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2012.08.02

8月1日(水) 「いつか見た男達~ジェネシス~」 19:00~ 於・本多劇場

(劇団500歳の会 旗揚げ公演)
作/松原敏春 監修/佐藤B作 脚本/千葉雅子 演出/福原充則 出演/荒谷清水、池田成志、宇梶剛士、小川菜摘、金井良信、千葉雅子、中村まこと、深沢敦、山西惇、渡辺いっけい

 月曜日に、(役の上で)男子高校生14人、というお芝居を見てきたばかりで、今度は(役の上でも現実にも)50歳の男女10人、の舞台である。どちらも舞台の熱気が心地よかった(ある意味、ほほえましいというか羨ましくも馬鹿馬鹿しいような熱気ね)。

 見に行った動機は、月曜の「露出狂」とは全く対照的に、俳優がとても魅力的だったから。これに尽きる。ひと癖ふた癖ありすぎる人ばかりでしょう。小川さんと金井さん以外は、何度も見たことがある。

 ストーリーは、(保育園の頃から一緒で)高校の同級生だった「マイナスな人たち」+普通+上、が50歳になった時に温泉宿に集まるのだが・・・。と書いていて、なんだか「良い子 悪い子 普通の子」ってのを思い出したぞ。
 マイナスな人たち(←私が仮に名付けた)というのは、連れ子、パンパンの子、捨て子、死刑囚の子、乞食の子。あ、東京ヴォードヴィルショーによる初演は1981年だそうで、当時もこの設定だったとしたら、すでに難しかったんじゃないかなあ。

 普通の子が山西さんで、上=一軒家の子が渡辺さん。ハチャメチャに騒ぐ人たちの中で、二人の存在がポイントになっている。

 とはいえ、やっぱりハチャメチャ、ではある。どこまでが台本で、どこからがアドリブなのか、さっぱりわかりませんわ、という感じ。実際に、いいおじさんおばさんたちが、舞台で暴れ回ってる。そのエネルギーが、暑苦しいけど、いっそ清々しくも思える、というところかなあ。

 いくつになっても、好きなことに全力投球してるこの感じこそが、いちばん共感した部分かもしれない。

 帰り道で、後ろの若いカップルが「ジェネレーション・ギャップ」を感じた、みたいなことを言ってたけど、確かにそうだろうな、と思う。
 配られてたリーフレットの挨拶に、山西さんが「『いつか見た男達』という芝居が18歳の僕にとってどれほどカッコ良く見え、影響を与え、その後の俳優人生の核になっているか」と書いていて、少し??だった。そしたらタイミングよく、今日の朝日新聞・夕刊に劇評が出て、「そもそもは高校の同級生が30歳で再会する設定だった」とあって、なるほど! 

 いろんな意味で、「露出狂」→「いつか見た男達」の流れは、面白かったなぁと思う。

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コメント

ああ、私と逆コースですね。
私は『いつか見た男達~ジェネシス~』を観てから、明日『露出狂』です。

渡辺いっけいの演じる、「上杉じゅんじ」っていう名前をジェスチャーで当てさせるという場面が可笑しかった。渡辺をみんなでからかっている感じでしたね。
まあ、お遊びなんだろうけど、この辺が小演劇の楽しいところ

投稿: ケイジ | 2012.08.03 11:12

ケイジさま
あらっ、珍しく(笑)気が合っちゃいましたね。「露出狂」のご感想がまた楽しみです。今週は、うわぁぁと思うととツライだろうな、というのばかり見てます。今日は「ふくすけ」だったし。
渡辺いっけいさんの、あの名前当てジェスチャー、ほんとおかしかったです。最初、何が始まったのかわからなくて。で、またそんな時、ナルシーが憎らしいほどですもんね。
年齢が合えば、大谷亮介さんも入ってほしかったなー。芝居にとりつかれた男たち(いや女も)、ですから。

投稿: きびだんご | 2012.08.04 00:06

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