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2012.05.20

新真打ち誕生を寿ぐ

5月19日(土)「国立演芸場 5月中席 春風亭一之輔真打ち昇進披露」 13:00~

-- 柳朝・真田小僧、マギー隆司(マジック)、勢朝(漫談)、圓歌(漫談)--仲入り--口上(左から・柳朝、勢朝、一之輔・一朝・圓歌)、一朝・肥がめ、大瀬ゆめじ・うたじ(漫才)、一之輔・五人廻し

 21人抜きの真打ち昇進で話題になった一之輔さんの披露興行も、この中席で終わり。全50日間のうち49日目!(四十九日なのだ) 私も1回くらいは行きたいと思ってたんだけど、普通の寄席はなかなか行きづらく(混むかな、とか)、場所も顔ぶれも相当地味だけど、指定席が買える国立演芸場にしてみた(ネットで席を見たら、8列の右端があったので、遅れてもOKだな、と買っていたもの)。

 演芸場に着いた時には一人目の高座が終わるところで(3人の交代出演だから誰だったのか不明)、タイミング的にはよかった。というわけで、まずは新真打ちの兄弟子・柳朝から。わりと力の抜けた、とぼけた味の落語だと思うけど、そこから、マギー隆司、勢朝と、脱力系の人が続いて、正直あらあら、とも思った。

 仲入り前は「落語協会幹部日替出演」ワクで、誰かな? 市馬師匠は出ないかな・・・圓歌師匠でありました。かなり久しぶり。麹町在住なんだっけ(中沢家の人々は聞いたことあるよ)。今日は天皇の前で口演した話を中心に。さすがに面白かった。そういえば国立演芸場の高座にかけてある「喜色是人生」の扁額は、入江相政氏によるものだったんだね。

 口上は、柳朝の司会。ここでも圓歌の存在感がさすが。元会長の重鎮だし、いろいろ心得てるよね。50日間、師匠の一朝は1日も欠かさずこの披露興行につきあってるそうで、そのことをねぎらってらっしゃいました。(明日言えばいいんだけど、俺は明日は出ないんだよ、と)

 一朝は、自分が真打ちに昇進したとき、師匠(先代柳朝)は病に倒れていたそうで、そういう経験から「弟子の披露興行」に伴走し続けているのでしょうね。ご本人も病気されて10キロやせたとか(最近、復活気味)。落語じたいはオーソドックスだけど味わいある噺なんだな-。ま、「肥がめ」ってネタはどうなんでしょ(笑)。あちらも「お祝い」だけども。

 漫才でちょっと眠くなって・・・真打ち登場! 客席の真ん中あたりに小学生の女の子がいるのを見つけて、「あららら~」。「そのあたり死角なんですよ」と、高座の左右の袖から見える範囲を、座布団から立ち上がって示したりして。でも!と、吉原のことを話し出したから大受け。ほんとに気づいてなかったのかなぁ・・・? 前座の朝左久時代に、よくミックス寄席の前座をやってたから、記憶はあったんだけど、いや~ここまでの存在とは。ふてぶてしくもあり、古典の王道をいくのでしょうね。

 ところで、真打ちのお祝いの後ろ幕のこと。前半は、日本橋女学館中・高校の同窓会から。すんごく意外でビックリ。後半、口上の時のは、日大藝術学部、落語研究会の文字が見え、最後に一之輔後援会からのもの。そういえば、私は寄席の披露興行には行ったことなかったから、へぇぇ・・・と思ったのでした。

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コメント

 一之輔の披露興行、きびだんごさんの行かれた日に市馬師匠が御出演になれなくて残念でしたねえ。
 ところで、5月31日朝草演芸ホール余一会夜の部『市馬ブルースを唄う』、すっかり忘れていました。うーん、なぜか別の予定を入れてしまったぁ。いっつもこんなのばっかり

投稿: ケイジ | 2012.05.22 01:33

ケイジさま
この日、市馬師匠はかわら版に載るようなスケジュールはなかったので、ちょっと期待したんですが・・・国技館で相撲観戦だったみたいです でもこういう場で圓歌が聞けてヨシ、ってところ。
浅草の余一会、歌はともかく(え)演奏を聞いてみたいですが、木曜ではどうしようもない。

投稿: きびだんご | 2012.05.22 08:47

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