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2013年2月

2013.02.24

映画で予習、ができなかった!

2月24日(日) 「発情ジュリアス・シーザー」 14:00~ 於・青山円形劇場

(柿喰う客 女体シェイクスピア003)
原作/W・シェイクスピア 脚色・演出/中屋敷法仁 出演/荻野友里(カルパーニア)、川上ジュリア(ジュリアス・シーザー)、七味まゆ味(アントニー)、深谷由梨香(ブルータス)ほか

 ちょうど今、銀座で「塀の中のジュリアス・シーザー」を上映していて、先にそちらを見たかったのだけれど、行けなかった・・・残念。というのも、シェイクスピアの中では、このあたりの話はちょっと苦手というか、頭に入らないんで。

 でもまあ、そういう知識ナシに見るのも面白い、ということにしよう。今回の女体シェイクスピアは、円形劇場での公演である。また趣が違うでしょうねぇ。そうそう、チラシの類では、なぜか袴姿なんですけど・・・? えっ、どんな話やねん。

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2013.02.23

文楽で、お三輪ちゃんの予習をする

2月18日(月) 「二月文楽公演 第3部」 18:00~ 於・国立劇場 小劇場

妹背山婦女庭訓道行恋苧環 呂勢大夫(お三輪)、睦大夫(求馬)、芳穂大夫(橘姫)ほか/清治、清志郎ほか 鱶七上使の段 文字久大夫/錦糸 姫戻りの段 咲甫大夫/宗助 金殿の段 英大夫/清介 勘彌(橘姫)、和生(求馬実は藤原淡海)、紋壽(お三輪)、玉女(鱶七実は金輪五郎)ほか

 今月は歌舞伎を見に行かないこともあって、文楽の方は3部全部見ることに。この演目は、来月、菊ちゃんが初役で勤めるから楽しみで、予習がてら、という感じだった。いざ見始めると、いつだったか福助さんのお三輪で見た記憶がかなり甦ってきたのが、我ながら不思議だったなぁ。特に馬子唄を歌わされるところ!

 呂勢大夫さんは、源大夫さんの病気休演による2部出演がなければ、ここだけだったのか・・・だったら、ちょっと不満が残ったかも。大夫さんのバランスなのか何なのか、道行は浄瑠璃があまり楽しめなかった。 

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2013.02.17

今月は文楽で相撲!

2月15日(金) 「文楽二月公演 第2部」 14:30~ 於・国立劇場 小劇場

「小鍛冶」千歳大夫・始大夫ほか/團七・宗助ほか 文昇(三条小鍛冶宗近)、清十郎(稲荷明神)、清五郎(勅使)
曲輪文章 吉田屋の段」睦大夫/清馗・清公、嶋大夫/富助・龍爾 勘壽(吉田屋喜左衛門)、勘十郎(夕霧)、玉女(伊左衛門)ほか
関取千両幟 猪名川内より相撲場の段」呂勢大夫・松香大夫・相子大夫ほか/藤蔵・清志郎・清公 玉也(猪名川)、文司(鉄ケ嶽)、簑助(女房おとわ)ほか

 講座付きで、且つちょっと割引になってるチケットは、15列のセンター。ほんと真ん真ん中、というあたり。このあたりで見るのはとても久しぶり。人形には遠いけれど、床と両方を見るにはいい感じ。特に、喜一朗さんから「関取千両幟」では曲弾きがあるから、楽しみにしていて、と言われて、あらま! 

 「小鍛冶」は見た記憶があった。お能を義太夫節に移したもので、そういう歌舞伎でいう「松羽目もの」の、厳かな雰囲気が、最初の演目としてきもちいい。
 清十郎さんの稲荷明神がなんか素敵だったなぁ。それと、しばらく病気休演されてた千歳大夫さんが、元気に復活されてたのが何より!

