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2012年11月

2012.11.29

今月の歌舞伎は演舞場のみ

 今日で怒濤の出社仕事と、自宅仕事の両方がいっぺんに片付いた。うまく配分できなくて重なってしまうところが問題なんだけどね(発注元が違うから致し方ない)。

 でも、そんな中でも演舞場には行ったんだなぁ。
 2回目の昼の部:17日(土)
 2回目の夜の部:25日(日)

 昼の部は、1回でもいいかなと思ってたけど、友人(喬太郎の「文七元結」にいたく感動して歌舞伎も見たい、と)のリクエストで。まあ音羽屋応援の意味もあるか、とフンパツした。2日に見た時はかぶりつきで、17日は10列から。私はちょっと後ろから見るのが好みかも、と思ってしまった・・・菊ちゃん文七だし(八ツ橋の時にそうは思わないだろうか

 夜の部、7日に3階Bから見た時はそんなに楽しめなかった気がするけど、25日は3列のセンターから。仁左衛門も復帰して、はからずも両方見られてよかった。
 熊谷は(疲れもあって)やっぱり相模と藤の方、2人のシーンでちょっと でもその後、首実検のあたりから 寝たり泣いたり忙しいわね、なんて思われていそう・・・。

 汐汲では、最前列がいくつも空席になってたりして、あらあら、でした。私の左隣の方も(四千両では戻って来て、ちょっと喋った。藤十郎さんには申し訳ないけど、2回目だからいいか、だったそう)。

 四千両、上からではよく見えてなかったところが(遠いし暗いしで)あれこれわかって、な~るほど。牢屋のシーンなんて、上から見てた時はちょっと飽きたんだけど、近いとそうでもなかった。萬太郎くんだったのかとかね。

 月初めには、明治座にも行く気まんまん。web松竹じゃなくて明治座のネット予約だと、席は大丈夫そうだから、様子を見て・・・と思ってた。そしたら、とてもそんなわけにはいかなくなくなって、残念ながら。国立劇場も行ってないしねぇ。まあ、今月は文楽に行ってるんだから、それらに行かなくても、あまり惜しかった、という感じでもないの、実は。

 明日で11月もおしまい。このところ頑張って働いてた反動で、また劇場通いが復活。そして中旬には怒濤の年末(前倒し)仕事が始まる。わ~っと叫んでる間に1年が走り去ってる、というのが実感だなあ。 

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2012.11.25

チケット2種、無事に嫁いだ

行けなくなってしまったお芝居チケット。もっと早くからオケピに出せばよかったんだけど、ぐずぐずしてた。
なんとかどちらも金曜、土曜で商談成立。でもさあ、日曜じゃ近くの郵便局はやってないから、何年ぶりかで自転車で本局まで行ってきた。

1件は翌朝10時便にしたから、郵便局だったのよ。もう1件は、演舞場に行く前に、新宿駅で手渡し。その目印に今日はストール持参。やれやれ、だわ〜。
でもまあ空席にはならないし、値引きはしたけどそれは仕方ない。今のところ、不愉快な思いもしてないけど、それも運かな。すっごい取りにくいチケットというわけじゃないからね。

そのうち私もお得に買いたいぞ。

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2012.11.23

秋の夜の朗読タイム

11月22日(木) 「夜の入り口 村岡希美と池谷のぶえ、倉橋由美子を読む」 19:30~ 於・六本木 新世界

第1シーズン「大人のための残酷童話」
出演/村岡希美、池谷のぶえ ゲストミュージシャン/室屋光一郎

「人魚の涙」「血で染めたドレス」

 先月と同じく、7時すぎに会社を出てタクシーに乗ったんだけど、道路が混んでて倍以上、時間がかかった。あぶなく遅刻するところでヤキモキ。受付で、料金とドリンク代を支払って(赤ワインにした)、会場へ。立ち見でいいです、と言ってたんだけど、最後列に椅子を出してもらえました。ありがとう。

