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2012年12月

2012.12.31

2012年をささっと振り返る

12月31日(月)

 昼間、台所のコマゴマ仕事をしながら、古いDVDなどを少し見る。・・・といっても、去年の團菊@松竹座がらみで菊ちゃんの春興鏡獅子周辺(ブルーレイをもらってたのでめでたく見ることができる)、この秋のBS「闘う女優 寺島しのぶの告白」くらいね。ディスクもいろいろ整理しなくちゃいけないんだけど、どうもこのお正月休みには手をつけられそうにない。

 台所でそのまま、おせち(もどき)を作って、夕食の「うどんすき」を用意してたら、もはや腰痛気味。そして夜9時には、家族はみんな自室に引き揚げて、我が家のテレビ視聴率はゼロなのであった。

 さて、ほんとは昨日の2012年【演劇編】につづいて、伝統芸能編でもまとめないといけないんだけど、どういうわけか絶対コレ、というのがない気がする。平成中村座やコクーンの「天日坊」・・・これは勘三郎さんのことを抜きには考えられないし。
 桜席から見た「法界坊」は楽しかったな~。そして5月の千穐楽(当初の千穐楽ね)・・・。

 でも、特に夏以降、あまりウキウキって感じで歌舞伎を見に行ってないんじゃないかな。来年4月からは新・歌舞伎座の開場だけれど、なんとか盛りかえしたいものです(でも財布の紐は固いかも)。

 映画や美術展なども、行きたいとは思いつつ、なかなか行けなかったから、これはもう来年の課題としておこう。そして本も全然読めてない。目先のことに追われすぎてるのはわかってます・・・。

 ま、あんまり反省するのは似合わないからきっと来年もこんな調子でしょう。とりあえず脳トレでもした方がいいかな。

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2012.12.30

2012年の観劇をささっと振り返る【演劇編】

12月30日(日)

 今日は日曜だけど郵便が来てた・・・年賀状はまだ1枚も書いてない。もはや諦めの境地。
 仕事に飽きると、自分のブログをざーっと見て行ってたんだけど(何を見たか、というくらい)、そうかあれも今年だったか、という感じで、はるか昔のような気もする。

 そんな中で、今も印象に残っている舞台を数えると、ちょうど10前後になった。意外なことに(全く考えもしなかった)長塚圭史の演出作品が3つ

十一ぴきのネコ南部高速道路浮標
井上ひさし、三好十郎という、すぐれた劇作家の脚本に、きわめて現代的な感性を注ぎ込んで、「今」おもしろい芝居だった。南部高速道路はフリオ・コルタサルの原作から、手法としても印象に残る。

 というわけで、なんだか長塚圭史イヤーだったかのような趣。

 井上ひさし77フェスティバルの中から、
☆(十一ぴきのネコ)、藪原検校組曲虐殺
フェスティバルというかたちで連続して上演してくれたおかげで、数々の作品に出合えたことに感謝。大きな物語世界にぐぐっと引き込まれるダイナミックさを堪能した。

ほかには上演順に
THE BEE(英/日)
叔母との旅
るつぼ
五右衛門ロックⅢ
あたりだろうか。なんか忘れてる気もするけど、そもそも思いつきで挙げてみただけだからな。あ、思い出した。
リチャード三世(新しい感じがした)
次点として☆4 four

 その他、「朗読劇」の類が増えているのは、気のせいじゃないよね。「宮沢賢治を読む」もあった。そうそう今年は宮沢賢治に接近した年で、ほかにも渡辺えりの作や映画「グスコーブドリの伝記」を見て、新花巻にも行ったんでした。

*半年ごとくらいに振り返らないと、どうしても後半に見たものの印象が強くなってしまう。

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2012.12.29

発掘しすぎ!

