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2013.02.11

「モジョ ミキボー」アフタートーク

2月10日(日)

 アフタートークがあることは全く知らず。劇場の入り口にも特に書いてなかった気がするんだけど・・・。ただ、演出の鵜山仁さんが、後列の端でご覧になってたのよね。そして私の前の席に座ってたタテヨコでっかい人が、終演後スタッフに誘導されて行って、それはなんと翻訳された平川氏であった。・・・チビッコの私は前に大きい人がいるとなの

 舞台の下手から、進行役の方(名前失念・舞台監督?)、平川氏、鵜山氏。少し遅れて浅野さんと石橋さんが着替えて登場。

 この「モジョ ミキボー」は3年前に初演されてて、今回は再演。平川氏はこの作品で、小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞。俳優がまだ登場していない時点では、主に翻訳に関することを中心に。
 訳す上で苦労したところは、具体的に出てくる子供の遊びやお菓子の商品名など。紹介された現地の人と何度かやりとりもしたとのこと。氏は兵庫在住だけれども、前回も今回も、稽古などで何度も(自費で←司会者)上京だそう。
 訳文は変えてもOKな翻訳家・・・そんな大物じゃないんで、みたいな。まじめな顔して実はそんなことを言っちゃう方でした。

 演出家も俳優も、文学座ということで・・・「言葉を大事にする」。スタイルとして、「本読み」をみっちり行なう(それは演出家による。いきなり立ち稽古、というパッション重視の場合も)。
 その段階で「面白くないよね」と思い、じゃあ面白くするためには、という引っかかりを探す。

 鵜山さんのダメ出しは、常に、抽象的でわかりづらい。他の現場で、初めて鵜山演出を受ける人は「何を言われてるかわからない」。そこで、慣れてる人が「こういうこと」と教えるんだけど、「誤訳もある」んだって。
 平川、鵜山の並びは、雰囲気的にも不思議に面白かったな。

 80分余の上演時間とはいえ、二人だけで、ものすごく動くから、「きつい」・・・でしょうねぇ。でも80歳になってもやれ、と言われてる、なんて。
 ト書きで指定されてる俳優の年齢は、ほぼ今のお二人にあてはまってるそう。

 初演から上演時間が伸びたのは、挿入される映像部分。映画「明日に向って撃て!」やバットマンを、前回は実際のフィルムを(著作権上、問題があるからボカして)使ったけれど、今回は、二人(プラス鵜山さん)がなりきって撮影。鬼怒川に飛び込んでとても寒かったとか、多摩川でバットマンを撮った時は、石橋さんは仮面だから全く平気で道を歩いてたけど、浅野さんはすごく恥ずかしくて隠れて歩いた、などなど。

 その苦労の産物を、朝日新聞の劇評では「遊びたいのはわかるが長すぎないか」みたいに書かれた、と。でも、朝日に劇評が載ること自体、快挙!という感じで、素直に喜んでらしたなぁ。

Off ←2月7日付、朝日新聞夕刊

「テイキングサイド」と並んで、「モジョ ミキボー」の劇評が。

 しばらく劇場に行かない日々があって、今、すごく熱気を欲している自分がいる。まさにこういう小劇場系のね。ということで、10日、11日と、直前に「行ってみよう!」となったお芝居に行くのですわ。 

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