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2012.11.03

落語の世界はもはや年末

11月3日(土・祝) 「柳亭市馬独演会」 14:00~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

市助・狸の札、市馬・掛取萬歳--仲入り--ストレート松浦(ジャグリング)、市馬・味噌蔵 *掛取萬歳はネタ出し

 町ではハロウィンのかぼちゃ退場翌日からクリスマスになるように、落語の国では11月になるともはや年末気分 あー、今年も「掛取」の季節だわねぇ。「掛取美智也」ではなく萬歳が聞けるのね、と喜んで三鷹へ。

 会場ロビーではCDなどずらり。おや、そこには二つ目になりたての市弥くんのスーツ姿も。鈴本・夜席の前にこんなところで働いてましたか。ほかにもミックス寄席の席亭やらお手伝いのKくんやら・・・いつもは三鷹で会ったりしないと思うけど?

 そういえばこの物販コーナーで、ミックス寄席の席亭・加藤氏のことが書かれた新刊「席亭志願」(越智多藁恵、彩流社)も売ってた。この本については全く知らなかったよ!(しかし著者は新聞記者らしいんだけど、おちだ・わらえ、というペンネームはなんとかならんのか)

市助くん、落ち着いた喋りでよしよし、と思ってたら、途中から失速しましたかね。ちょっとしたミス(だと気づいた時の)リカバリーで、あせるのかもね、と思ったりした。「狸の札」という噺は久しぶりに聞いた。

 市馬師匠の1席目で、ちょっとしたハプニング(?)が。マクラの途中で手拭いを出そうと懐に手をいれて・・・手拭いがない! 「ここで持ってきてもらった方が」と、袖に向かって呼んで、市助くんが持ってきた そのあたりのやりとり、「歌ばっかり歌ってるから」なんて言ったり・・・面白かった。
 さて、1席目の「掛取」は、狂歌・大家→義太夫・大坂屋→喧嘩・魚屋→芝居・酒屋→萬歳・三河屋。いっや~、義太夫は初めて聞いた。そして、萬歳のメロディー、リズムも大好き。

 ストレート松浦さんは初めて。最近、落語協会に入会したとか(会員にならないと、寄席には出られない)。ジャグリングの人、なんだけど、皿回しとか、いわゆる太神楽ふうなあれこれ。いろんな「動く物」を凝視したからか、かるい車酔いみたいな感じになって、その後、何時間かあまり気分よくなかった。そんなに真剣に見つめるな、ということかな。

 トリネタは何かな・・・ケチな人のマクラ。もしや、と思ったとおり「味噌蔵」でした。人並み外れたケチな旦那だけど、お腹に「あったかまりのかたまり」ができた奥さんには、とても優しいんだ。そういう辺がサラッと語られるところが市馬落語。
 今日は、その旦那が奥さんの実家にお呼ばれしたあと、日頃のケチぶりを喋ってる奉公人の言葉に「芝浜より泣ける」なんてクスグリに笑ったなー。

 末廣亭の余一会からこの独演会と、充実の市馬落語を堪能しました。

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