12月29日(土)

Watch ←処分したと思ってた

 大掃除、とはいえないけれど、片付けをあれこれしていたら、出てくる出てくる! ここに挙げた腕時計は、とうの昔に処分したと思ってたんだけどな。左はおなじみ(?)新潮社の初代パンダ。右は見えづらいけどクロワッサンのロゴが入ってる。クロワッサンのは、アンケートを出したら当たったの。パンダはマークを集めたのではなくて、買ったもの。

 これはまだしも、の発掘物で、あまりのことに頭を抱えたのが黒のハーフブーツ! 玄関(下駄箱)に入らなくて、自分の部屋にしまっていたのをすっかり忘れて・・・1ヶ月ほど前に「今年はかかとの低いハーフブーツを買おう!」と、買ってしまったのよ。しかも、靴を買う店は同じだから、なんか去年のととても似ている。おんなじようなのが2足あるのも、ひ~、ではあるけれど、それよりも「どうして忘れてる」というショックが大きい。
 今にして思えば、お手入れの説明なんかを聞いたとき、デジャヴ感がチラとよぎったのではありました。

 ほかにも、同じ本が2冊ある、とか。ロクな物が出てこず、自己嫌悪のかたまりに。そんなに掃除をさぼってたのか、というのもあるけど、2年前の今頃は岡山の病院に泊まり込んだりして、暮れも正月もない、という感じだったんだよね。とりあえず今年は落ち着いて過ごせるはず。←と、さりげなく去年のことはスルー。単にさぼってたのか。
 昼は掃除に励みつつ、夜は年明け〆の仕事をば。さて、明日は何を発掘するのやら。

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2012.12.27

2012年は新感線で締める

12月27日(木) 「ZIPANG PUNK 五右衛門ロックⅢ」 12:30~ 於・東急シアターオーブ

作/中島かずき 演出/井上ひでのり 作詞/森雪之丞 出演/古田新太(石川五右衛門)、三浦春馬(明智心九郎)、蒼井優(猫の目お銀)、浦井健治(シャルル・ド・ボスコーニュ)、高橋由美子(春来尼)、橋本じゅん(前田慶次郎)、粟根まこと(石田三成)、高田聖子(マローネ アバンギャルド公爵夫人)、村井國夫(蜂ヶ屋善兵衛)、麿赤兒(豊臣秀吉)ほか

 今年の観劇の〆はこれ。そして初・シアターオーブ。それはいいんだけど、マチネ12時半開演って 案の定、ゴハンを食べてる暇はなかった。ぐぅぅ。

 出演者をざっと確認するくらいしか予習はせず、パンフレットも高いから買わないだよん(1500円のホリプロ「組曲虐殺」ですら買わないんですから)。でも、それで充分楽しめる。別に今までの「五右衛門ロック」「薔薇とサムライ」を見てなくても関係ないし。
 でも、始まったとたんに、最初の「五右衛門ロック」は、今はなき新宿コマで見たんだなぁ、なんてちょっと感傷的になったりした。コマ劇場って、すごく大きかったよね。シアターオーブは3階まであるから、その分キャパも大きいかも、だけど、1階席のドーンという迫力は、コマ劇場ってすごかったなぁと今更ながら思った。

 私の席は21列で、どんだけ後ろ?と思ってたけど、けっこう傾斜もあるしほぼセンターだったから見やすかった。2列前に両親と小学生くらいの子供3人の計5人で来てる人がいて、ほへー。

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2012.12.26

タイトルにひるむけど、美しくピュアな作

12月26日(水) 「組曲虐殺」 13:30~ 於・天王洲 銀河劇場

作/井上ひさし 演出/栗山民也 出演/井上芳雄、石原さとみ、山本龍二、山崎一、神野三鈴、高畑淳子 音楽・演奏/小曽根真

 井上ひさし77フェスティバル、最終作品。あぁぁ、「日の浦姫物語」だけ、見逃しちゃったな・・・。でも、「十一ぴきのネコ」や「藪原検校」をうんと楽しんだのだから、充分と思うことにする。今回、忘れずに、チケット4枚でもらえる記念品(チケットケース)を、またもらってきたよ!

