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2012.02.20

「平家物語」を持って能楽堂へ

2月19日(日) 「能で綴る平家物語 破の巻 平家流転」 14:00~ 於・矢来能楽堂

〈若竹能〉復活特別公演
朗読・平家物語より 飯島晶子
仕舞「経正」「忠度」「知章」
仕舞「敦盛」「俊成忠度」「小督」「藤戸」

能「通盛」シテ・遠藤喜久、ツレ・古川充 ほか

 序(2/18)・平家台頭、破、急(7/22)・平家滅亡と3回シリーズの公演の内、第2回の破の巻。ちなみに能は、序では「俊寛」、急は「碇潜」。序も見たかったんだけど、さすがに2日続けてお能を見るほどの基礎体力&知識はないので・・・。

 これは、カンフェティで見つけたので、詳細はあまり知らなかった(知ってても結局、関係ないと思うけど)。でも「通盛」だから、「小宰相身投」を読んでおけばいいんだな、と、わざわざ古典文学大系を持って出て・・・電車の中で泥縄で読んだりして(こういう時は文庫版がいいね)。そうしたら、朗読がまさにその「小宰相身投」のところ。原文ママも多少はあったけど、現代語訳で。現代語であるがゆえに、ちょっと感情過多に感じられる時もあったかな。

 そして、仕舞がたくさんあったのにもびっくり。そしてびっくりといえば・・・その仕舞の前半、「忠度」が始まったばかりのころに、見所に急病人!! 私は正面席で、騒ぎは脇正の後ろの方だったから、よくわからなかったけどかなりの騒ぎ。でも! こういう時にやってる「忠度」がまた長いんだね~。そして、最後の「藤戸」の直前には地震。全く、なんて日だったのかしら。

 休憩時間の終わりにアナウンスがあって、病人は救急車で運ばれたけれど大丈夫の様子、とのこと(ちょうど医療関係者も居合わせたそう)。

 仕舞が終わったところで3時を少し回ってたのかな。4時半くらいには帰れるか、なーんて思ってたら、終演は5時近かったです。肝心のお能を見る前に、ちょっとくたびれてた。そうそう、大鼓は亀井広忠さん。ちょうど前日(土曜日)会った友人が、NHKのBS「たけし アート☆ビート」のことを言ってたんだけど、それにも出てらしたんですってね。我が家ではBSは見られないのよぉ。
 矢来もかなりコンパクトだから、正面3列目にいると笛の人の息づかいがけっこう聞こえて、へぇぇってことも。

 シテは前が漁翁で、後は通盛。やっぱ武将姿がりりしくて。一緒に出てくるツレは、前・海女でアイ狂言の間もずっと舞台の上にはいるのね(いないものとして、だけど)。で、後は小宰相局。当日もらった解説リーフレットに、「見つめ合う通盛と小宰相局」とあって、それは見逃さないぞ、ではあった。現代の目からは、充分離れてるんだけど(笑)、能の中ではものすごく珍しいことなのね。

 以前、ちょっとだけこの矢来の定例会に行ってて、最後の附祝言を聞くとなんかその時を思い出したりもした。

 さ~て、今度の日曜は「船弁慶」だよ!

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