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2011.04.21

桜の樹の下には

 梶井基次郎=檸檬。なんだか大昔の、文学史的知識のみ。未読。でも、この「檸檬」は京都の話で、丸善で本の上に載せたんだ、ということは、何かで読んだなぁ。新聞か雑誌か。

 梶井基次郎全集(ちくま文庫)が、いま手元にある。仕事上の必要があって借りてきた(その時に茨木のり子も一緒に借りた)。梶井は1901年生まれ、1932年没。肺結核を病んでいたので、そんな作品が多い(ように思われる)。

 「桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。」で始まる短篇は、わずか4ページ。27歳の時のものだけど(今から80年以上も前!!)、確かに青年の息づかいが感じられる。

 坂口安吾「桜の森の満開の下」もあるね。何かしら不安をかきたてる、妄想を呼ぶ、平静ではいられなくなるような力が、満開の桜にはあるようだ。

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コメント

梶井基次郎の享年など意識したことはなかったのですが、31だったのですねぇ。思わず我が身を振り返ってしまいます。

投稿: クヮジイ | 2011.04.25 21:45

クヮジイさま
名前がちょっと苦しくないですか。ジイが目立って。えっ、私には言われたくないですか。そうですか。
そう、彼は満31歳1ヶ月で没してるんです。・・・。文庫版全集の袖にある写真からは、とても「肺病」の感じはしないんですけれど。そしてこの文庫、習作や遺稿がたくさん入ってますが、500ページ余もあるのです。

投稿: きびだんご | 2011.04.26 00:30

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