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2013.02.15

レクチャー付きで文楽を見る(講座編)

2月15日(金) 13:30~ 国立劇場 伝統芸能情報館3階にて

講座・野澤喜一朗(文楽三味線)

 私は全く部外者だけど、青山学院短大の同窓会ルートで、講座付きの文楽鑑賞にお誘いを受けた。その時点では講師・鶴澤燕三。なにしろ、偶然とはいえ、誘ってくれた彼女と一緒に、燕三さんと並んで写真を撮ったこともあるから(燕三襲名の国立劇場ロビーで)、一も二もなく参加表明。

 ところが講座は13時半からよね、その時間には燕三さんはまさに床で弾いてらっしゃいますけど・・・? 特に変更のお知らせもないまま当日を迎え、行ってみたら案の定、講師変更とのこと。

 しか~し、喜一朗さんって、ものすごく面白い方でした。自ら「しゃべりん」で話し出すと止まらない、とも。お話じたいは、たぶん昔、鑑賞教室などで喋ってらしたようなことがベースと思われます。だから聞いたことがある話題もあったけど、太棹と細棹を実際に並べて見せてもらえたのはよかった。バチもね。弾き比べも聞けたし。

 三味線の胴は表側が猫の皮で裏が犬・・・だけど、それはベテランになってから。若いうちは(師匠の許可がない限り)表側も犬、とのこと。(猫の皮と犬の皮の見分け方も教わった)
 
 最後に記念の集合写真も撮ったよ。部外者だけどいいのかなー、なんていいながら中央に行っちゃう私 そうそう参加者はわりと年配の方が多くて、私ですら若手のうちだった・・・かも。

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2013.02.14

今年のチョコ

Mary

 今年のバレンタインには、このショコラーシカを。

 といっても、差し上げる相手は一人。そしてすでに12日に渡し済み。相手はたまーに行く、鵜の木の居酒屋のマスターなんですわ。
 ほどよく色の抜けた髪の毛を、後ろでしばった素敵なじいちゃま。体調が今ひとつのようだけど、元気でいてね、と。(しかしほんとに爺さん好きだな)

 そして、この店に何度も一緒に行った友人がいるんだけど、大きな事故で家族を失い、まだまだまだその渦中・・・。いつか彼女とまた一緒に飲めるようになるまで、元気で店を続けて下さい。

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2013.02.13

玉手御前といえば菊之助で

2月13日(水) 「文楽二月公演 第1部」 11:00~ 於・国立劇場 小劇場

摂州合邦辻万代池の段 三輪大夫、津國大夫ほか/清友
合邦庵室の段 咲甫大夫/喜一朗、津駒大夫/寛治、咲大夫/燕三
玉佳(俊徳丸)、玉也(合邦)、一輔(浅香姫)、幸助(奴入平)、和生(玉手)ほか

 いつも(あきれられそうだけど)8時過ぎに起きるのに、今朝は6時台にメール着信で目が覚めた。・・・それは菊ちゃん結婚!の第1報。あらまあ。外のグラウンドは一面真っ白で、さらにあらま! 朝っぱらから驚いてばかり。

 というわけで、ちょっと寝不足で文楽へ。案の定、万代池の段では今イチ乗れなかったかなー。でも、次郎丸を合邦がやっつけるところ(コモをかぶせておさえつけたりしたあげく、池に投げ込む!)、人形なりゃこそで、面白かった。そこまではわりと地味なんですもん。

 まあねぇ、菊ちゃん・玉手御前の記憶がかなり残っている合邦だから、万代池の段ではちょっと気が抜けちゃうのも、無理はないと思ってください(苦笑)。やっぱ庵室の段でしょ。

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2013.02.12

♪ミラクルボーイとミラクルガールで…

2月11日(月・祝) 「サロメvsヨカナーン」 14:00~ 於・東京芸術劇場 シアターイースト

(FUKAIPRODUCE 羽衣 第15回公演)
プロデュース/深井順子 脚色・演出・音楽・美術/糸井幸之介 原案/ワイルド作:福田恆存 出演/深井順子(サロメ1)、西田夏奈子(サロメ2)、岡本陽介(ヨカナーン1)、日高啓介(ヨカナーン2)、枡野浩一(ワイルド系な男)ほか

 FUKAIPURODUCE羽衣(以下、羽衣)って、聞いたことはあったけど見るのは全く初めて。なんか面白そう!?という気配が漂ってきて、千穐楽に間に合ったのでした。たぶん口コミ(というよりネットなど)で広まったのか、満員だったもよう。

 出演者の枡野浩一さんって、歌人の枡野さんだよね・・・。お芝居もするの?というくらいで、何も知りませんでした。役名は「ワイルド系な男」だけれど、ぜっんぜんそんな役ではない。

