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2011.04.27

KAAT帰りでヘロヘロだ

4月27日(水) 「国民の映画」 14:00~ 於・神奈川芸術劇場

 KAAT、神奈川芸術劇場、初見参でござんす。いっや~、何をとちくるって(1回見てるのに)このチケットを取ってたかね・・・生協のネット注文で、ついうかうかと番号を入力しちゃって、そのまま忘れてたんだけど。でもまあ、前にパルコ劇場で見てから40日くらいは経ってるし、うまい具合に仕事も暇になったし、いいタイミングではある。

 が、事前に乗換案内の類で検索すると、自宅を出てから最寄り駅までが90分くらいなのよね。結果的には、もっとかかった(日中、本数を減らして運転してるので)。特急だったから、終点「元町・中華街」まで乗ったけど、やれやれと降りてから地上に出るまでもけっこう遠いじゃん。

 何しろ初めての劇場で、座席表の感じではかなり広いの?と少々おびえていた。だって、三谷さんといえばパルコ劇場、というのになじんでるんだもの。シアタークリエとか東京芸術劇場とか、ちょっと違う、という気がしてた。2階席、3階席があるから、そういう縦の空間は相当だけど、思ったよりはコンパクト、だったかなぁ。
 今日の「生協席」は14列のほぼ中央。かなり傾斜もついてるし、前の人の頭と重ならないし、とても見やすかった。パルコ劇場がシアワセにもかなり前方席だったから、こんな風に全体が見える席でもう一度、というのはよかった。

 昔、挫折していた「夜と霧」(V・フランクル)を、再見までに読もう・・・というのは、やっぱりはかない夢だったけど。 このまま暇だったら、連休中の課題図書、かな。
(以下、多少ネタバレあり)

 お芝居自体は、前回かなり集中して見ていたので、あとは、登場人物とか、結末とかがわかった上で、もう一度見る、という面白さ、かな。
 特に最初と最後のシーンが、映写機のそばのゲッベルスと執事、という同じシーンなのに、そこには気が遠くなるほどの隔たりがある・・・と、前回は強く思ったのに、え、ほんとにそうかな、と今は思う。2人の間の絶望的な距離を、黙ってるか明らかにするかだけで、少なくとも執事側には変わりはないのだと。

 あとはヒムラーの害虫駆除の話が、不気味に響き合う(というか、屋敷に持ち込まれた虫そのものが気になりすぎる私)・・・というあたりを、冷静に確認したのだった。

 役者さんは、若い女優役の吉田羊さんもずいぶんとけ込んだ感じ(全くの先入観なんだけども)。小日向、段田はもとより、小林勝也・風間のベテランのあり方、飛び道具的な白井さんなどなど、面白かったなぁ。そう、吉田さんとともに、シルビアも今日の方がうんと役を生きてたような気がする。

 というわけで、今日も大満足。ただ、帰りは急行電車で渋谷まで。あと、ぎゅーぎゅーの井の頭線などで、帰宅したときにはグッタリ。気分的にはさい芸に行くよりも疲れるかも。やはり、よほどじゃないとこの先、あまり行きたくないな。

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演劇」カテゴリの記事

コメント

29日に見てきました!!
役者さんがみんなよくて面白かったですね。
「夜と霧」は私も挫折、それも早々に挫折しました。で、私はこの芝居を見てケストナーをあらためて読もうと思ったのでした

KAATは私の場合、やたら時間はかかりますがムサコで同じホームでの乗り換えが1回あるだけだし、行きも帰りもほぼバッチリ座って(帰りのみなとみらい線は混んでいた)、爆睡の往復でした 確かに遠いけれど、横浜の明るさはやっぱりいいわぁ。

投稿: SwingingFujisan | 2011.05.01 00:40

SwingingFujisanさま
休日の横浜はまた華やいでいたでしょうね。
私は、行きの東急東横線がなんとなく盛り下がる感じだったので(曰く言い難いけど)、場所的にはそれを引きずっていたかもしれません。
ムサコって何、と思いましたわ そういえばルート検索すると、私もムサコ乗り換えが一番に出るんでした。でも、このルートは却下。さらに盛り下がりそうなんだもん、○○線が。

