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2011.05.09

團菊祭@大阪松竹座を見る

5月7日(土)「夜の部」16:00~ 5月8日(日)「昼の部」11:00~

・夜の部「蘭平物狂」松緑、菊之助、梅枝、團蔵、翫雀 「弁天娘女男白浪」菊五郎、左團次、時蔵、権十郎、團十郎ほか 「鏡獅子」菊之助
・昼の部「女暫」時蔵、松緑、菊之助、市蔵、左團次ほか 「汐汲」藤十郎、翫雀 「幡随長兵衛」團十郎、時蔵、彦三郎、左團次、菊五郎ほか

 夜の部は5列17から。ちょっと右よりだけど、稲瀬川勢揃いでは弁天小僧の真ん前あたりだし、なかなかよかったと思う。1列前の女性がすごく体格よくて、チビッコの私はややつらかったけどね。
 「蘭平物狂」の迫力の立ち回りなど、やはり前方ならではの迫力!(欲をいえば、上の方からもみてみたい) 松緑さんの若さ溢れる舞台! ほんとこのところ、充実してると思う。松緑襲名の狂言らしいけど(私は見てない)、「名前が人を育てる」部分は絶対にあると思うな。

 弁天小僧は、花道の「お嬢様」の出がちょっと厳しいかな、と思ったものの、そこだけであとは全く気にならなかった。左團次・南郷とも息がぴったり合ってるし(私はこのコンビが好き)、楽しいばっかり! 橘太郎さんの番頭、團蔵さんの鳶頭も好きだなぁ。

 夜の部の、私にとってのメインはもちろん「鏡獅子」。なんか勘三郎さんの記憶ばかりが鮮明だけど・・・。前半、小姓弥生の時の菊ちゃんはひたすら綺麗というか、ういういしく輝いてる感じ。そして、全編を通してすごく「ドラマ性」を感じた。いつも子役ちゃんで見ることが多い胡蝶の精が、左字郎&松男で、特に松男くんは可愛らしい顔立ちだから、不思議に似合ってたなぁ。
 獅子になってからは、今度は凛々しくて・・・あぁ何度でも見たいよぉ、なのでした。

 昼の部。5列13から。ちょうど真ん中、という感じの席でした。「女暫」は時蔵さんの巴御前が初役とは思わなかった。すごくイメージに合ってるもの。品があってきっぱりした役、というのがほんとにお似合いです。舞台番の左團次さんとのやりとりも面白かった!

 「汐汲」という踊りは、どうも頭の中に残ってくれないみたい。今回の此兵衛が出るバージョンは目新しくて・・・記憶に残るかな、どうだろ。昼夜ともに、翫雀さんが出てくると、つい先月の「お江戸みやげ」のおばちゃんを思い出してしまった。

 「幡随長兵衛」は、菊・吉のイメージが私には強かったんだけど、あれれ、上演記録を見ると1回(平成20年5月)しかないんだ。遡れば昭和59年というのもあるけど。劇中劇、「公平法問諍」も意外とたっぷりあるんだ、なんて。権十郎さんが、この芝居を水野と見ている渡辺綱九郎役で、一瞬だけご出演。夜の部も勢揃いの忠信利平のみで、ちょっと寂しいな。
 菊パパが、昼夜ともに目立たないところで咳をされてたのが気になった。くれぐれもお気をつけください!!

 見慣れた演目が多いけど、大阪での團菊祭として「江戸」の感じを伝えるにはうってつけかも。菊ちゃん、東京でも「鏡獅子」を踊ってほしいな。

 実は7日の朝には、なんとなく頭痛っぽかったんだけど、新大阪駅に着いた時にはすっかり回復。松竹座ではお目々ぱっちり(笑)。しかも、ホテルでのーんびり朝寝をして、ものすごく元気に東京へ。これ以上のリフレッシュ策はないんじゃないかしら。あ、また頑張って働こうっと。

*なんか、聞き覚えのある大向こうさんが土日と東京から遠征されてたみたい。かん高い声の「おとわやー」「よろずやー」が。

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コメント

リッチな演目でんねんなぁ。。。菊様の小姓弥生はともかく、獅子というのはイメージしにくいでんなぁ。いっぺん観てみんとあかんわなぁ。

投稿: クォショウヤヨイ | 2011.05.10 21:24

昼の部、まったく同じ席でした!

幡随って、私は「おわけぇの」っていう鈴が森の方は吉右衛門のイメージなんですけど、風呂場での立ち回りは圧倒的に團十郎なんですよ。殺される吉右衛門って想像できないんです(爆)

投稿: 猫並 | 2011.05.10 23:05

クォショウヤヨイさま
ほんと、これでもか的な演目ですねー。
菊ちゃんの顔、弥生の時にはほっそり見えて、獅子はふっくら
今月もぜひ道頓堀へ!

投稿: きびだんご | 2011.05.10 23:25

こんばんは。もしかして、そのおおむこうさん、この方では...↓2月の松竹座にもいらしていました。(この、ほぼ日--おおむこうさん編、なかなかおもしろいです)

http://www.1101.com/oomukou/index.html

最終回の「堀越さんのいろいろな掛け声(完全版)」が圧巻♪

投稿: よこ奴 | 2011.05.10 23:27

猫並さま
おやまぁ! 見やすい席だけど、通路までが遠かったですね(真ん中だもん)。
私はどういうわけか、團十郎の幡随はあんまり記憶に残ってないんですよ。なんでかなー。

投稿: きびだんご | 2011.05.10 23:35

よこ奴さま
ほぼ日に、こんなのもあったんですねぇ。ありがとうございます!!
あとでじっくり読むとして、・・・とりあえずかけ声をチェックしてみました。私が聞いたのは、もっと「ひょろひょろ」声といいますか、力が抜けそうな、だけど通る声なんですよ。
ちなみに今週の週刊文春・阿川対談は糸井重里氏のもようです。

投稿: きびだんご | 2011.05.10 23:48

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