 天王洲は久しぶり。今日は、新宿→神田→浜松町→天王洲アイルのルートで。乗り換えや、駅から劇場までの距離は他のルート(大江戸線を使ったり、りんかい線だったり)よりも楽かなぁ。

 「組曲虐殺」は井上ひさしの最後の作。初演時は、タイトルと小林多喜二というのに腰が引けちゃって見に行かなかった。主演の井上芳雄くんも、ずいぶん名前は見るけど、ミュージカルの人なので縁がないんだよね。

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2012.12.25

今日で出社仕事はオシマイ

12月25日(火)

 昨日はクリスマスイブ。世の中、連休とはいえ、私自身は出社仕事だったものだから、イブ、ということを完璧に忘れておりましたです。いや~、我ながら驚いてしまう。でもね、街のイルミネーションも11月のうちからずっとでしょ、なんか気分は「ずっとクリスマス(でも関係ないさ)」だったんだなー。
 ちょうど帰り道に、四ッ谷でイグナチオ教会の鐘が鳴り、我が家の真ん前の教会にも大勢集まってたから、やっと気分が出たけれど。

 というわけで、クリスマスらしい飾り付けも、料理も、もちろんケーキもなし あんまりかなぁ。頭の中では、生協の前倒し注文のこともあって、お正月準備のことばかりだった。

 そして今日25日は、これまた近くの天神さまの縁日。参道の露店もいつもより多くて、暦、お飾り、シクラメンなどなど、季節の物を売っていた。お天気がよくてよかったね。

 私の休み(出社しないという意味)は、明日から11日間。しか~し、ついつい、いつもの倍の自宅仕事を持ち帰った。年末年始くらい、休むべきなのにねぇ・・・。

 あと、年内に見るのは「組曲虐殺」「五右衛門ロック」。年明け、江戸東京博物館で初詣でがてら落語を聞こうかな、とか、上野松坂屋の書道展を見なくちゃ、とか。大掃除をしてる暇は絶対にないね(断言)。

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2012.12.24

イブイブに籠釣瓶を楽しむ

12月23日(日・祝) 「十二月大歌舞伎 夜の部」 16:00~ 於・新橋演舞場

籠釣瓶花街酔醒」菊五郎(佐野次郎左衛門)、菊之助(八ツ橋)、梅枝(九重)、松也(七越)、松緑(下男治六)、團蔵(釣鐘権八)、三津五郎(繁山栄之丞)ほか 「奴道成寺」三津五郎、亀三郎、亀寿ほか

 夜の部は、初日に見ていらいで2回目。昼の部は一度しか見ないから、これで今年の歌舞伎も見納めです。音羽屋が出演する時は、いつもなら1回は音羽会にお願いした席で、もう1回は自分で3階席を取るんだけど、今回は特別、自力で1等B(19列花横ブロック)にしてみた。たまにはいいかな、という感じで。
 その時は、「誰か誘えばいいや」」くらいの気持ちだったけど、結局、珍しいことに夫婦で行くことに。予定が合ったのが第一ではあるけれど、(私の周りに)ちょっと悲しいことが続いたので・・・思うところあって、ということにしておこう。

 二人とも(相変わらず)仕事に追われていて、バタバタと5分前くらいに到着。でも、ちゃんと通路脇の出入りしやすい席にしてるもんね 歌舞伎を見に行くんだったら、やっぱりネクタイとジャケットか、と思うあたりが、昔の人(爆)ではありますまいか。
 そういえば昔の歌舞伎座でこのあたりに座ったこともあるけど、だいぶ雰囲気は違う。ハコが小さいからかな。次郎左衛門と治六が出てくるところからして、すごく近い感じでわくわく。やはりあの花道がいかにも吉原への道を田舎の主従が歩いてる、って感じなのね。

(ちなみに出かける直前、テレビで「佐野厄除大師」のCMを見て、お正月だなぁなんて思ってた、その佐野、なんだよね!)