 顔と名前が一致する人は一人もいない。上にちょっとだけ挙げたけれど、出演者は女性が7人=サロメ1~7、男性が9人=ヨカナーン1~7とワイルド系な男、タクシー運転手エロド。
 こんな役名なものだから、今ここで歌ってるのは誰なんだ?というのがさっぱりわからず。(千穐楽ゆえラストにメンバー紹介があったけど)

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2013.02.11

「モジョ ミキボー」アフタートーク

2月10日(日)

 アフタートークがあることは全く知らず。劇場の入り口にも特に書いてなかった気がするんだけど・・・。ただ、演出の鵜山仁さんが、後列の端でご覧になってたのよね。そして私の前の席に座ってたタテヨコでっかい人が、終演後スタッフに誘導されて行って、それはなんと翻訳された平川氏であった。・・・チビッコの私は前に大きい人がいるとなの

 舞台の下手から、進行役の方(名前失念・舞台監督?)、平川氏、鵜山氏。少し遅れて浅野さんと石橋さんが着替えて登場。

 この「モジョ ミキボー」は3年前に初演されてて、今回は再演。平川氏はこの作品で、小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞。俳優がまだ登場していない時点では、主に翻訳に関することを中心に。
 訳す上で苦労したところは、具体的に出てくる子供の遊びやお菓子の商品名など。紹介された現地の人と何度かやりとりもしたとのこと。氏は兵庫在住だけれども、前回も今回も、稽古などで何度も(自費で←司会者)上京だそう。
 訳文は変えてもOKな翻訳家・・・そんな大物じゃないんで、みたいな。まじめな顔して実はそんなことを言っちゃう方でした。

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2013.02.10

二人芝居:1970年のベルファスト

2月10日(日) 「モジョ ミキボー」 18:00~ 於・下北沢OFF・OFFシアター

脚本/オーウェン・マカファーティ 翻訳/平川大作 演出/鵜山仁 出演/浅野雅博×石橋徹郎

 (浅野雅博:モジョ、ナレーター、せんずりベイビー、ミキボーの母、ミイボーの父、バスの男、チケット売場の女、懐中電灯の女 石橋徹郎:ミキボー、ファックフェイス、第一の女、第二の女、モジョの父、アイスクリームの女、少佐、シドニーおじさん)

 このヘンテコなタイトルは、2人の少年の名前。「モジョとミキボー、ミキボーとモジョ」。北アイルランドのベルファストに住む。時は1970年。

 アイルランドの話らしい、というのと、2人で17役!ということくらいしか情報がないまま、見に行った。
 休日、下北沢駅前の劇場で、上演時間も90分弱、というのはとても都合がよくて、「お芝居の熱を感じたい」気分にはピッタリだったので。

 最初のうちは、翻訳もの独特の(といっていいか、少なくとも私には)、なんか猥雑っぽく乱暴な雰囲気に、うまく入っていけないんですけど・・・と思ってた。でも、だんだん二人の「少年」の醸し出す空気になじみ、また声の変化やちょっとした小道具(エプロン、ジャケット、帽子などなど)で、瞬時に別人になるのが面白くなっていった。2人しかいないのに、芝居の上では4人が存在したり。

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歌もストーリーも、郷愁

2月9日(土) 「教授 流行歌の時代を、独自の価値観で生きた歌好きの免疫学教授、そして、観念的な恋愛に己を捧げた助手。」 14:00~ 於・シアターコクーン

構成・演出/鈴木勝秀 音楽監督・弾き語り/中村中 出演/椎名桔平、田中麗奈、高橋一生、岡田浩暉、坂田聡、伊達暁、佐々木喜英、上條恒彦

 昨日見た「テイキングサイド」にも長めの副題がついてたけど、これはそれどころじゃあありません! 五木寛之のエッセイ「わが人生の歌がたり」からインスピレーションを受けた鈴木さんのオリジナル作品。

 そして、昨日の観劇で、なんとなく「生の音楽」を聞きたい気持ちになってたから、結果的にちょうどいいタイミングだったなぁ。中村中さんの弾き語りが重要なポジションを占めていて(そんなことはちっとも知らなかった)、それがとてもよかった。