 なので、前列で見た先月と違って、舞台の様子はよくわからなかったけど、2人がテーブルに向かい合って座る、というのではなく、客席側に向かって。「人魚の涙」をメインで読む村岡さんが立っていて、台詞部分を担当する池谷さんは座って。「血で染めたドレス」ではその逆。

 ゲストミュージシャンの室屋氏はバイオリニスト。朗読されるストーリーに沿って、美しい音色が奏でられていく。
 前回はオリジナルっぽい楽器があったことも含めて、実験的というかあらたな試み、という感じだったけど、今回は完成度が高かった気がする。
 いや、そう思うのは、あの時は単に「かきならされる」楽器が珍しくて、少し意識がそっちに行ったな、という反省があるから。

 室屋氏の独奏コーナーというのはなかったんだけど、村岡さんのリコーダーと、池谷さんのマトリョミンと合わせて、少し演奏された。マトリョミン(マトリョーシカの形をしたテルミン)って、ちょっと興味があったんだけど、こんなところで聞こうとは。

 お二人の読みというのは、「大人のための読み聞かせ」ということもあって、自然な、心地よい読み方。そんな中で、それぞれの声のタイプの違いも際だって、朗読も奥が深い!と思うのだった。

 もちろんそんな「読み」にふさわしい倉橋由美子の作品、ということになるんだろう。特に今回選ばれた作品は、「裏切られた少女がいたましい」とかってことじゃなくて、ぎょっとする、ぞっとする、暗い淵をのぞきこむような感覚・・・。正味50分弱?(時計はみてない)だけど、別の世界につれてかれたよう。

 「大人のための残酷童話」は3回シリーズだけど、今後も倉橋作品を読んでいくらしい。とても嬉しい! というわけで、来月20日の第3回も予約しちゃった。いよいよもって7時半の回はあぶなそうだから、10時にしてみた。クリスマス近い夜の六本木って、どんななの?

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2012.11.20

欲張りなアタシ?

11月20日(火)

 さていよいよ、恐れていた多忙な日々が始まった。しかも、そうとわかっていながら、また一つ「タイトなスケジュールですがなにぶんよろしく」という仕事を受けてもうた。だって、ネタが伝統芸能方面で、他の人には譲れないんだもんっ。自ら炎の中に飛び込んでおりますな。

 というわけで、ほぼ毎日、会社に行きーの、家でも机に向かいーの。

 それでも、22日の倉橋由美子朗読と25日の演舞場は死守したい・・・。来週のイキウメのお芝居と、「日の浦姫物語」は完璧に諦めた。日の浦姫は代わりに行ける日がないから、井上ひさし77フェスティバルもここで途切れちゃう。

 家族3人とも、不規則な仕事スケジュールなもので、それぞれカレンダーに書き込むようにしている。私の連日の○印(出社マーク)を見た息子が、「(こんなに仕事して)またどこかに遊びに行こうとしている」と。ご明察。 

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2012.11.18

17世紀の魔女裁判と、赤狩り

11月16日(金) 「るつぼ」 18:30~ 於・新国立劇場 小劇場

作/アーサー・ミラー 翻訳/水谷八也 演出/宮田慶子 出演/池内博之(ジョン・プロクター)、鈴木杏(アビゲイル)、栗田桃子(エリザベス・プロクター)、佐々木愛(レベッカ・ナース)、檀臣幸(パリス牧師)、磯部勉(ダンフォース副総督)ほか

 「リチャード三世」からの3作品通しチケットで購入していたもので、そうでなければ見に行ってない可能性が高い。公演が始まってからはとても評判がいいんだけど、3時間40分ほどもあるし、重そうだし・・・と、パスしていそう。でも、これほんとに見てよかった。

 あいかわらずちっとも予習もせず、なんとなーく「魔女裁判」らしいというのは聞こえてたのに、えっ?中世ヨーロッパの話なの?というくらいの認識しかない私。
 実際には、独立以前のアメリカ、マサチューセッツ(セイレム)で、1692年に実際に起こった魔女裁判に材を取った作品。しかも、書かれたのは、レッドパージの嵐の頃。

