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2012.04.11

演舞場に一日おりました

4月11日(水) 「四月花形歌舞伎 通し狂言 仮名手本忠臣蔵」

昼の部/大序、三段目、四段目、道行
夜の部/五段目、六段目、七段目、十一段目

 せっかく通しなんだから、順番に(昼の部を先に)見ようと思ったら、こんな日になってしまい、えーい、まとめて見ちゃえ、と。私としては暴挙に近い。長時間、見続けるエネルギーが不足気味なのは自覚してるの。

 菊之助は判官役で昼の部にしか出ないから、昼は1等席をフンパツし、夜の部は3階B。ダメだと思ったら途中で切り上げてもいいかな、というくらい。 結果的には、すごく集中して見てたわりには元気も残っていて、結果オーライなのでありました。

 当然だけど、見る真剣さにおいては昼の部の方が圧倒的。席は4列のセンターあたり(口上人形の真ん前くらいかな)だったから、刃傷に至る場面や、切腹など、緊迫感がいっぱいで息がつまりそうだった。

 菊之助は、特に三段目、師直(松緑)にネチネチいじめられるところを丁寧に演じていたのが印象的。この役も菊五郎の記憶がまだ新しいのではあるけれど、若いだけに清らかな感じが強いのよね~。松緑は、大序ではなんか顔が漫画チックに見えて・・・でも憎々しげなのはその大序の方で、三段目ではまだ、という感じがした。
 獅童の若狭之助はとても見栄えがよくて、斧定九郎より好みだな。

 見慣れたやり方とは違う、勘平(亀治郎)の六段目。ついそういう部分に意識がいってたかも。おかや(竹三郎)、お才(亀鶴)、源六(薪車)の雰囲気がかなり好みで、特に竹三郎さんが良かったな-。

 染五郎の由良之助は、顔が細いからか何となくイメージに合わない気がした。四段目は特に。七段目は好きですが。福助(おかる)、松緑(平右衛門)もね。

 周囲には七段目が終わったところで帰るひともチラホラいたけど、いや私は朝からいるんだから、討ち入りまで見ないと帰れませんわ! 3階から見てたからよけいに、かもしれないけど、若手の立ち回りはもっとがんばれ~。

 ・・・と、思いつくままちょこっと感想でした。本日、大勲位・中曽根氏が昼の部、ご観劇でありました。90歳過ぎてるよね、お元気でうらやましい。

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コメント

土日で(二日掛けて)通してきました。

昼の部はきびだんごさんと同じく菊ちゃんの正面でしたので、切腹の場面は息を詰めて見入ってしまいました。
どんなお役でもきちんと仕上げてきますよね、なかなか出来ることじゃない
菊ちゃん贔屓で良かったと、今月もつくづく思いましたよ

松緑さん・亀治郎さんも熱演でしたが、時折早口になりセリフが聞き取りにくい所があったのが残念
染五郎さんが首を振りなが唇をプルプル言わせる所が(幸四郎さんもよくなさいますよね)気になったのですが、あれって必要なんでしょうかね??

成長著しいと感じたのが萬太郎くん。
梅枝くんに続き、萬太郎くんの活躍も楽しみになってきました

投稿: 尚花 | 2012.04.23 10:19

尚花さま
夜の部もうまくご覧になれたんですね、よかった!
昼の部はほんと力が入っちゃいました。たしかに菊ちゃんて「どんなお役でもきちんと仕上げてくる」 ついねー、もっと弾けても、とか(もちろん今月のことじゃなく)言ってしまいますが、いやいや、まずはやるべきことをきっちりやってる今が大事、ですね。

染五郎さん、四段目の大星の顔を見たとき、実はいっしゅん仁木弾正を思い浮かべたんですよ。あれこそ幸四郎の役、ですかね~。七段目とあんなに印象が違うのも不思議な気がしました。
亀治郎さんについては、なんかあんまり覚えてないんです さて6月の襲名、どうしようかな・・・。昼だけ見るかも。

投稿: きびだんご | 2012.04.24 01:55

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