« 午前中に映画を見てから仕事に行く | トップページ | 雪をかきわけ、志の輔らくご »

2013.01.12

浅草でも居続け!

1月11日(金) 「新春浅草歌舞伎」 於・浅草公会堂

第1部:お年玉(年始ご挨拶)、「寿曽我対面」「極付 幡随長兵衛」 11:00~
第2部:「毛谷村」、口上、「勧進帳」 15:00~

 去年の発売の頃には、全く予定が立ってないし、まぁ見に行ける日に3等が残ってたら行くか、というくらい。そうしたら、1週間前くらいに、web松竹で3等にいきなり○が並んでた。ならば、と、昼夜とも11日を。
 第1部は3階最後列の右寄り通路際、第2部はそれより2、3列前だけど、同じく右寄り通路際。まあノンビリと見てました。最前列よりは、手すりが目にはいらない分、いいかもね。

 年始ご挨拶は亀鶴さん。私はわりと亀鶴さんに当たるなぁ。今年は最前列のお客さんと話すスタイルで。

 「対面」は、海老蔵の工藤祐経に、松也・五郎、壱太郎・十郎。うーん、松也くんの「カンの声」ってんですか、あれがどうも耳にうれしくない。ういういしい梅丸・化粧坂少将と米吉・大磯の虎を愛でる。
 そういえば、近江が種之助、八幡・隼人だったんだけど、隼人くんを見てたら、五右衛門ロックの三浦春馬くんを思い浮かべてしまった。顎のあたりが似てる。・・・って細面だからね~。舞鶴の新悟くんなんて、さらに細面だわ!

 そのあと「幡随」は、海老蔵の長兵衛に愛之助の水野。劇中劇のところ、新十郎さんが舞台番で、彼の名題昇進がこの舞台番だったのをよっく覚えてる。たぶん花道の近くで見てたんだね。
 女房お時が孝太郎。あんまり侠客の女房という感じはしなかったなぁ。第2部の義経の方がよかった。

 実は2幕の長兵衛内では少しで、3幕・水野邸ではっきり目が覚めた。けっこう右之助が好きだからかも。というか、何とはなしに緊張感が・・・?

 1部と2部の間の1時間たらずの休憩には、公会堂近くの喫茶店へ(2階)。新しいのかな、去年までは気がつかなかった。浅草は、まだまだ普通の喫茶店、というのが残っててそれは嬉しい。「アンヂェラス」はどうせ混んでるだろうから、行かなかったんだよ~。

 さて第2部「毛谷村」が、今回の浅草歌舞伎では一番よかった。愛之助も壱太郎も。この2人で、先々もいろんなのを見たいものだな~。後室お幸に吉弥。ここでも海老蔵は斧右衛門で出ているから、もれなく出演、なんだね。でも、別に斧右衛門は彼じゃなくてもと思ってしまう。流れが変わるじゃない?

 口上。若き日の新之助時代にここ浅草で弁慶を演じたそうで、「新之助くんに負けないように」とのこと。もちろん、にらみも。

 で、最後は「勧進帳」。あれ? いま筋書を見たら太刀持ち・市川福太郎とある。どちらのお子さんなのかしら。四天王に松也、壱太郎、種之助、市蔵とフレッシュな感じ。愛之助の富樫も立派でした。
 海老蔵の弁慶は、なんか一段とヤンチャに見えてしまった。もちろんその存在感、華やかさの故、とは思うけど。むむ、4演目の中では、工藤が一番気に入った、かもしれない。

 浅草への往復の電車(けっこう長く乗ってるからね)では、平松洋子「焼き餃子と名画座」(新潮文庫)を読んでた。たまたま開いたページが浅草で、並木藪、アンヂェラス、飯田屋などなどの名前が出てきた。ほかにも都内のあちこちの、おいしそうな店(文章)がいっぱいで、ほんと行きも帰りも「お腹すいたー」なのでした。

|

« 午前中に映画を見てから仕事に行く | トップページ | 雪をかきわけ、志の輔らくご »

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

ご馳走様でした…帰宅してご飯食べて、日記を書いてお茶入れて、いただいたおやつを完食してしまったワタクシです(爆)
海老様の斧右衛門を見ていて、ふと、勘三郎襲名の道成寺の所化に出てきた時を思い出してしまいました。良くも悪くも華があって目立つから、周囲の空気を変える人ですよね。もしも愛之助や壱太郎の大の贔屓だったらイラっとしたかもしれないなと(笑)道成寺の所化のように主役が舞台上にいない時に目立ってるだけなら笑っていられるけど。

投稿: 猫並 | 2013.01.15 10:11

猫並さま
いやいや。頂き物のお裾分けで、お恥ずかしい・・・というか、劇場におやつを小分け袋に入れて持参する、というのが、ほんとオバチャンだと若干反省したのでした
海老蔵、
>良くも悪くも華があって目立つから、周囲の空気を変える
そうよ、と思わず膝を打ちたい!! まさに。
会社の愛之助ファンが私より少し早く、やはり通しで見に行って「海老でお腹いっぱい」と言ってましたw

投稿: きびだんご | 2013.01.15 23:34

浅草の3階後方は見やすくて聞きやすくていいですよね。ヘタな一等席よりずっと見やすいと思いました。とくに最後列、弁慶の六方は総立ちに近い状態でした(スタオベじゃなくて、見えるだけ見よう、っていうことで)。

海老蔵さんのオーラ、完全に復活したようですね。

投稿: SwingingFujisan | 2013.01.22 10:42

SwingingFujisanさま
こんばんは。お返事が遅くなりました。
3階の最後列あたり、気楽だし、大向こうさんも近くにいらして楽しかったです。亀鶴さんの出番がもう少しあればねぇ。
海老蔵さん・・・時々しか歌舞伎を見ない友人が、今もけっこう厳しくて、一瞬で信用を失うけど取り戻すのはほんとに大変、と思わされました。彼の「輝き」という話ね。だんだん円熟していく(でも小器用じゃなく)彼を、あと20年くらい見られるかなー。新しい歌舞伎座はバリアフリーOKよねっ。

投稿: きびだんご | 2013.01.22 23:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 午前中に映画を見てから仕事に行く | トップページ | 雪をかきわけ、志の輔らくご »