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2011.08.23

初めての薪能だったのだけれど

8月21日(日) 「第33回 小金井薪能」 17:30~ 於・中央大学附属高校講堂

火入れ」 演奏鎮魂」打楽器演奏家・孟暁亮、瀬川順子 舞・津村禮次郎 狂言舟渡聟」万作、竹山悠樹、深田博治  思立之出・クツロギ」シテ・津村禮次郎、ワキ・安田登、アイ・高野和憲 笛・松田弘之、小鼓・古賀裕己、大鼓・安福光雄、太鼓・助川治 ほか

 本来の会場は、小金井公園江戸東京たてもの園前、だったんだけど、朝から雨が降ったりやんだり。会場は午後3時に決定とのことで、3時20分くらいに電話してみたら「中央大学附属高校です」。残念だけど、途中で大雨になって中止だったりしたら悲しいものね。

 自宅近くから武蔵小金井駅(南口)行きのバスに乗ってみる。バス停の近くには移転してきて間もない明治大学の中・高があるので、うーむ、明治の附属高校を出発して、中央の附属高校へ行くのか、という感じ。武蔵小金井駅(北口)からは「中大循環」というバス。これ、ぐるぐる遠回りするから、意外と時間がかかった。4時半くらいに着いたらもうかなりの行列。5時に開場。講堂は自治体のホールですか、というくらい、広くて綺麗だった。S席(自由席)だから、適当にセンターブロックを選んで座る。

 屋内でも「火入れ」の儀式はあるんだ。浅葱色の袴・肩衣姿の小金井市長と、小金井薪能の会長代行が蝋燭を持って現れる。とはいえ、実際にはステージの上で赤々と火が燃えるわけではないよ。

 今年は鎮魂が大きなテーマであり(近隣に避難している人たちを招待したという)、中国打楽器による曲も、「さくら」をテーマに亡くなった方々の魂を慰めるもの。舞の津村さんは客席上手側通路から登場。能の動きを基本に、オリジナルな舞。

 どういうわけか、狂言の時にちょっとでしたわ。なんか淡々としすぎって感じ。もっと面白いはずなのになぁ。・・・。

 休憩20分をはさんで「融」。今回の小書、「思立之出」ではワキの僧が、「思い立つ・・・」と謡いながら登場する。ついでに「クツロギ」とは、後シテが途中で橋掛りの三の松のところで休息するんだって。以上は、公演パンフの解説より

 お能ではちっとも眠くはならなかったけど、やっぱり場所の制約はいかんともしがたい、というところかなぁ。これ、やはり空には美しい月、っていう時、所で見たいわね。

 実は我が家だってたまには夫婦でまいりますのよ、とばかりに、2人で見に行ってたの。で、夫はとりあえず日本古代史のヒトなので、くだらないことが気になったりするもよう。アイの所の者が源融を説明する時に、寛平○年(没年)と言うんだけど、カンピョウじゃなく?とか、装束とか・・・。だって、いつこのお能が成立したと思って??

 そうそう、小金井薪能は地元在住の津村さんと、林望さんの構想で始まり、33年間、市民ボランティアの力で継続してきたとのこと。確かに、当日の会場整理などなど、多くの人が手際よく働いてらして、頭が下がります。来年は、お天気に恵まれますよう。

 終演後は、出口に殺到、を避けるために、ブロックごとに順番に退出。帰りは駅まで頑張って歩いて、中央線で三鷹まで。三鷹着がちょうど9時くらいだったから、私が友人に譲った「喬太郎勉強会」(6時~)に行ってた人たちも、このへんにいるかなーと思いながら帰ったのでした(駅前で飲んでからね

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