶえ(ウエートレス/キット/ショーナ)、神野三鈴(法王ヨハンナ/ルイーズ)、麻実れい(イザベラ・バード/ジョイス/キッド夫人)

 キャストはいずれも個性の強い7人の女優。彼女たちが黒い衣裳で正面を向いてほほえんでいるチラシを見ただけで、わー!見るのにエネルギーがいりそうね、と、まずは思ってしまった。公演パンフレット(1000円。全額、震災の義援金として寄付)の「稽古場レポート」の冒頭に、「巷では『チラシが魔除けになる』とも囁かれていると聞く」とあって、うむうむ確かに、と。

 そしてこの稽古場レポートの写真でもわかる、稽古時の真剣かつなごやか楽しい雰囲気(一線で活躍する女優たちのガールズ・トーク世界)が、そのまま、第1幕前半の、古今東西のトップ・ガールズたちのトークに繋がってるような、ある種の余裕のようなものが感じられた。実際はどうなのか、それはわからないけど、少なくとも客席では、ゆったりと「脳内会議」の好き放題(笑)を楽しんだのだった。

続きを読む "「チラシが魔除けになる」!?"

| | コメント (4)

2011.04.04

霊南坂付近?の桜

霊南坂付近?の桜
お習字のあと、そぞろ歩いて、アークヒルズから溜池山王あたりまで。
静かな通りの両側の桜が、満開すこし前というところ。風はまだまだ冷たい。

お習字では、高野山への「献書」を提出。書に添えて、祈願内容を鉛筆で書くので、先日の「さまざまのこと〜」という芭蕉の句には震災からの早期復興を願った。

様々に、それぞれに……祈りをこめて。

| | コメント (2)

2011.04.02

「さまざまの事 思い出す 桜かな」芭蕉 

 今、書いているお習字のお題。文字としては「さまヽヽの事 おもひたす 桜かな」と書いてますが。いつも「かな墨場辞典」という中から、季節に合ったのを一句。以前は先生がパラパラめくってこれは、というのを書いてもらってたけど、今は自分で選ぶことも多い。これもパッと目にとまって、決めたもの。

 落語「長屋の花見」なんかのマクラで、花見にわっと繰り出して大騒ぎしたけど、あれ?花は咲いてたかなぁ、見てない、なんてのがあるね。東京都の花見の自粛なんて大きなお世話じゃない?? ま、お酒を飲んで夜桜見物、大騒ぎ、などというのはナシとしても、花を楽しむ心は忘れちゃダメだよね。

 百人一首は
「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」とか
「ひさかたの 光りのどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ」なんてのを
書いてみてます。

 ・・・が、しかし。今週はまた仕事が重なっちゃって~。でも、静かにお習字する時間と、桜を愛でる余裕は死守せねばなー。

| | コメント (4)

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »