« 猫づくしの夜 | トップページ | この3日間 »

2012.09.23

9月は若手の演劇を見てる、その第1弾

9月14日(金) 「ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。」 19:30~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

(三鷹ネクスト・セレクション 13th)
作・演出/藤田貴大 出演/伊野香織、石井亮介、荻原綾ほか

「マームとジプシー」という変わった名前の劇団(演劇団体)は、藤田貴大氏が全作品の脚本と演出をつとめる団体として、2007年に設立、とのこと。藤田氏は、少し前に書いた「柿喰う客」の中屋敷さんと同い年くらいじゃなかったかな。まだ20代後半。

 私は最近まで全然知らなかったんだけど、かなり注目を浴びているようで、ちょうど三鷹で新作が上演されるのなら見てみましょう、という軽い気持ちで出かけた。あ、今年の岸田國生賞を受賞してるんでした。

 これは、見ていない人にはなんとも説明しづらい、というか説明できない。大まかな物語としては、別々に暮らしている3人姉弟の生まれ育った、築100年の家が取り壊される、その取り壊し当日から数日間と、過去のこと。それだけ。その表現が、果てしない繰り返しとものすごい運動量で・・・いやはや。
 その繰り返しの中で、ちょっとずつ違う物語が生まれ、「生まれ育った家がなくなる」という感傷につながっていく。ふーむ。ぐしゅぐしゅ泣いてる人も。

 これ1作だけでは、なんとも言えないなー。でも、やはり今年、同じ三鷹で見た柴幸男「朝がある」(太宰モチーフの演劇)も、「繰り返し」が重要な手法だった。はやってるんですか?

 イキのいい演劇を上演するので定評がある(たぶん)三鷹の、今年の「ネクスト・セレクション」は、このマームとジプシーを皮切りに、「はえぎわ」と「モナカ興業」の3劇団。ちなみに「はえぎわ」のノゾエ征爾さんも、今年の岸田賞受賞者(今年は3人受賞って、ちょっと多すぎ)。

 私は幸いにも「地の利」があるし、友の会&ポイントを使って2000円くらいで見られるから、まあこれからもちょっと気にしていようと思っている。

|

« 猫づくしの夜 | トップページ | この3日間 »

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 猫づくしの夜 | トップページ | この3日間 »