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2011.05.19

四谷区民センターで落語を聞く

5月18日(水) 「神楽坂落語まつり 神楽坂劇場二人会」18:30~ 於・四谷区民ホール

辰じん・たらちね、喬太郎・禁酒番屋、扇辰・百川--仲入り--扇辰・麻のれん、喬太郎・文七元結

 3月14日に予定されていた会の、振り替え公演。気がついたらホームページ上で発表されていた。もともと実家行きのために空けており(市馬三夜の初日に行けるかな、でもあった)、市馬師匠ではなくこちらを聞くことに。
 四谷区民センター内のホールは初めて。新宿御苑駅からほど近いから比較的便利。いつも、国立劇場からの帰り、新宿行きの劇場バスでそばを通ってたから、場所は知ってた。ホールは9階にあって、見晴らしもよかったなー。キャパもほどよい感じ。

 この日になったのは・・・今、喬太郎さんが出ている舞台「ぼっちゃま」の休演日だから。このところお芝居ばっかりだったのに(前夜は共演の方々と飲んだらしい)、突然落語なんだから、噺家さんも大変だ。「禁酒番屋」は、ちょっとそういうドタバタを感じさせるところがあった。というか、ちょっと噛んだとか、言い忘れたても、知らん顔していられるのに、ぜったい自分でネタにしちゃうんだよね。

 扇辰さんは、かなり久しぶりに見た気がする。震災による自粛ムードで、お祭りも自粛しちゃって・・・というところから、祭りにつかう「しじんけん」んことを。あー、これは何の噺の仕込みだっけ、とすぐには思い浮かばないんだよー。途中、私は咳き込みそうになるのを我慢したりして、ちょっと苦しかったので集中もそんなにできなかった。

 仲入り後、「麻のれん」は初めて。ネタ出しされてたわけでもなくて、盲目の按摩さんがお店に泊まることになって・・・という運びに、「聞いたことない噺。何かしら・・・」と。終わりの方で、「のれん」が出てきたから こういう他愛ない噺は、構成的にもいい感じ。

 喬太郎さんの2席めは全くマクラなしで、お辞儀をして顔を上げるやいなや噺に。今回はいやに「江戸ッ子」の部分が耳についた。というのも、吾妻橋の上で文七の身投げを止めた長兵衛が、50両のお金の出処を言うのに、「江戸ッ子らしくないから言いたくないけど」(大略)、と前置きして言い始める。また、最後の方でも、長兵衛と鼈甲問屋の主人との遣り取りにでてくる。私は、そんなわざわざ言葉にして言わなくても、と思うんだけどな。

 とりあえず体調不十分につき(咳が心配なだけですが)、今ひとつ集中しきれなかったのが残念。喬太郎さんも、なかなか過酷なスケジュールと思われ、絶好調とは言えなかったのでは?

 ところで私はF列で(Aから始まる)、階段状になってるし見やすかったんだけど、お隣さん(サラリーマンふうの男性)は、かなりの頻度で、オペラグラス使用! そりゃぁ、「百川」でくわいのきんとんを飲み込むところとか、見せ場かもしれないけど、でもねぇ・・・。落語に対するスタンスはいろいろなのねぇ、と実感したのだった。

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