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2012.12.21

朗読3回目は和のテイストで

12月20日(木) 「夜の入り口 ~村岡希美と池谷のぶえ、倉橋由美子を読む~」 22:00~ 於・六本木 新世界

第1シーズン「大人のための残酷童話」より 「一寸法師の恋」「かぐや姫」
出演/村岡希美、池谷のぶえ ゲストミュージシャン/山田貴之

 第1シーズンの最終回。さすがに年末の繁忙期なので、7時半~の回ではなくて10時~にしたのは正解! 仕事が終わったのは7時20分でありました。
 同僚を誘っていたんだけど、そちらは8時まで仕事で、六本木に着いたら「もうあまり時間がないよぉ」。六本木ヒルズB2のイタリアン(ピザ店か)で、「あまり時間がないんですけど」と注文して、アセアセと食べてから「新世界」へ。ゆえに、今日は壁際の席となりました(壁にもたれて聞いた)。
 ドリンクは今回初めて「夜の入り口カクテル」にしてみた。毎回、その時のイメージに合ったカクテルらしくて、「和」な今日は「緑茶カクテル」。

 ゲストミュージシャンの山田さんがパーカッションということは知ってた。でも、まず登場した彼が紋付・袴だったんで、あら~。ステージ上に太鼓(囃子方が使う)は見えてたけれど。でも、彼がまず最初に鳴らしたのはドラムであった。
 ドラム演奏の後、登場した読み手のお二人も和服姿。クリスマスムード(ステージの飾り付けにも少しクリスマスカラーが見えてた)の中、和、なのでありました。

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2012.12.17

さて、働くぞ!

12月17日(月)

 先月末時点で、16日の予定は
花の会 東京公演@観世能楽堂→いちやぼし@内幸町ホール
 のはずでした。

 が、実際に行ったのは、金沢文庫。友人の息子さんの「お別れ会」でした。若者達にまじって献花してきたけど、担任の教師くらいに思われてたかも。ここ10日ばかり、あんまり観劇記が書けてないのはそんな理由もあったのでした。・・・って、私がしょげてる場合じゃないよね。全く。落ち着いた時に、せめて話し相手の一人くらいにはなりたい。

 さて、気が付けば年末!仕事ですよ。ほんとは今日も行かなきゃいけないのに、書の稽古日でパス。明日から頑張らないと。息抜きに、村岡希美&池谷のぶえの朗読と、1階の後ろから見る「籠釣瓶、奴道成寺」。

 書の課題もいっぱいあって青息吐息。年賀状用に「白雲の しづかにゆきて 恵方かな (村上鬼城)」も書いてるけど、半紙とか料紙に書くのとハガキに書くのはまた違うんだよね。

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2012.12.14

大阪の落語会スタッフと旧交をあたためる

12月13日(木) 「通好み」 19:00~ 於・日本橋劇場

(市弥・のめる、白酒・替り目)、雀松・般若寺の陰謀--仲入り--市馬・掛け取り、雲助・抜け雀

 木曜日は絶対に7時までは仕事だから、ほんとはあまり予定を入れられない。「通好み」も行きたいけどね、だった・・・でも! 関西から市馬・喬太郎二人会のスタッフが2人来るというし、東京から助っ人に行ってる人も集まりそう、ということで、遅刻を前提に2階(といっても実際は5階だけど)の自由席を取った。

 日本橋劇場に着いたらちょうど雀松さんの出囃子が聞こえてきて、セーフ!2階席はそれほど人がおらず、適当に座ってノンビリ。身を乗り出そうがどうしようが、問題ないし、気楽に聞くにはちょうどよかった。

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2012.12.12

私も「と」だなぁ(はて何のこと)

12月12日(水) 「お米とお豆腐」 19:00~ 於・渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール

口上トーク(上手から:千五郎、七五三、あきら、雀松、小佐田定雄)、雀松・へっつい幽霊、狂言「長光」千五郎(男)、七五三(すっぱ)、あきら(目代)--休憩--落言「あやかし

