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2011.08.19

八月花形歌舞伎!

8月17日(水) 「八月花形歌舞伎 第1部 第2部」 11:00~ 14:30~

第1部「花魁草」福助(お蝶)、獅童(幸太郎)、米之助(勘太郎)、彌十郎(勘左衛門)、扇雀(お栄)ほか 「櫓のお七」七之助ほか
第2部「東雲烏恋真似琴(あけがらす こいのまねごと)」橋之助(新左衛門)、扇雀(関口多膳)、獅童(左宝月)、福助(小夜)ほか 「夏 魂まつり」芝翫、福助、橋之助、国生、宜生

 8月はどうしても「納涼歌舞伎」と言ってしまうんだけど、改めてチラシを見ると、どこにも納涼とは書いてないのねぇ・・・。でも、3部構成で肩の凝らない演目が並ぶから、見に行きやすいのはいつもの通り。演舞場になってから、私にしては余裕をもって出かけてるので、銀河プラザでお弁当を買う余裕もあった。オペラグラスを忘れたのはちょっと残念。

 今月のチケット取り、メインは2部のつもり(いや、メインと言ったって、どの部も3階Bなのは同じ)。だから、もしかしたら1部はくじけるかも・・・だった。そういう軟弱さが、4列43という席に現れてたね。でも、最後列の通路際のこの席は、足元も楽だしなかなかよかった。そして! 北條秀司作の「花魁草」、すごく面白かった。

 私はボンヤリしていて、お蝶と幸太郎が一緒に暮らしている栃木の場が、冒頭の中川の河原の1年後というのをスルー。もっと時間が経ってるのかと思ってしまい、しばし??のまま進行してた。でも、お話はわかりやすいし、何よりも獅童くんがいい感じ。姉さん女房(いや女房じゃないけど)の福助さんとのコンビも、しっくり。

 そして、お蝶が自分の過去を、そもそも中川で助けてくれ今も隣に住む米之助に話す、というストーリーが自然なのね。また、聞いてくれる米之助のお百姓っぽさというのか、嫌味じゃないいい人感! いや~、よくできてると思いますです。

 で、第1部では獅童くん、いいじゃない!と思ったんだけど、G2の新作「東雲烏~」では、あらあら。出てくる場面でもれなく、なんだかなぁ、と思ってしまった。そういうふうな役(立ってる場が違うというのか)ではあるけれども。それにしても・・・。

 でも、作品としてはわりとオーソドックスかも。設定のわりにはすんなり馴染める世界が展開する。ま、個人的には「心の病」などという言葉が出るのは、ちょっとな要素だけど。人形になってからの福助さん(言葉ではなくて動きの部分)が、すっごく印象に残っている。ラストはねぇ・・・。あんなに家の存続のために母親が頑張ってたのにな、とも思う。

 「櫓のお七」は、どうも人形振りのところしかイメージになかったので、そこまでのあれこれに、そうだったっけ。・・・今回は、お杉(芝喜松)が連れて木戸を開けてもらいに行く、という設定で客席を歩く。さすがにこの場面はほとんど見えず、残念!
 で、人形振りは、そもそもよくわかってない私だけど、妙に手(てのひら)が目立って(なまなましくて)、目をゴシゴシしそうだったっけ。

 いっぽう、こちらも危うくパスしかねなかった「夏 魂まつり」は、なんか不思議な感慨にとらわれつつ、面白く見た。芝翫丈が若旦那役とは知らず、ビックリ。橋之助さんの女方というのはわかっていたけど、つい目が引き寄せられて・・・。おお、そういえば児太郎くんがいないのか、と思いつつ、成駒屋っ!なのでした。

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