 ・・・と、ここで今、突然思い出した! 私はこの戯曲が載ってる「悲劇喜劇」(2012年11月号)を持ってるんだ。「リチャード三世」を見に行った時に買ってたよ。またうっかり文庫本を買わないでよかった。

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2012.11.16

秋は、夕暮れ

秋は、夕暮れ
富士山のシルエットと三日月と。ふもとには高速道路のランプも。

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2012.11.15

バラエティに富んだ狂言を楽しむ

11月14日(水) 「万作を観る会」 19:00~ 於・国立能楽堂

連吟「御田(おんだ)」内藤連/竹山・高野・深田・岡
狂言「附子」 遼太(太郎冠者)、石田幸雄(主)、中村修一(次郎冠者)
狂言「月見座頭」万作(座頭)、萬斎(上京の者)
・・・・休憩・・・・
新作「食道楽(くいどうらく)」 北大路魯山人著「春夏秋冬料理王国」所収 狂言「食道楽」より/脚色・演出 野村万作
万作(大名)、石田幸雄(目)、深田(鼻)、中村(口)、高野(耳)、月崎(胃)、岡(手)、萬斎(心)/笛・槻宅聡、太鼓・桜井均

 このところ、野村家の狂言を見るのも「中正面」がすっかり定位置になっている。今回もそれで申し込んだら、1列がもらえたのでラッキーだった。足元が楽だし、柱で見えない、ってこともほぼなかったし。
 毎度のことながら、パンフレット(受付時にもらえる)も、とてもしゃれてる。これは萬斎さんの妹、葉子さんのデザイン←葉子さんは鶴瓶「A-Studio」で話題に出てたっけ。

 いつも「ござる乃座」や「万作を観る会」では、その構成に感心する。さすが自分チで主催する会だけあって、考えられてる! 特に今回はそう思った。定番っぽい笑いあり、不条理あり、新作あり。

 そして、最近、一門の人が増えたなあと思いつつも(内藤さんと中村さん)、顔と名前が一致しなかったのが、解決!
 最初の連吟に登場した内藤さんは、国立能楽堂能楽三役研修の第8期生とのこと。またしても、親戚のおばちゃんのごとく緊張しながら聞いてた。御田の田植えをする早乙女たちと神主の掛け合いの謡で、内藤さんは神主パートね。

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2012.11.14

four(裁判員、法務大臣、刑務官、未決囚)

11月13日(火) 「4 four」 19:00~ 於・シアタートラム

作/川村毅 演出/白井晃 出演/池田鉄洋、田山涼成、須賀貴匡、高橋一生、野間口徹 (アフタートークつき)

 私があらかじめ持っていたチケット(セブンイレブンで発券)は、指定席ではなくて「118」と番号がついていて、てっきり自由席で番号順に入場、と思ってた。そうしたら、受付で今度は、「0122」とナンバリングされた紙をもらった。その裏側は、

Four

 いったいなんなんだ~。??と思いながら客席の方に行くと、真っ平らなステージ&客席スペースに、アットランダムな番号が書かれていて、自分の番号の場所に、木箱のようなのと座布団で、自分で席を作る。ふううむ。
 そのうち、あらら? スタッフみたいに見えるけど野間口さんじゃないですか。などなど思ってるうちに、ほかのキャストもバラバラに集まってきて、「始めますか?」

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2012.11.13

読む「浮標」

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 ↑新幹線で東京・京都を往復する間のお供は、ハヤカワ演劇文庫から出た「浮標(ブイ)」(三好十郎)。9月~10月の公演に合わせて発刊されていた。だから、帯もこんな感じ。

 新字・旧かな遣いだけど、文字も大きいし、読みづらくはない。五郎=田中哲司や小母さん=佐藤直子の声が、ほんとに耳元に甦ってくるようで、その情景を思い出すだけで、涙が出そうになったことも。