それはさておき。舞台は面白かったですよね!! 酔狂で2回見たけど、悔いはありません。小林隆さんのフリッツは、華やかな人たちの後ろで強烈な悲しい存在、ということで「コンフィダント 絆」の相島さんを、(後から)思い浮かべました。ほんと、三谷作品では、この2つがとても好きです。
ケストナー!! そういえば、の作品名がお芝居でも上げられてましたっけ。その昔、柳家花緑くんが平田オリザの作というか演出の落語をやったのが、「動物会議」からでした・・・というのも記憶の底から引っ張り出したのでした。

投稿: きびだんご | 2011.05.01 09:52

昨夜観てきました。
役者さん達の演技力・魅力を堪能できた舞台でした。
きびだんごさんは1階席でご覧だったのですね、羨ましい。
私は3階の1列目だったのですが、これが何とも凄い席!
ものすごい高さから舞台を見下ろすことになる上に、座席の前がパイプの柵のなので自分のつま先のすぐ下に1階席が広がっているのが丸見えという状況。
高所恐怖症ではない私でも「ひえ~~っ」と思ってしまう位でしたから、高い所が苦手な人は生きた心地がしないでしょう。
しかも柵のてっぺんにある手すりの高さがまた絶妙で(笑)、しっかり視界を遮ってくれまして。
2度と3階1列目には坐らない、と心に決めました。

投稿: 尚花 | 2011.05.01 11:06

こんばんは。尚花さまのコメントを拝見し、私も3階席のことをお伝えしたくなりました。私は本日楽日に再見、パルコがかなり前方だったので、次は3階でいいか、と3階3列目でしたが、3階席はどの列にも絶妙な!高さの手すりがありまして、視界を遮り、落ち着きませんでした。つま先に1階が見える最前列は、高所恐怖症の自分には絶対に無理です 普段は書かない劇場のアンケートにこの手すりの問題を書いてきました(引っこ抜いてはくれないでしょうが...)芝居小屋の設計は、ちゃんと舞台を観る人に作ってほしいと思います!!

パルコのときに、最後のクライマックスで、フリッツがゲッベルスに向かってセリフをいうときに、大きな揺れがきて、一瞬芝居が意識から飛んでしまったので、今日はそこをしっかりと聞いてきました。「私はあなたを憎んでいた、一緒に部屋にいるのもいやだった。自分の弟はすでに...」というくだり...そうだったのか!再見の価値がありました!!

段田さんや風間さんたち、芸達者な役者が前回と変らず、芝居を盛り上げてくれました

投稿: よこ奴 | 2011.05.01 20:36

尚花さま
いつご覧になるのかなー、と思ってました。
ほんと、お芝居は素晴らしかったですね
しかーし、3階席はそんなことになってたんですか。
せっかく3階1列でヨシヨシ、の筈が残念でした。
新しい劇場なのに、どうしてそんなことに。
(よこ奴さまが仰るように、設計に「見る人」の観点が抜けてるのか
開演前、1階の女子トイレも長蛇の列で、係の人が2階へ誘導してましたが・・・。
見るまでに、いろいろ気分がなことがあると、せっかくの素晴らしい舞台に水を差される感じ。それはくやしいですよね。
私も今後またKAATに行くことがあったなら、よっく覚えておきます。

投稿: きびだんご | 2011.05.01 21:26

よこ奴さま
そうでしたそうでした!! よこ奴さまは千秋楽にご覧になる。それがきょうなのでしたっ。東京→大阪→神奈川、ほんとの楽ですもんね。感慨もひとしおだったことでしょう。役者さんも、震災による休演もあっただけに尚更。
そして、よこ奴さまが無事に「懸案」も解決できてよかったです。あのあたり、どの言葉もおろそかにはできないぞ、という感じですから、ほんとにっくき地震だったですよね。

そして、問題の3階席のこと! なんと手すりにさえぎられるのは1列めだけじゃないんですか。なんたること!! で、1列はその上、怖いことになるんですよね。それはアンケートに書くべきですワ。そういえば私も普段はめったにアンケートを出さないのに(出そうかなと思うことはあるのに)、書いて出したのは、そういう会場の問題の時だった気がします。

それにしてもコメントを下さった皆さまは、29日、30日、5月1日にご覧になったんですねぇ。それも面白いですワ。

投稿: きびだんご | 2011.05.01 21:39

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