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2011.06.11

歌舞伎鑑賞教室をノンビリ楽しむ

6月10日(金) 「歌舞伎鑑賞教室」 14:30~ 於・国立劇場大劇場

「歌舞伎のみかた」壱太郎/巳之助、隼人ほか 「義経千本桜 河連法眼館の場」翫雀(佐藤忠信・源九郎狐)、亀鶴(義経)、壱太郎(静御前)、竹三郎(飛鳥)、家橘(河連法眼)ほか

 このところの怒濤の日々からやーっと解放された。いや、よく働きましたです! なので午前中はボーッとしてたんだけど、シャッキリするには劇場に行くのが一番よね でも、今日の本命(?)は、新国立劇場の「雨」。その前に気楽に鑑賞教室を、というところ(実際には、ハシゴになるけど仕方ない、とやむなく鑑賞教室を入れてた)。

 鑑賞教室は、毎回見てるわけでもなくて、壱太郎、巳之助、隼人という若手が出演するのは初めて見た。順に20歳、21歳、17歳だそうで・・・いや、だんだん彼らの時代がくるのよねぇ、というのを実感した。壱太郎くんは進行役も落ち着いてこなしてるし、静御前も素敵だったし、応援しちゃう 隼人くんは顔が細いんで、女方はあまり好きじゃないなー(と、実はいつも思ってる)。なんにもせよ、1階にずらり陣取ってた高校生には同世代の彼らから、少しでも歌舞伎が身近に感じられるなら、嬉しい。

 四の切は、家橘、亀鶴といった、少し地味だけど達者(素敵)な役者さんがいて、安心して見ていられる。いや、ほんといろんな役ができるわけだし、貴重だよね。亀鶴さんはもっともっと出てほしいゾ。

 意外な翫雀さんの狐。 ヒラリ!の部分で少しドキドキしちゃう私でした。でも、こういう役を、この年齢で、初めて演じるということ自体がすごい気がするなぁ。
 で、そういう狐の動きはともかくとして、「言葉」があまり好きになれなかった。狐言葉といっても極端じゃないんだけど、なんだろう、発声の仕方によるのか、妙に言葉そのものが汚く感じられて。イントネーションとかそういうことじゃなく、一つ一つの音がちょっと耳に障るというのかなぁ。それを汚いと言っちゃ申し訳ないけど、私にはそんな感じ。これは狐限定ね。

 そんなこんなの国立劇場の2時間。途中、いっしゅんにもなったけど(腰元が庭を見回るあたりから。気がついたら静御前がいた)、ノンビリ楽しめた。ソワレの「雨」に向けて、いいウォーミングアップというか、切り替えができて、こんなハシゴだったら大丈夫、と思ったのでした。

 

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コメント

おお、10日は昼夜でしたか。
亀鶴さんの義経、よかったですねえ。私、すっかり感動してしまいました。
翫雀さんの動きがハラハラものなのは仕方ないというか、徐々によくなっていくのかなと期待しています。狐言葉は声の問題かな、と私は思いました。でも確かにこの年での挑戦は素晴らしい。
隼人クンの女方、同感。あんまり上手じゃないし 若いときって女方を勉強するのかしら(けっこう、娘役で出ていたりするんですもの)。
壱太郎クン、可愛かったし静の心が出ていました。

投稿: SwingingFujisan | 2011.06.12 12:00

SwingingFujisanさま
週の前半、あれこれパスしていたので、これもくじけそうだったんですよ、実は。3等席だしねぇ。でも、いやここらで切り替えなくちゃ、と。結果的に気楽に見られて、いい感じに復活できました
亀鶴さん、このところ演舞場などで「これだけですか」という悲しい思いをしていたので、わぁぁ、という感じもありました。
それにしても狐言葉はやっぱり難しいんでしょうね。笑っちゃうようなのもどうかと思うけど・・・。

隼人くん。やはりそうですよね。お父さんの路線で見たいです・・・とは言いながら、この時期には女方修業が必要なのかしら。モトは綺麗なのに女になると綺麗じゃなーい

投稿: きびだんご | 2011.06.12 15:11

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