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2011.05.02

茨木のり子ブームは続く

 4月22日、紀伊國屋ホール(=4階)に「紅姉妹」を見に行った時、少し時間があったので、特に目当てがあるわけでもなく5階に上がってみた。で、すぐに「清冽」に出会い(2010年10月刊、4刷)、あっという間に読了。

 その中に、詩集「倚りかからず」が紹介された「天声人語」が全文引用してある箇所がある。1999年10月16日だそうで、そこから、ある種のブームになったんでした。この年は息子が中学校に入った年(満12歳)で、私はPTAの広報委員をやってたんだけど、個人的にけっこうこの詩集の話なんかをした記憶がある。それから12年後、満24歳になった彼が社会人となった年に、再び茨木のり子に出会った、というところかな。

 と思っていたら、直後の4月26日の「天声人語」に、原発問題に関する議論や世論調査にからめて、茨木のり子さんの詩の一部が引かれていた(4月12日に紹介した「聴く力」から)。3行だけ抜き書きされてもな、とも思うけど・・・。

 まだまだいろいろ読みたいな、と思う。とりあえず、岩波ジュニア新書「詩のこころを読む」をまず入手しなきゃ。実のところ、高校生くらいまで詩はわりと身近な存在でよく読んでたのよねー。その後、すっかり無縁の人生だけども。

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

<おんなのことば>は心に響く言葉の宝庫。
装丁も素敵です。
特別響いた言葉を少し書きます。

<みずうみ>「誰でも心の底にしいんと静かな湖を持つべきなのだ 容易に増えも減りもしない自分の湖 さらさらと他人の降りてはゆけない魔の湖」
うん、うん、そうよね。

<友人>「たまに会って うっふっふと笑いあえたら それで法外の喜び」
ホントにその通りだわ。

<汲む>「頼りない生牡蠣のような感受性 それらを鍛える必要は少しもなかったのだな」
「年老いても咲きたての薔薇」・・そんなおばあちゃんでありたい。

投稿: 尚花 | 2011.05.03 21:10

>尚花さま
「おんなのことば」ほんとに素敵ですよね。文庫サイズなのにハードカバーで、手の中の存在感がなんとも言えないし。
今の私たちの気持ちにストンと来る言葉たちがいっぱい。
「清冽」にはこの「おんなのことば」の版元・童話屋(むかし東京都児童会館の近くに店があったような。今は出版社だけで別の場所だそうです)との交流も描かれてます。
日々の生活の中のほんの一瞬、ふっと足をとめて、茨木さんの詩のことばを思い、また背すじをのばして歩いてく、という感じです。

投稿: きびだんご | 2011.05.04 09:43

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