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2011.07.24

またまた下北沢へ(そんな場合じゃないのに)

7月23日(土) 「ゆすり」 18:00~ 於・ザ・スズナリ

(アル☆カンパニー 第9回公演)
作・演出/青木豪 出演/大谷亮介、平田満、井上加奈子

 行かない時には全然近づきもしないのに、なぜ今月はこんなに下北沢に行ってるんでしょ。しかも、本多劇場→駅前劇場→スズナリ。
 ま、私にとっては新宿以西の、特に中央線・京王線沿線は、近所へ買い物気分で気軽に行ける所であり、下北沢までは190円(バス代より安いんだ)。

 平田満と井上加奈子のアル☆カンパニーには、興味はあったんだけど今回初めて見に行く。大谷亮介出演、というのも大きいかな。それと、上演時間が70分くらいで、土曜の夕方にちょうどよかった(帰宅してゴハン作って・・・と計算するからね)。公演が始まってから「見に行くか」だと、こんなふうに上演時間もわかってるのが嬉しい。

 お芝居は・・・平穏に暮らしているらしい大谷(と別に住んでいる妹の井上)の家に、30年前にこの家が持ってたアパートに住んでいた平田が、突然、やってきて泊まっていくらしいというところから。「年賀状だけの付き合い」って、あるよね~。最初は軽妙。秋田から来たということで、「なまはげ」みたいに人の所へ無理に入ってくる、とかナントカ。招かれざる客ではある。

 ・・・が、この平田はなんだかとても不気味。30年前のことをやたらに覚えている。逆に大谷なんか、ちっとも覚えちゃいない。そして、ある重大な「秘密」をネタに、「出資してくださいよ」とゆすりが始まる。こんな暗い、生活に行き詰まったような男をやらせると、平田さんの右に出る者はいない、という感じね。

 また大谷さんも、壱組印や3茶婦人会の時とはまるで違う役どころで、内面をじっくり。

 が、私にとっては、この芝居で発見した一番は、井上さんの魅力かな。上手側(前3列あるベンチシート=自由席の3列目)で見ていて、ラスト近く、兄・大谷と向き合った時の彼女の視線がまっすぐ来た、ということもあって、言葉よりももっと語る表情、をしかと受けとめましたですよ。

 実はかなり重い話で(スズナリ的ですね、私からすれば)、それをギュッと見せてくれたという感じ。7、80分で、これでオシマイ?という芝居もあるけど、いやこれで充分堪能しました、という70分だった。こういう芝居をやりたくて、平田さんと井上さんは、アル☆カンパニーを始められたのでしょうね。

・・・・・・・・・・・・・・・

スズナリへは来月、しのぶちゃんのお芝居で来るので、座席をちょっと予習。といっても、小さい所だから、そんなに違わないと思うけども。

下北沢に来るたびに、駅のすぐそば(踏切寄り)の靴屋さんが気になる。間口は狭いんだけど、セール中とはいえ、いつもたくさんのお客さんがいて・・・。ちょっとでも覗けばよかったなぁ。

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