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2012.05.14

昼の部は「女殺油地獄」!

5月12日(土) 「五月花形歌舞伎」昼の部 11:00~ 於・新橋演舞場

西郷と豚姫」翫雀(お玉)、松也(芸妓岸野)、獅童(西郷吉之助)ほか 「紅葉狩」福助(更科姫/戸隠山の鬼女)、愛之助(山神)、高麗蔵(局田毎)、獅童(平惟茂)ほか 「女殺油地獄」愛之助(河内屋与兵衛)、福助(お吉)、歌六(河内屋徳兵衛)、秀太郎(母おさわ)ほか

 これ、あんまり行く気になれなくてチケットを買ってなかったんだけど、ちょっとweb松竹をのぞいてみたら、3階右13、14が出ていて、んじゃぁということで14をポチッ。なのでほんとは休養日にしていた土曜日に出かける羽目になってしまった。
 隣の13は売れたけど来なかったのか、売れなかったのか知らないけど、ずーっと空席のままだったので、気楽にゆったり見られてラッキー。・・・でも、やっぱり同じ3階Bでも正面の40番台とは見え方が大違いなんだよね。

 あんまり見に行く気になってなかったのは、もちろん演目に引かれなかったから。でも、結果的には「油地獄」がすごくよくて、これを見逃さないで良かったな、というところ。 

 しょうじき、「油地獄」を見ていると、仁左衛門の後継者に愛之助がいてよかったな、なんて思っちゃう。ああいう、スキッとしたいい男(優男)で、でも心の中に暗いものを抱えてる雰囲気が・・・。
 お吉の福助も、思った以上によかった。華やぎがあって、ちょっと「触れなば落ちん」の風情が、後の悲劇を予感させる。また、油まみれの立ち回りの中で、感情がすごく「生」で伝わってくる。「痛い」とか「死にたくない」というのが。
 母・秀太郎、父・歌六、兄・亀鶴、妹おかちの米吉のファミリーもよかったから、なおさら。米吉ってちゃんと見るのは初めて。ちょっとコケティッシュな顔立ちが可愛い。これからどんどん活躍していくんでしょうね。児太郎も昼の部に出ずっぱりだけど、隼人、種之助・・・こういう世代が出てくるようになったんだ。

 「西郷と豚姫」は、今までの私だったら、つい朝イチだからパス、ってなっちゃうところ、なぜかちゃんと見た。むぅぅ、松也くんの芸妓姿が収穫かも。いっときよりも顔が細くなった? これ、右側の席だったから見切れる所も多くて、よけい乗れなかったのかも。

 「紅葉狩」。あんまりなんとも思わずに行ってて、幕が開いたとたんに紅葉ね・・・(実際に見るまで思わないところがナントモ)。ちょうど清々しい日で、いい季節だなぁ、なんて公園の木々などを見ながらでかけてたから、余計に。でも、鬼女になってからはすごく見応えがあって、楽しめた 先月、今月と、花形の中に入った福助の存在感がさすがだな、とも。

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