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2012.01.17

2日続きの楽しい観劇:1日め

1月16日(月) 「十二夜」 19:00~ 於・赤坂RED/THEATER

(劇団AUN第19回公演)
作/W・シェイクスピア 翻訳/小田島雄志 演出/吉田鋼太郎 出演/安寿ミラ(ヴァイオラ)、吉田鋼太郎(マルヴォーリオ)、横田栄司(サー・トービーベルチ)、大塚明夫(アントーニオ)//Aキャスト(長谷川祐之、沢海陽子、林蘭ほか)

 吉田鋼太郎さんが主宰する劇団の公演、今回は無事、見に行けた。ちょうどカンフェティで「当日引換」チケットも入手してたし。日にちだけを決めて、あとは何も情報を得ていなかったら、ダブルキャストだったんだ!! 谷田さん、中井出さんはBキャストだったから、ちょっと残念ではある。というか、両方見てもよかったくらい。

 舞台はとてもシンプル。上手側の大きな月が美しく(なんかデジャヴ、と思ったら、松竹座「NINAGAWA十二夜」の筋書きの表紙かな?)、そして、下手側の両開きのハコの扉を開くと、そこが海辺だったり、マルヴォーリオが閉じこめられた部屋だったりする。まるで「どこでもドア」みたい。これは、素晴らしいアイディア。

 ・・・なんだけれど、サー・トービーが最初に酔っぱらってそこから登場したとき、和式便器がそこにあって、その後も、どんなシーンになっても便器が存在したのよね。この意図がちょっとわからなかった。 

 まず大勢で歌う歌から始まり、全部で何曲歌われたのかな(作曲:笠松泰洋)。多くはフェステ役の松本こうせいさんが歌ってた(*松本さんは本来Bキャストだけど、16日は彼でした)。こんなに歌が入るお芝居とは思ってなかったよー。

 今回は、吉田さんがマルヴォーリオ役ということもあり、ちょっと引いた感じで(?)、その分、若々しさに溢れる楽しい舞台だった。横田さんなんか、サー・トービーをほんとに楽しそうに演じていて、若い人たちの情熱と、ちょっと余裕ある芝居ごころとでもいうか、それがミックスされて心地よかった。

 劇場もとてもコンパクトだから、そんな空間の良さと、ライブの息づかい、「空想することの楽しさ」などをじかに感じた。休憩込み3時間でも、ちっとも長くなかったよ。
 安寿ミラさんを見るのは初めてかなぁ。女でありながらオーシーノーの小姓役、というのにはやっぱりピッタリ。意外と地味に見えたゾ~。

 こういう、ちょっと芝居の原点っぽいというか、わくわくを共有するのが舞台を見る楽しさだな、と思ってたら、翌日(17日)の「11ぴきのネコ」でも同様でした。先週、「寿歌」と「下谷万年町物語」が、ちょっと難しく感じられた分(それはそれで、別の楽しさにつながるんだけど)、今週はパーッと盛り上がってる私、なのでした。

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