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2011.12.06

平成中村座、12月公演の昼と夜

12月3日(土) 昼の部 竹席(13列)
12月4日(日) 夜の部 松席(2列)

「昼の部」 菅原伝授手習鑑 車引 賀の祝 寺子屋
「夜の部」 葛の葉 積恋雪関扉 松浦の太鼓

 演目から見てもそうなんだけど、夜の部が圧倒的に楽しかった。昼の部は昼の部で、じっくり見る、という部分はあったものの・・・。
 3日は開演時にかなり雨が降っていたこともあって、遅れて来る人、多数。13列の通路脇なものだから、人が入ってくるたびにちょっと気になる。(席を間違えて座ってた人が移動したり、つい目がいっちゃうのよ。修業が足りません)

 でも、菊ちゃん桜丸@車引は、隈取(むきみの隈)のお顔も綺麗で(そういうのは久しぶり!)、それだけでウットリですわ。

 「賀の祝」は正直あまりパッとしなかったかも・・・。
 平成中村座に菊之助が出る! ええっ、しかも武部源蔵!? とまぁ、いちばんビックリしたのが寺子屋。うむむ、やっぱり丁寧に演じてるんだけど、というところかな。松王、千代が出てくると、さすが貫禄、と思ったなぁ。私は先月の中村座に行ってないので、勘三郎の復帰後、初めてなのだった。そうそう、竹本がなんかピンと来ないというか、響いてこなかったなぁ。昼の部は千穐楽にもう一度見るので、その時はズシッと受けとめたい。

 前日の悪天候(終演時には雨は上がってたけど)と打ってかわって、お天気に恵まれた4日。夜の部は2列の花横という場所にも恵まれ、「迫力・綺麗・面白い」と、たいそう機嫌良く観劇したのだった。

 「葛の葉」は、8月に亀治郎の会で見た記憶も新しい。あの時と違って、コンパクトな舞台を至近距離で見るわけで、また違った楽しみがあった。「恋しくは・・・」の歌を書くのも、こんな近くから見ていいんでしょうか、というくらい。「恋」の字は上手だったと思います(爆)。

 「関の扉」は、夜の部の中では一番長いんだっけ。菊ちゃんが出てくるのが待ち遠しくて(笑)・・・、足が一番痛かったのもとうぜんコレでも、。いろんな菊ちゃんを見られるシアワセ! 化粧とか衣装、鬘、一日にこんなにあれこれ変えるんだもの、大変だわね。

 「松浦の太鼓」で明るく終演、というのが、やっぱりいい、と思う。こういう殿様の役って勘三郎よねぇ。まだ本調子ではないのだと思うし、襲名披露興行も近づいて大変でしょうが・・・。
 雪の両国橋の場面はほんとに寒そうだったなー。ラストは凛々しい菊之助、というわけで、平成中村座なのに、菊ちゃん満喫の2日間でした。

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