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2012.04.29

うららかな 日差しと風と 市馬師匠

4月29日(日・祝) 「柳亭市馬独演会」 14:00~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

市也・真田小僧、市馬・こんにゃく問答、ぴろき(漫談)--仲入り--市馬・百年目

 朝、日の光と小鳥の鳴き声で目覚め、中央道(下り)を行く街宣車の歌に今日が何の日か思い知る・・・そんなのどかな(?)休日にふさわしく、木々の緑を愛でつつバスで星のホールへ行った。そうそう、午後1時前に10台近くの街宣車がにぎやかに上り車線を走ってたから、天皇陵への墓参だったのかしらん??

 昨日から東京にいらしてるSさんと現地で落ち合い、ゆっくりお喋りしながら開演を待つ。もちろんかなり前から完売だったけど、わりと年配の男性が多いのが、三鷹のこの会の特徴かもしれない。うららかな春の日と、市馬師匠の雰囲気と、客席の(地味な大人な)雰囲気が合ってるね。

 開演前にロビーにいたら、前座の市助くんが。やはり柳家の宿命か、ふっくらつやつやしてたみたい。秋には市也くんが二つ目になるけど、見習いクンが入ったそうで、一門拡大中ですね。

 その市也くんは「真田小僧」。間の取り方とか、うまくなってるな、と思う。でもわりといつもニコニコ顔なんで、小言をいうお父っつぁんはもう少し渋くてもいいんじゃない?なんて思ったりした。あ、小さい会場の前から2列目センターブロックだから、そんなことを思ったかも。

 市馬師匠はそれほどマクラも振らずに、噺へ。で、噺には、どこそこ、などと場所を特定してるのは少ないけど、これは「上州安中」。・・・おお、こんにゃく問答。そういえば、問答にやってくるのは越前永平寺のお坊さん。
 わりと短めバージョン? ちょっとお疲れかも、って感じも。でも、いかにも上州の田舎の空気と、ちゃらんぽらんな即席坊主がいいんだよね。あ、この噺、客席に目の不自由な人がいたらダメかな。

 ぴろきさんは偶然テレビで見たことがある。「ギタレレ漫談」だそうで。ウクレレは弦が4本だけどこれは6本。江戸時代からあるんですよ。げんろく・・・という、まさに脱力の喋りから始まり、最後までこの調子。独特の風貌もあいまって、おもちゃ箱に入ってなさい!って感じ。市馬師匠がおっしゃってたように、肩の力を入れようがない面白さ。

 「百年目」はネタ出しされていたもの。最近だれかで聞いたはず・・・小満ん師匠かと思ったら、雀松さんでありました。だから、ちょっと(その新しい記憶と)イメージが違ってたのか。雀松さんで聞いた時は、もうちょっといろいろ描写が細かかった気がする。比べれば、(見た目だけでなく)噺のイメージも、軟-硬だな、と。その骨太かげんも魅力ではないか、と思った次第。

 ハネてから三鷹駅まで歩く道も、街路樹のツツジやハナミズキも気持ちよくて、いい日だったな~。

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