 声すなわち言葉の圧倒的な存在は五郎だけれど、小母さんの独特な言葉遣いもインパクト大。戯曲では、〈京都生れだが、中年から大阪や東京や田舎などに移り住んだせゐで、いろいろな言葉が混り込んで、不思議な京都弁になってしまった〉、とある。最初に「千葉市の郊外」と場所が提示されてたから、なんでこんな言葉なの?と見ながら思ったりしてた。佐藤さんの声がまた、たくましいオバチャンそのものでもあった。

 妻の美緒は、重病だからそもそもそんなに喋らない。喋ろうとすると五郎に叱られる(体力を使うから)。だから、読みながら思い出すのは、松雪泰子の手の動きや、表情など。はかなげな人でありながら、生な「女」でもある美緒がよかったなぁ。

 見ている時はそれほど注意を払ってなかった、小母さんの民間療法的「蛇の黒焼き」の話。いま読んでいると、ものすごく、必要以上に存在感をもって迫ってきたから驚いた。それが小母さんの口から発せられたとたん、終盤のシーンが甦って、五郎の気持ちも、小母さんの気持ちもやりきれないほど痛々しかった。まったくおぞましい存在だ。

 ところで、文庫版には、三好十郎の「浮標」あとがきと、長塚圭史による演出ノートが収められている。それもまたこの上なくありがたい。
 さらに巻末に上演記録もあって、1940年の初演と、文化座による1958年の公演、そして新国立劇場の2003年公演(栗山民也演出、生瀬勝久ほか出演。これには北村有起哉くんも出てたんだね←赤井の兵隊さんかな)が。しかーし、去年の長塚演出の初演の記録はどこにもない! 長塚さんが、初演のさいちゅうに再演を考えていたということも合わせると、何か表現できていない不満があったのかしらん。と、まあつい考えてしまうわけですよ。長塚初演では美緒の妹・恵子は洋装だったし(母親は和装)。それだけでも随分イメージが違うのではある。

 最後に、五郎の言葉で、長塚「演出ノート」でも最後に太字で書かれている部分を引用しておきます。

 ・・・・俺達あ、美しい、かけがへのない肉体を持つてゐるんだ。ゆづるな。石にかじり付いても、赤つ恥を掻いても、どんなに苦しくつても、かまふ事あ無い。真暗な、なんにも無い世界に自分の身体をゆづつてたまるか。

 

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2012.11.12

文楽劇場に11時間!(メモ)

11月10日(土) 「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」 10:30~、16:30~ 於・国立文楽劇場

第1部 大序「鶴が岡兜改めの段」「恋歌の段」 2段目「桃井館本蔵松切の段」 3段目「下馬先進物の段」「腰元おる文使いの段」「殿中刃傷の段」「裏門の段」 4段目「花籠の段」「塩谷判官切腹の段」「城明渡しの段」 5段目「山崎街道出合いの段」「二つ玉の段」 6段目「身売りの段」「早野勘平切腹の段」
第2部 7段目「祇園一力茶屋の段」 8段目「道行旅路の嫁入」 9段目「雪転しの段」「山科閑居の段」 大詰「花水橋引揚の段」

 10時の開場前には着いていたので、結局11時間ほどは文楽劇場にいたことになる。よくそんなエネルギーがあったもんだね。大阪のSさんが取って下さった席は、1部2部ともに最前列! 人形がほんとによっく見えましたです。そういえば、初めて文楽劇場に行った時も最前列だったんだ(今回が2回目です)。

