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2012.03.02

めちゃくちゃ久しぶりに、お江戸日本橋亭へ

3月1日(木) 「雀松向上委員会 in 東京」 19:00~ 於・お江戸日本橋亭

桂雀松3席:替り目般若寺の陰謀(小佐田定雄・作)--仲入り--百年目

 桂雀松さんは、大阪でずっと「雀松向上委員会」という会をなさっているそうだけど、東京ではこれが初めて。私はこの前、トリイホールに行ったとき予約してた。さて東京の入りはどうかな、と思ったら、ほぼ満席でしたよ。

 以前はここで市馬落語集が開かれてたから、よく通ってたけど、最近はとんとご無沙汰! 三越前駅の地下は相変わらず工事中のところがあったり・・・地上に出れば出たで、あちこち変わってる!(角の結納用品だっけ?の店もなくなってた)。お江戸日本橋亭の入ってるビルも修繕工事中のよう。

 先月、平成中村座であった「談志追悼落語会」で、談春さんが「白井権八」をかけたと聞いて、そういえば、お江戸日本橋亭で市馬・談春二人会があった時に、「白井権八」を聞いたっけ、今じゃとても考えられないよ、あんな小さな会場だなんて・・・と思ったりしたのでした。座椅子席と椅子席で、落語にちょうどいいくらいのキャパなんだよね。
 ↑いつのことか、あまりに気になったのでミックス寄席HP内の根多帳を見たら、平成15年3月14日だった。

 さて、桂雀松さん。何回か聞いてるけど独演会はもちろん初めて。
 幕がしずしずと開くと、めくりもなく、そこに登場した雀松さんが座布団に座るなり、今日は私だけ、ほかにはだーれも出ません! 開口一番もいないなんて珍しいけど、ほんとたっぷりの会なんだなぁ」、と。

 あ、今日の演目のうち、般若寺の陰謀と百年目はネタ出しされていたもの。

 大阪のSさんは、雀松&市馬の大ファンなんだけど、なんかわかるなぁ。二人のたたずまいはまるで違うものの、明るさ心地よさ、押しつけがましくなく気分よく心を遊ばせてくれるんだよね、きっと。唄(唄の種類はちがう)やリズム感もあるかな。雀松さんの場合は、「かわいらしさ」がある。いい年をした男性に言う言葉じゃないけど、(かわいい、じゃなくて、かぁいらしい。ニュアンスわかります?)そう思えるんだもん。

 そしてどの噺も、マクラから噺への入り方がじつに自然。久しぶりに聞いた「替り目」も、面白かったなぁ。飲んで帰ってきたご亭主のために奥さんが「おでん」を買いに行ってる間に、うどん屋が回ってくる、というのは初めて聞いた気がする。そんなことないのかな(昔聞いたときのサゲは何だっか忘れた)。

 「般若寺の陰謀」は新作だったのか。龍が出てくるから今年はちょうどいいんだね。トンデモな寺の住職がおかしい。

 「百年目」。さすがにちょっとお疲れも?の感もあった(最初から湯飲みが置いてあって、それでのどを潤しながら)。番頭さんの宴会場面なんか、とくにいいなーと思いながら聞いてた。あと店の主人が諭すときにも、くどくないのよ!

 というわけで、すっかり楽しんだのでした。椅子席を取っててくれたKちゃんと神田駅まで歩きつつお喋りして、気分もすっきり。ちょうどこの日で仕事が一つ片付いた身には、うれしいご褒美のような会でした。

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