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2012.06.05

吉祥寺でパリを旅する!?

6月5日(火) 「ミッドナイト・イン・パリ」 於・吉祥寺バウスシアター

 今日から岡山へ行ってるはずが変更となり、仕事の休みは取ってるしで、突然暇になってしまった。昼間はワイドショーで猿之助襲名初日の様子を見て(テレビ的には中車ですが)、そのあと吉祥寺へ。ミッドナイト・イン・パリをやってるのはどこかな、と探したら、バウスシアターがあったのでラッキー!! のんびり映画を見て、買い物なんかするにはとてもいいんだもの。

 これ、ウディ・アレンの監督・脚本作品なのよね。週刊誌で紹介されてるのを読んだ時にも、ほぉぉ、と思ったのに、あんまり「重要事項」じゃなかった。学生時代、「アニー・ホール」とか見たっけな・・・訳もわからずに見る、そんなお年頃だったんだ。そして当時からかなり長い間、どこか旅するなら(←空想として)ワイルドな場所がよかったんだけど、今やヨーロッパの綺麗なトコじゃなきゃいやだ、と思うようになってしまった。年月は人を変えるのであるよ。

 舞台は2010年のパリ。アメリカから婚約者の両親とともに4人で観光に来たギル・ペンタ-という小説家志望の男(映画の脚本家としては成功しているけれども彼の目標はあくまで小説)。いやー、あきれるほど真正面から、パリ、ですわ。

 その彼は、お金持ちの婚約者の家族と、どうも「価値観」が違ってる。婚約者の元カレの知識人っぽい男も登場して・・・。そういう「今」のノリについていけなくて、深夜に一人でホテルに帰ることにしたギルの前に、プジョーのクラシックカーが現われて、出かけた先(パーティ)には、フィッツジェラルド夫妻や、ヘミングウェイが。そうそこは1920年代のパリだった!
 シンデレラは12時になると魔法が解けちゃったけど、ギルの場合は12時(? 深夜)の鐘が鳴るとプジョーが現われて、ピカソ、ダリらのいる場所へ連れて行ってくれるのだった。そこで、美しいアドリアナ(ピカソの恋人)と出会い、恋に落ちる。そして彼女と行った先は、1890年代、ベル・エポックのムーラン・ルージュ、マキシム。おお、ロートレックがいる。

 けれども、1920年代の人・アドリアナがベル・エポックの時代に夢中になりここに残りたいと思った時、1920年の世界で夢中になってたギルはハタと気づく・・・。

 おとぎばなしといえばまさに。見ながらもこれはどこに着地するのかと思ったりしたけど、ほわわわ~とおとぎばなしでしたわ。クスッと笑ったり。

 美しい美術館ガイドがサルコジ夫人だったとは知らなかった。ヘミングウェイ役のコリー・ストールが素敵でした!

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コメント

 ウディ・アレンを観に来るカップルって、どうなんだろうと思っていました。今回のは、わかりやすくて、デートにはいいかも
 それでね、隣にカップルがいて、『ミッドナイト・イン・パリ』が始まる前の会話。
男「映画館で一番面白いのは予告編。予告編観たら、もう本編はどうでもよくなっちゃう」
女「えーっ、そうなの?」
男「スパイダーマンとかさ、面白そうじゃない」
女「・・・」
 観に来る映画を間違えたんじゃないかなあ

投稿: ケイジ | 2012.06.06 17:14

ケイジさま
バウスシアターで16時45分~の回だったからか、座席にはポツポツしか人はいませんでした。が、その貴重な客はカップル(含・年配)と女一人でしたね。確かにデートには楽しい感じ。「一緒にパリも行きたいわね」とか(ベタな場所ですが)。
ケイジさんの隣に座ったカップルは・・・早晩「価値観の違い」に気づく、かも(そんなたいしたことじゃないか)。

投稿: きびだんご | 2012.06.06 17:53

この映画、しのぶちゃんもブログに書いてましたねー
封切の日に見に行ったっていう友人もいるんですが、こういうのこそ映画館で見た方がいいのかな…

投稿: 猫並 | 2012.06.07 09:12

猫並さま
むぅぅ、こういうのこそ自宅で見てもいいか、とも思いますが。私は映画やお芝居を(DVDもけっこう持ってるのに)、家でちゃんと見られないタイプなのでそういう選択肢はないのでした。
しのぶちゃんのブログ、コメント欄があったら絶対にカラスのところに書き込むんだけどな

投稿: きびだんご | 2012.06.07 10:38

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