 いま手もとには、半券をもぎってもらってない第2部のチケットがある。1部終了後、ロビーにいてそのまま席に戻ったからね。チケットのチェックも全くなかったよ。

 3段目の「腰元おかるの文使いの段」まで(たぶん)は、人形遣いの方も黒衣頭巾で。こういうのはどんなふうにして決めるのかなあ。

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2012.11.11

楽しい旅も終わってしまった

 あ~ぁ、祭のあと? 宴のあと? まだ現実に戻りたくない私です。

いちおう旅の記録をば。

11月9日(金) 「正倉院展」。
 考えてみれば奈良もすごく久しぶり。奈良博の前にある「下下味亭(かがみてい)」って、それこそ30年くらい前に行ったことがあるんだっけ。もちろん当時とはすっかり変わってる。今はなき、(名物女将で有名だった旅館の)日吉館の記憶とともに、ちょっとタイムスリップした気分。
 正倉院展は3時すぎに入ったから、それほど待ち時間は長くなかった。まあ、それでも中はワッサワッサしてたけども。今年の目玉、瑠璃坏なんて印刷物で見るのとは大違いで、透明感があって綺麗だった(最前列で見るための列が長くてそこには並ばなかった)。

11月10日(土) 国立文楽劇場にて「仮名手本忠臣蔵
第1部(大序~6段目)10:30~16:00(途中休憩25分、5分)
第2部(7~9段目、大詰)16:30~21:00(途中休憩25分、5分)
 文楽劇場は客席もロビーもゆったりしていて、うれしい。そしてこんな過酷な通しを、見ようと思い、実際に見たことは自分史上、特筆に値するね。

11月11日(日)京阪電車で小さなアート旅
「京阪宇治」平等院へ。鳳凰堂は修復工事のためすっぽり覆われているけれど、鳳翔館(宝物館)が楽しかった。もちろん今回の目的である、山口晃筆の養林庵書院襖絵もバッチリ。庭の木々の紅葉になごんだ。
「京阪七条」京都国立博物館で「宸翰 天皇の書
 雨だから宇治あたりをあんまりフラフラするのもな・・・そういえば国立博物館へも京阪電車で行ける!と、急遽、行くことにした。軽い気持ちで行ったんだけど、すっごく分量もあって見応えありすぎってくらい。
「JR京都」 美術館「えき」KYOTOにて、「山口晃展
 これは平等院養林庵襖絵奉納記念の展覧会。かなり作品数があって、小さいものでは、五木寛之「親鸞」の挿絵、水村美苗「母の遺産」挿絵なども。
 大作の中には今年メゾンエルメスで見たのも、あのときからかなり書き加えられていた。まだ制作途中だよね・・・。

 せっかく秋の行楽シーズンの旅だったけど、紅葉は平等院で見たくらいだなあ。 
 

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2012.11.09

京都下車、奈良から難波へ

京都下車、奈良から難波へ
目的は文楽を通しで見るぞ!!な旅。
そのために、前泊、後泊も必要なわけで……、まず今日は正倉院展に行ってきた。
そのあと、近鉄で難波に出て、ホテルに落ち着いてます。一人旅でもちろんシングルを予約したんだけど、なぜかグレードアップされてましたわ。明日の耐久通し観劇に向けて、ゆっくりせよ、とでも?

約10年前、初めての観劇遠征は、萬斎さん親子の靭猿で大阪でした。その時はこんなに大阪に来るとは思いもしなかったし、お芝居の話を楽しみながら食事やお酒を楽しめるなんて、想像もしなかった。
お芝居でつながるご縁に感謝です。

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2012.11.07

松緑・熊谷!

11月7日(水) 「吉例 顔見世大歌舞伎 夜の部」16:00~ 於・新橋演舞場

熊谷陣屋」松緑(熊谷直実)、左團次(弥陀六)、魁春(相模)、秀太郎(藤の方)、梅玉(義経)ほか 「汐汲」藤十郎、翫雀 「四千両小判梅葉」菊五郎(富蔵)、時蔵(女房おさよ)、彦三郎(浜田左内)、左團次(牢名主)、梅玉(藤岡藤十郎)ほか

