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2012.05.15

日曜日の文楽・第2部は当然「満員御礼」

5月13日(日) 「国立劇場文楽公演」第2部 16:00~

「傾城反魂香 土佐将監閑居の段」「艶姿女舞衣 酒屋の段」「壇浦兜軍記 阿古屋琴責の段」

 前日12日から始まった5月の文楽公演。日曜の第2部限定でグループ全員の分、5枚もチケットを確保するのは、至難の業でした。どうして毎回毎回、一方に片寄って人間国宝総出演、なんでしょう。

 吃又は住大夫と文雀(おとく)、艶姿~は簑助(お園)、阿古屋には三味線の寛治、というわけで。おかげで、(1部、2部両方には行けなくて)最近は咲大夫&燕三をなかなか聞く機会がない。

 あぜくらの初日10時にログインして、なんと13列の右ブロックもかなり右端の方だったのよね(2枚のみここで取った)。ひぇぇぇ・・・。でもとにかく見られればいいや、と。一般発売では14列の同じく右だったから、みんな同じあたりから見られてよかったんだけども。
 そして実際に見始めると、このあたりも決して悪くない・・・どころか、阿古屋では舞台の上の人形と床を同時に見られるから、満足度MAXだったのよ。

 「吃又」は、平成中村座で見て間もないから、歌舞伎との比較という点でも面白かった。今回は「改作版(1725年初演)」で最後に又平のどもりが治る(土佐将監が手水鉢を真っ二つにして)。ま、いずれにしても、あんまり予習などせずに見ると「よくわかりません」な演目ではある。友人たちは討ち死に多し。

 それに比べれば「次はわかりやすい(好き嫌いは別として)」酒屋。簑助が遣うお園のたたずまいの美しさに、ぽーっとなってしまう。嶋大夫もよかったし。後半、お園のクドキは源大夫。襲名してから病気休演が多かったから、私は初めてかな。やはり、というか、ちょっと(かなり)声量不足のよう。それを藤蔵の三味線がカバーしているふうに思えてしまうのもねぇ。

 最後、ますますみんなが勘十郎(おお、阿古屋だ!)大好きになっちゃった阿古屋琴責。これ、阿古屋を語るのが津駒大夫で、人形の絢爛豪華さとの落差になところも(すみません)。で、最初、呂勢さんだったら・・・なんて思ったんだけど、琴や三味線、胡弓を弾くところは、せっかく浄瑠璃が語られてても全く聞いちゃいない自分を認識してしまいました。人形見て、床の寛太郎くん(三曲担当)たちを見て、曲に集中してると、もう浄瑠璃の入る隙間がないんだ。
 赤っ面の岩永左衛門も面白かったし、盛り上がったなぁ。

 そのままの勢いで、わいわいと飲み会に突入。いつのまにかできていた平河町森タワーの1階にあるビストロ&バーが、日曜も営業してるのを確認してたので(ランチに偵察にも行った)そこへ。あの近辺で、日曜もある程度遅くまでやってる貴重なお店、ですわ。ここ、森タワーだから「平河町ライブラリー」があるのね。ふーーん。

 文楽は値段も手頃だから、みんなで行くにはいいんだけど、さて9月はどんな配役になるのかなぁ。戦々恐々だわ~。

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