« 珍しくプレビュー公演を見る | トップページ | 15年以上ぶりに「ガラスの動物園」を見た »

2012.03.27

平成中村座の襲名披露

3月25日(日) 「平成中村座 三月大歌舞伎 夜の部」 16:00~

「傾城反魂香 土佐将監閑居の場」「口上」「御所五郎蔵」「元禄花見踊」

 またちょっと感想アップが滞ってしまいました。
 午後4時開演、というのをしっかりインプットして浅草へ。まぁ、友人と二人だったので、私がいくらうっかりでも大丈夫ではあったのでした。でも、来月は3時半開演でしょ? ひえ~、なのですわ(と言っても、行くかどうかは未定)。

 ちょこちょこweb松竹を覗いていて、14列のまさに花横のチケットを入手。椅子じゃなきゃいやだし、ちょうどいいくらいの席だったかな(値段は高いけど)。「吃又」では仁左衛門さんが花道のところでじっと「物見」していたけど、それがドギマギするくらい正面でした。

 さて、どれも楽しめたけど、一番印象に残ってるのは「吃又」の夫婦の情。土佐将監の妻は出ず、下女が居る、などなどは、少し聞いていたので、珍しく思いながらも驚きはしなかった。いつもは、女房のおとくをわりとつきはなして見てる気がするけど、いや~、今回は一緒になって悲しんだり喜んだり。
 勘三郎の女形を見ることじたい久しぶり。さすが!としか言いようがないなぁ。

 口上は、先月の演舞場の豪華さに比べると・・・だけど、それこそこういう小屋の良さがあったと思う。また江戸時代の猿若町時代のことに触れたりで、なおさら。海老蔵は、去年12月の日生劇場の口上に続いて、不行跡(?)をネタにしたようなところも。いつまでもそれで受けてちゃいけないよね。私の後ろのおばさんグループなんか、「新勘九郎さんの爪の垢を煎じて」という言葉に、「そうだそうだ!」なんて言ってたよぉ。

 「御所五郎蔵」は、仮花道をあんなふうに作るんだ、と。いろいろ考えるよね! でも実は一番「おお!」だったのは、七之助の美しさ。いつの間にあんなに綺麗になったの? ほんと年齢の近い兄弟で切磋琢磨、という良さもあるに違いない。襲名の演目としては先月の方が好きなので・・・。

 「元禄花見踊」では、つい鶴松くんばかり見てしまった。みんなあっという間に大きくなるね、とも思ったな。
 すぐ後ろのグループが、そもそも賑やかだったンだけど、この踊りでは一段と(ほら、「誰の子供?」とかね、気持ちは分かるけど)。で、わざとらしくチラ見したり・・・でも、もしかしたら、ちょっと知ってる人かも、とギョギョッ。もちろん知らないふりして帰ってきちゃった。

|

« 珍しくプレビュー公演を見る | トップページ | 15年以上ぶりに「ガラスの動物園」を見た »

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

歌舞伎座のサヨナラ公演の寺子屋で、仁左衛門の源蔵に勘三郎の戸浪がとても評判が良かった記憶があるのですが、私はこの二人の組み合わせとしては、今回のどもまたの方がずっといいと思いました。
そして、ホントに、勘三郎ってヒトは、凄いですね。長生きして…猿之助のようにならずに…国の宝になって長く活躍してほしいもんです。

投稿: 猫並 | 2012.03.28 22:44

猫並さま
いやー、ほんとによかったですね、吃又 最初、見る予定ではなかったんだけど、見逃さないで良かった、と心から思いました。今まで、自分が通り一遍に見てたのかもしれないけど、こんな夫婦だったんだ、と初めてわかった気がします。実際にも仲のよいお二人(そして大変な病いも経験された)だけに、よけいそこに流れる空気にジンとしました。
勘三郎もだんだん調子が出てきたのかな? ほんとこの病気をバネに、さらに素晴らしい芸を見せてほしいです。

投稿: きびだんご | 2012.03.29 22:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 珍しくプレビュー公演を見る | トップページ | 15年以上ぶりに「ガラスの動物園」を見た »