 千穐楽に1階から見るんだけど、その前に3階から。代役・松緑の熊谷ですよ! 秀太郎、魁春、梅玉らを向こうに回して健闘、というふうに素直に思えた。釣り合わないじゃないか、とは思わなかったな。途中、藤の方たちを相手に喋るところで、ちょっとzzz睡魔に襲われはしたけれど。あと、兜をかぶって戦装束の時。3階から見下ろす角度のせいか、松緑の顔(見える部分)と兜のバランスがすっごく変で・・・。
 さて、千穐楽には仁左衛門が復帰してるか、それとも松緑で今日よりもさらによくなってるのを1階から見られるか、いずれにしても楽しみ。

 ところで、首実検の首桶。夏の終わりに中尊寺に行った時、宝物殿で、実際に泰衡の首を入れた首桶、というのを見た。(それ以前の3代はミイラで保存) 歌舞伎で見慣れた首桶を思うと、ずいぶん大きさが違うんだよね。底面積が広くて高さはそんなにないの。もちろん立派だし。

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奈良みやげは「JANU」

JANU=ジャヌー=国立大学協会情報誌。まーったく知らなかった。

 先週末(も)、奈良に行っていた友人からお土産として「JANU」という冊子をもらった。奈良女子大学のレトロな建物がちょうど一般公開されていて、そこに行った時もらったのだそう。

 なぜ、お土産かというと・・・表紙が萬斎さんだから。表紙は紋付き袴で能舞台の鏡板の前に立つ姿。中にも3頁にわたってインタビューが。こちらも写真たっぷりでございます。
 そういえば、萬斎さんは東京藝術大学の出身だから(あんまりそんなことは考えもしないけど)、国立大学協会情報誌に登場するのも不思議じゃないのかなー。

 ところでこの秋は、私の周りでいやに奈良に行く人が多い。JANUをくれた人は毎月のように行ってるから論外(笑)としても、どうしたの?というくらい。んでもって、私も行く予定ではありますよ~。

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2012.11.06

こんばんは、父さん zzz

11月5日(月) 「こんばんは、父さん」 19:00~ 於・世田谷パブリックシアター

 先週水曜日に3階から見て、2回目の今日は1階のちょっと前よりの右端から・・・と思って席に行ったら、右隣に人がいて、あれっ? 終演後にそこは補助席とわかったよん(お手軽椅子)。
 あ、開演前も終演後も、パンフレットや本などを売ってるところに永井愛さんがいらっしゃいました。そして帰宅してみたら、来年早々に東京芸術劇場(地下)で上演される永井愛の作・演出「片付けたい女たち」(グループる・ばる)の案内が来てた。これ、「片付けられない」女の話なんだけどね。

 いやはや。わたくし月曜日は大変だったのですわ。このところの〆切仕事に加えて、お習字があったもので、寝る間も惜しんで、泥縄の清書・・・。←自己嫌悪。
 そして無事にお習字が終わってから・・・手抜きご飯の日々を取り戻すかのように・・・キャロットタワーの展望レストランで松花堂弁当をいただきまして・・・白ワインも飲んじゃいまして・・・大変よくきいたのです

 ええ、3階からはあんなに真剣に見てたのに、あ゛~睡魔が。

 てなわけで、息子=蔵之介がスーツ姿になり、父親=平幹がアロハでゴルフ、っていう回想シーンがいずれも、う~む。我ながらガックリ。

 でも、まあ近かっただけに、親子が互いを見る視線とか、その微妙な揺らぎ、みたいなものにハッとしたり。あと、近くで見ても、溝端淳平くんはなかなかよろしゅうございましたです。彼がちょっと不安だったんだもん。
 さてキャストのうち、父親がもっと生活感あふれるというか、しょぼくれタイプだったらどうなってたかな、なんてちょっと思ってしまう。あ、でも曲がりなりにも経営者だったんだけど。平幹二朗だとハッタリで生きていけそうよ。