 去年(まで)は江東区文化センターで開催されてたこの会、なんで渋谷に、と思ったら工事で使えないからだそうで。おかげで私は近かったけども。

 さて、へんてこタイトルのココロは・・・口上トークで小佐田さんがおっしゃる「お米とお豆腐」の説明。「お米」は米朝一門の落語家・雀松さん、「お豆腐」は、お豆腐狂言の茂山家、そして私は「と」です。
 今日の私は、お豆腐狂言のファンと並んで座り(チケットもお願いしました)、大阪の雀松ファンと会が始まるまでお喋り。お米でもお豆腐でもなくて、私は「と」だなぁ、ってわけ。

 何年も続いている会だと思うけど、私が拝見するのは去年に続いて2回目。いや~、奇想天外はじけっぷりも楽しくて、また来年も行かなくちゃ、と思ってしまうよ。

 口上トークでは、来年、雀松さんが上方の大名跡・桂文之助を襲名されることが紹介され、「お豆腐」チームに襲名の話題がふられた。狂言の場合、親の名前を襲名することからくるグダグダ(笑)などが語られたけど、最後に、千五郎さんが「襲名の襲は、襲撃の襲」とおっしゃったのが、妙にツボでした。なんで皆さん、あんなにおもしろいのかしらん。

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2012.12.11

ついにテレビ&ブルーレイ購入

 昨日(10日)、地元パルコ内の電器店で、ついにテレビを買った。今夏のボーナス時期に買うと言ってたんだけど、うやむやになってたの。
 なぜボーナス時期かというと、いちおう実家居座りで食費くらいしか入れてない息子が出資者だから。ボーナスとかの「きっかけ」が必要なのよ。

 冷静に考えたら、今つかってるテレビはちょうど20年になるんでした。まだ充分見られるのに勿体ない、という気持ちもある。ケーブルテレビのデジアナ変換サービス終了まで頑張るつもりもあった・・・が、やっぱりいろいろBS番組も見たいんだもん。

 この際だから、ブルーレイ・レコーダーも一緒に購入。これで年末年始、家に籠もっていても大丈夫 明日、届く予定。

 

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2012.12.10

今年2回目の4時間超観劇

12月10日(月) 「祈りと怪物 ~ウィルヴィルの三姉妹~ KERA version」 18:30~ 於・シアターコクーン

作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演/生瀬勝久、小出恵介、丸山智己、安倍なつみ、大倉孝二、緒川たまき、大鷹明良、マギー、木野花、西岡徳馬ほか

 年明けには同じ脚本を、蜷川幸雄が演出するバージョンが控えてる。せっかくだから、両方見ることにしたんだなー。が、4時間超だったとは! 6時半開演(ちょうどに始まるそうです)、途中10分休憩が2回あって、終演10時40分ですもん。

 この情報は見に行く前に得ていたから、自宅から出かけるのをいいことに、早めの夕食を5時ごろ食べて、熱いほうじ茶の水筒とおやつを持参。10分休憩じゃあ、ろくに食べられないからね。

(以下、簡単に感想を。ネタばれ多少)

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2012.12.07

朗読で聞く江戸時代

12月7日(金) 「ものがたり図絵 そのⅢ ~江戸~」 14:00~ 於・東京建物八重洲ホール

「恋文」(宇江佐真理『たば風』より) --休憩--コントラバスと共に「恩讐の彼方に」(菊池寛)

朗読/渡部玲子 コントラバス・音楽/能見誠

 そもそもはNHK文化センター青山の、小田島先生のチェーホフを声に出して読む、という講座で、渡部さんと知り合った。彼女以外はほぼ朗読素人だったんだけどね。その縁で、独演会にも声をかけていただき、去年は伺えなかたので、2回目。はからずも・・・小田島先生つながりのミニ同窓会の趣(といっても4人ですが)。

 前半は、音楽なしで朗読のみ。現代の作家の時代小説でもあり、我々子育て終了世代には身につまされるようなストーリー。「みく」という呉服屋の娘でありながら、武士に嫁いだ女性の視点で語られる。

