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2011.08.29

なずなよ なずな

 あちこち書評などで話題になってた堀江敏幸「なずな」。ちょっと遅れて読んだのは・・・友人から借りた本だからデス。えっ、こんなに分厚いの?という感じが、今までの堀江さんっぽくない(分量だけで語るな!)。

 「イクメン小説」とありましたっけ。地方都市に住む40過ぎの男性が一人で生後2ヶ月ほどの姪を育てる日々。その子の名前が「なずな」。

 まぁ、一気に読む程度には面白かった。「飲んで出して眠る」赤子の描写や、振り回されて疲れる日々はリアルだけど、やっぱねー頭脳派の物語、なのよ。・・・なーんかモヤモヤするんだなぁ。この時期の赤ちゃんがいる生活が、私にとってはおよそ理性とはかけ離れたものだったから、なのかもしれない。それに小説とはいえ、彼の子育て状況(弱小地方紙の記者だけど、期間限定の子育て中は在宅勤務)が、恵まれすぎてるから??

 変におかしかったのは、彼が最初に選んだ車が古~いダークブラウンのシビックで、30年前くらいの車らしいから、まさに私が乗ってたのと同じかな、と。チャイルドシートが付けられる安全な車に買い換えられちゃうんだけども。

 で、唐突に、大島弓子「なずなよ なずな」を思い出した。タイトルは鮮明に覚えてるのに、内容はサッパリ・・・。時々、大島弓子をすごく読みたくなって何冊か買うものの、いつの間にか処分しちゃって、手元にない。・・・その繰り返し。猫ものじゃないの方が好きで、タイトルの付け方が秀逸だと思う。

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