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2011.05.10

Jの芝居は独特の雰囲気

5月9日(月) 「ぼっちゃま」 19:00~ 於・パルコ劇場

作/鈴木聡 演出/河原雅彦 音楽監督・ピアノ/佐山雅弘 出演/稲垣吾郎、白石加代子、高田聖子、中村倫也、柳家喬太郎ほか

 いやはや、これを見に行くについてはモロモロありまして。そもそも、熱心な喬太郎ファンに初日のチケット取りにトライするよう頼まれたことからはじまった。パルコ劇場のカード会員なんだけど、先行抽選の申込みがそれはそれは大変! これはJ事務所がらみだからよね。前に草なぎくんの芝居(世田谷パブリックシアター)でも経験したように、申込み電話で、自分の名前や住所を吹き込まなきゃいけないの。全ての手続きが終わるまでに10分以上かかったかな。で、その時、ついうっかり(こんなに大変なんだから)第2希望も申し込んだら、そっちが当たっちゃってぇ・・・。(申込み結果の確認のために、また電話!)

 パスしてもよかたのに、せっかくだから自分で見に行くことに。発券してみたら席もB列のセンターブロックだったし。とはいえ、しょうじき何で見に行ったんでしょ。喬太郎だから?ということにしておくか。

 パルコ劇場に入ると・・・大量のお花でむせかえるよう。いちいち見てらんないけど、白石さんに河合祥一郎先生から届いてた(巨大)のが印象的でした。ここにいるのは・・・稲垣ファンが多いのかなぁと思いながら。

 席につくと、客席前方になにやら立て札が。携帯禁止?と思ったら、カーテンコール時のプレゼント・花束の手渡し禁止、のようでした。うひゃー、さすが。ついでに言うと、カーテンコールで、スタンディングの人がチラホラいたことと(これでは立ちたくないでしょ、と私は思ったけどね)、終演後、後方で「キャー!」という歓声が聞こえたこと(誰がいたんだろう)など、いつもとは違う雰囲気は、たっぷり味わったよ。

 肝心のお芝居は・・・昭和25年~の、東京都下の旧家のおぼっちゃま(稲垣)と乳母(白石)を中心とした話でして。戦時中のこと(東京大空襲やら理系の学生の徴兵免除など)、農地解放、朝鮮戦争などなどの歴史的な言葉も出てくるんだけど、ぜっんぜんリアリティはないわね。3月10日の大空襲といっても、それは10日の未明だってことを忘れてるんじゃないの?と思った時点で、 *小金井・国分寺あたりの地名、地主、ばあやの存在、などなど、太宰的なぼっちゃま・稲垣。

 作、演出ともに、おととしの「斎藤幸子」と同じだから・・・セットも似てました。2階家で階段があって、屋根に出るの。喬太郎師匠は、あの時よりは出番も多かったな。役どころは、元幇間の骨董屋。でもねぇ、これが喬太郎師匠じゃなきゃならない理由は何かな、とか考えちゃったわ。私みたいにうっかり見に行く落語ファンを呼び込むため?

 そうそう、ピアノ演奏者は、隣のアパートに住むモリタさんという役で、お芝居の中に存在はするけど喋らない、という点で、「国民の映画」と同じ感じ。

 ま、いろいろ(お芝居そのものよりも周辺のことが)面白かった、と言っておきます。

 少し早く着いたので、地下のリブロに行ったら、扇田昭彦氏を発見。これは「ぼっちゃま」ね、と思ってたら、パルコ劇場でも案の定、遭遇してしまった。相変わらずの「おじさん発見器」である。

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