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2012.11.03

落語の世界はもはや年末

11月3日(土・祝) 「柳亭市馬独演会」 14:00~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

市助・狸の札、市馬・掛取萬歳--仲入り--ストレート松浦(ジャグリング)、市馬・味噌蔵 *掛取萬歳はネタ出し

 町ではハロウィンのかぼちゃ退場翌日からクリスマスになるように、落語の国では11月になるともはや年末気分 あー、今年も「掛取」の季節だわねぇ。「掛取美智也」ではなく萬歳が聞けるのね、と喜んで三鷹へ。

 会場ロビーではCDなどずらり。おや、そこには二つ目になりたての市弥くんのスーツ姿も。鈴本・夜席の前にこんなところで働いてましたか。ほかにもミックス寄席の席亭やらお手伝いのKくんやら・・・いつもは三鷹で会ったりしないと思うけど?

 そういえばこの物販コーナーで、ミックス寄席の席亭・加藤氏のことが書かれた新刊「席亭志願」(越智多藁恵、彩流社)も売ってた。この本については全く知らなかったよ!(しかし著者は新聞記者らしいんだけど、おちだ・わらえ、というペンネームはなんとかならんのか)

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2012.11.02

お江戸の顔見世、波乱の2日目

11月2日(金) 「吉例顔見世大歌舞伎 昼の部」11:00~ 於・新橋演舞場

双蝶々曲輪日記」井筒屋・難波裏・引窓 梅玉、時蔵、扇雀、竹三郎、翫雀、左團次ほか 「人情噺文七元結」菊五郎、時蔵、菊之助、團蔵、松緑、東蔵、魁春ほか

 昨夜12時近く、ツイッターで仁左衛門さんが今日から休演というのを知った。そういえば、初日を見にいらした方の感想に「なんだか声が弱々しかった」とあったっけ・・・。朝になって、昼の部、与兵衛の代役は梅玉さんと知った(夜の部、熊谷は松緑さん)。
 そんな2日目のチケットを取ってたんですわ。しかも「かぶりつき」! どうせなら夜の部の熊谷も見たかった、という気もしてるけども。

 「双蝶々」といえば「引窓」しか見たことがない。まあ、確かになんで濡髪がお尋ね者になったのか、「難波裏」わかるんだね~。でも、濡髪と放駒は「井筒屋」では争ってたのに、「難波裏」では味方になってるよ。まあいいや。

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2012.11.01

パブリックシアターも3階から!

10月31日(水) 「こんばんは、父さん」 19:00~ 於・世田谷パブリックシアター

(二兎社公演37)
作・演出/永井愛 出演/佐々木蔵之介(佐藤鉄馬)、溝端淳平(山田星児)、平幹二朗(佐藤富士夫)

 末廣亭で落語を聞いたあと、タカノフルーツパーラーでお茶して三軒茶屋へ。まずは「こんばんは、父さん」を3階席から見るのです。まずは、ということは・・・後日、1階からも見るってことで。

 「萩家の三姉妹」ですっかり永井愛の作品にはまった友人と私。それ以来、一緒に見てきてるんだけど、今回はなかなか日程が合わず、しかもチケット取りが「なんで?」というくらい大変だったから、えーい3階席にしよう!と。
 でも、先日のリチャード三世もB席からだったけど、全体がよく見えてコスパ二重丸だったのと同じで、充分かも、と。ま、蔵之介を見るんで、私は1階からもう一度、なんだけどね。

 永井愛というと、(いまNHKドラマでやってる)「シングルマザーズ」や、新国立劇場の芸術監督をめぐる騒動に取材したもの(「かたりの椅子」)、教育現場における国歌強制(「歌わせたい男たち」)などなど、ものすごく「現在」の問題意識にのっとった作品を作ってきてる。特に近年はそう。
 今回ももちろんそれは健在だけれど、あそこまで「生」じゃなく、親子関係が中心にある。「こんばんは、父さん」だもんね。以前は「こんにちは、母さん」も作ってる(こちらもテレビドラマ化もされた)。

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