 後半の「恩讐の彼方に」はそれが一転、主人公は男。仕えていた主人を斬ったり、追い剥ぎ強盗をしたりする緊迫感に、コントラバスの様々な音色が加わって、素晴らしかった。
 お話を聞くまで、すっかり忘れてたけど、歌舞伎で見てるんだよね。しかも音羽屋さぁ・・・忘れすぎだ。

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2012.12.06

弟キャラの堤真一

12月4日(火) 「TOPDOG/UNDERDOG」 19:00~ 於・シアタートラム

作/スーザン=ロリ・パークス 翻訳・演出/小川絵梨子 美術/松井るみ 出演/堤真一(ブース)、千葉哲也(リンカーン)

 堤真一出演の二人芝居。ただそれだけでチケットを取った・・・のではあるけれど、なんとなく、ちょっと苦手な系統の芝居かな、という不安も。基本的にアメリカの、心理的にぐだぐだ、ってのは避けたいもんで。

 リンカーン(兄)とブース(弟)。この名前って、アメリカ人なら誰でも知ってるの? 暗殺された人と暗殺者。こんな名前をつけるなんて、親はイカレれる(そういえば、劇中で名前に関するセリフもあったっけ)。しかも、リンカーンという名を持つ兄は、実際に仕事として、遊園地でリンカーンの扮装をして客に撃たれる(フリをする)毎日である。黒人だから、肌を白塗りして。
 で、離婚して住むところがないものだから、弟の家に居候。この弟がまた仕事もせずに、お金と恋人を得ることを夢想してる。
 二人の両親は彼らが16と11の時に離婚していて、どうやら兄-父、弟-母、の結びつきが強かったらしいことが、彼らの言葉から窺える。

 とまあ、冴えない二人ではあるのだけれど、兄の抱える屈折、現実を見ない弟、おもしろいやり取りがありつつも、どことなく不穏な感じもする。なんだかね~、逃れられないような閉塞感とか、あきらめとか、現実的なイメージだったりも。

 兄弟は仲がいいんだか悪いんだか。(まあ悪くはないのか)でも、お互いに踏み込めない、踏み込まない部分がある。その暗黙の禁を破るのは、やっぱり「兄」という、生まれついての上下関係ゆえか。

 2幕構成で、1幕の終わりに少し(だって舞台は暗いし、動きがないんだもん) 休憩後、ギュンと展開してハラハラ、そしてえっ

 このお芝居自体を、どんだけわかったんだかこころもとないけど、弟キャラが意外にはまって素敵だった堤さん、という記憶は残る気がする。なんかとても可愛らしかったのですわ。千葉さんも、私が持ってるイメージとは少し違ってたかな。それにしても、リンカーンって。うーむ。

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2012.12.05

長い一日

12月5日(水)

 朝起きて、(テレビはつけてなくて)ツイッターにて勘三郎さんご逝去の報を知る。8時すぎからはフジテレビをずっとつけてた。夫の弟も50代で食道がんで亡くなっているためか、珍しく夫も見ていた(義弟も手術後の肺の経過が思わしくなくて苦労した。でも無事にそれは乗り切ったのだけれども転移したので)。

 しかーし、今日は演舞場の昼の部に行かねば。9時40分くらいに家を出る。演舞場の楽屋口や入り口にも取材の人たちの姿が。
 でも、空は穏やかな、まさに雲一つない晴れだった。もちろん、舞台は今日もとどこおりなく。

 終演後、5時から国立劇場で文楽を見るまで時間があるからと、フラフラ散歩しながら、三菱一号館美術館で「シャルダン展」を見る。しみじみと静物画に向き合った。

 丸ノ内線で赤坂見附・・・駅の出口を間違えてたいそう歩いたけど、なんとか間に合い、「新口村」に感動。劇場バスで新宿に出て、家に帰り着いたら午後9時40分。朝、家を出てからちょうど12時間。ほとんど喋ることもなく過ぎてしまった。
 帰宅後に報道ステーションを見た。2012年12月5日は、こんな日。