 お話は、安保闘争、全学連の時代、三種の神器とか、ビートルズ来日とか・・・の60年代。高度成長へ一直線の時代。

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2013.02.08

ロナルド・ハーウッド 三たび

2月8日(金) 「テイキングサイド ~ヒトラーに翻弄された指揮者が裁かれる日~」 14:00~ 於・銀河劇場

作/ロナルド・ハーウッド 翻訳/渾大防一枝 演出/行定勲 出演/筧利夫(アーノルド)、福田沙紀(エンミ・シュトラウベ)、小島聖(タマラ・ザックス)、小林隆(ローデ)、鈴木亮平(デイビッド)、平幹二朗(フルトヴェングラー)

 もともと2月の観劇予定は少なくて(その分、映画などに行こうと思ってた)、私にしては珍しく劇場に行かない日々が続いてた。自粛してるわけじゃありません。

 これはいつ行こうかな、と迷っていたら、「当日引換券」が安く買えたので。センターブロックの最後列よりちょっと前だけど、文句は言いませんよ! ど真ん中だったし、意外と見やすい。キャパ的にはいい感じだよね、銀河劇場。新宿からけっこうかかる、というのだけが難点かな。

 さて、お芝居は副題にもある通り、ドイツ降伏後の連合軍(米軍少佐)による、親ナチ容疑者としてのフルトヴェングラーの取り調べの場面。ほぼそれだけ。ちょっと重そうな暗そうな、台詞劇である。

*開演前に客席で、「咳はできるだけ我慢して! ロビーにのど飴も置いてます」とスタッフが言ってたのにはビックリ。ほんとに咳してる人はほぼいなかったよ。・・・ただし私の近くで、寝息以上いびき未満、ってのは聞こえたけどね。

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2013.02.02

夢から始まる10 日間

しばらくご無沙汰してしまいました。
この10日間は……。

1月23日(水)/明け方に父親の夢を見て、目が覚める。ヨタヨタと自転車で去っていく後ろ姿が、いや〜な感じ。一日、夢が気になる。

1月24日(木)/朝8時過ぎ、携帯電話に姉から着信。これは!と思った通り、父の具合が悪くて病院に急行とのこと。しばし待機の後、私も行かねばということで岡山へ。
到着したときは緊急処置で輸血中。この日から病室に泊まり込む。

1月25日(金)/未明の3時ごろ、前日からの輸血が終わった直後に、また呼吸などが不安定に。いったん自宅に帰っていた姉を呼ぶように言われる。
午前中の回診で、会わせたい人がいたら今のうちにと言われ、覚悟する。

1月26日(土)/さらなる輸血などは断るも、けっこう調子は安定(と見える)。実際は血小板の数値などひどいらしいけど。

1月27日(日)/私のイトコつまり父にとっては甥たちが会いに来る。まあまあ反応してた。

1月28日(月)/調子がとてもよくて、最初のころ「測定不能」だった血圧が100を超える。そうすると、はっきり返事などもできる。

1月29日(火)/夜中から呼吸が苦しそう?と思ったら、血圧もまた60くらいになり、反応もはかばかしくない。今日は変だ、と思う。前日から自宅に帰っていた姉に、「あんまりよくないよ」と連絡。でも午後にはその姉と交代して、私はいったん東京へ。これが別れだな、と思いつつ。
新幹線が名古屋を過ぎたあたりでダメだったとの知らせ。

1月30日(水)/朝6時前に家を出て岡山へ。今日は通夜。二人姉妹で田舎なので、姉の夫が喪主をつとめる。二人とも地元にいないから、風習などワカラン状態。講中という町内会組織がテキパキ役割を分担してる。
葬祭場で姉夫婦と4人、交代で寝ずの番。

1月31日(木)/お経を聞きながら、(住職と伴僧がハモったりするので)宗教音楽的心地よさを感じる。あ、真言宗で、夫の実家と同じではあるけれど、全く別ものみたい。
おだやかな日和。今はふだん誰も住んでいない家にお骨を連れて帰る。

2月1日(金)/祭壇を作ってもらったり、そこにお供えするお膳(2種類)を用意したり、相変わらず珍しいことだらけ。
早速、家の片付けなど始める。四十九日までは、姉夫婦ができるだけ家にいてくれるとのこと。7日ごとに「おかんき」(かんきん=看経)をしなくてはいけない。
そんなあらゆることから逃れて、翌2日、私は東京に戻る。

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