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2012.12.04

お寺で文楽を見る

12月2日(日) 「文楽ワークショップと鑑賞会2012」 18:30~ 於・池上實相寺

二人三番叟」、鼎談(勘十郎、津國大夫、燕三)--休憩--「花競四季寿(春、秋、冬)」

 實相寺は「寺は文化の発信源」という理念で、寺子屋として様々なイベントを行なっている。私も今まで、落語会は行ったことがあった。でも、文楽は今年で10回目というのにこれが初めて。そして、今回をもって一区切り、なのだそう。
 興味は充分あったけど、いかんせん遠いからね・・・。それでも、一緒にあちこちする仲間は勘十郎ファンだから、と打診してみたら、みんな「行く行く」とのことで。
 5時に渋谷駅に集合。とりあえず五反田駅でどういうルートで行くか決めよう!と山手線に乗って・・・逆方向に進んでたり、結局、五反田から川崎行きのバスで「本門寺裏」で降りたまではよかったけど、ここでも逆に歩いたり、おばちゃん珍道中、でありました。

 それでも6時15分くらいには着いたからヨシヨシ、と思ったら、会場はすでにほぼ満員。でもまあ、最後列の椅子席に座れたから結果オーライ。最後列ったって、お寺の大広間ですもん。落語会の時と違って、庭に背を向けるように客席が作ってあった(つまり、縦横が逆で、横長のステージ。そりゃそうだわね、太夫2人、三味線3人の床と、人形スペースだから)。

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2012.12.03

花組芝居は楽しいなっ

11月30日(金) 「菅原伝授手習鑑 ~天神さまの来た道~」 18:30~ 於・あうるすぽっと

(花組芝居 25周年記念公演)
脚本/石川耕士 演出/加納幸和 出演/加納幸和、原川浩明、北沢洋、桂憲一、大井靖彦、八代進一、小林大介、美斉津恵友ほか

 花組芝居を見るようになったのは、わりと最近。気になりながらもなかなか行けないでいた。パブリックシアターの「忠臣蔵」はよく覚えてるけど、あれが20周年記念だったのね。その後、「牡丹灯籠」とか、他にも見てるとは思うものの、記憶に残るのはそういったもの。

 とにかく、普段歌舞伎などでは上演されないところもすべてやってくれるのが嬉しい。それがスピーディで楽しくて、でも見せるところはきっちり、なんだなー。

 会場があうるすぽっとか、と若干もりさがっていたら、(悪態をついてたからか)エレベーターがすぐ来たよ。B1にいて、エンエン待たされたりすると、全くな~と思ってしまうのですわ(帰りは階段をぐるぐる降りる・・・2階から1階へおりるだけなのにいやにぐるぐるするのよ)。カンフェティ席でB列4から(B列左は4、5しか席の設定がなかったみたい)。

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2012.12.01

師走:つかの間のノンビリ気分

 若干、仕事がらみで能楽方面に接近していたと思ったら、折しも「芸術新潮」の最新号は「はじめて観る能」。(→ココ) 来年は観阿弥生誕680年&世阿弥生誕650年なのか!
 芸術新潮は仕事の行き帰りにも持ち歩ける重さなので、電車の中で読んだりしてる。世阿弥直筆の「風姿花伝」も少し見えてウホホ(って、それは観能とはあまり関係ないか)。

 1月は国立能楽堂に行けるといいなあ(チケット発売日を忘れないように、と)。

 今は仕事は一段落だけど、中旬にはまた繁忙期になっちゃうから、なんだか月初めに予定を押し込んでしまってる。演舞場も小劇場の文楽も、上旬に行ってしまう。11月最後も・・・花組芝居だけれども・・・「菅原伝授手習鑑」だったしね。

 そして初日の演舞場、夜の部、菊之助の八ツ橋、堪能いたしましたです。菊パパのあばた顔にはやっぱりギョッとしたけど(ベースは色白)、心情がくっきり。

 えーっと、仕事はヒマになったはずなのに、今度はあれこれ見に行ってその上、お習字書かなきゃ、ってわけで、どうも感想が滞ってしまいます

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