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2013年3月

2013.03.27

文藝春秋4月号

Bunshun4

 3月10日ごろに発売されたから、ずいぶん古いネタになっちゃいました。このところ、同誌では毎月のように、歌舞伎のことが取り上げられてる気が・・・

 今月号では「新・歌舞伎座の明日」という特集があって、坂田藤十郎丈、関容子さんの文章(團十郎追悼)のほかに、昨年10月に行なわれた團十郎さんのインタビューが載っている(別の本のためのインタビューを再掲というか再構成)。一問一答形式なので、読んでると、あのお声が聞こえてくるよう。

 これらは、たとえば新聞広告で目にしてちょっと読んでみた、ということもあるかもしれない。

 が、巻頭随筆の中にも見逃しちゃいけないのがあるんですワ。中村哲郎(演劇研究家)の、「勘三郎、まぼろしの『助六』」がそれ。歌舞伎座閉場中の平成中村座で、「助六」を上演する計画があったそう。病のためそれは諦めたけど、復帰後(あの平成中村座ラスト3ヶ月ですね)、還暦の時こそ「助六」をやる、という言葉があったとのこと。

 新・歌舞伎座のこけら落とし興行に向けて、今日はお練りや開場式があった。私は夜のニュース時間帯もテレビを見てる時間がなくて、ちょっと4月号を開いてみたのでした。

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2013.03.25

いま、研辰を見る

3月24日(日) 「シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ」 16:00~ 於・東劇

(平成17年5月 歌舞伎座)
 友人たちと一緒に、珍しくシネマ歌舞伎を見に行くことにした。というのも、今月、東京で4座も開いているのに、歌舞伎にはちょっと誘いづらかったから。で、ちょうど「研辰」をやってるし、時間的にもちょうどいいし(つまり見た後で飲み会、というのにはネ)。 シネマ歌舞伎は東劇で、3/16~5/10の予定で上映されてるけど、そのスケジュールに合わせてタイミング良く見に行くのは大変なのです。

 平成17年5月ということは、勘三郎の襲名公演。たった8年前なんだね・・・。スクリーンを見ながら、この人の舞台をもう二度と見られないんだ、と思うと、悲しさが募ってしまった。しかも、そう思って見るからだけど、病気(特にガン)ネタもあるし、「生きたいな」と言いながら刀を研ぐ辰次の姿には涙、でしたわ。

 作品としてほんとに面白くて、勘三郎の芸達者ぶりも改めて見せつけられた。
 さっき「たった8年前」と書いたものの、若者(とくに勘九郎、七之助、獅童あたり)は、ずいぶん雰囲気が違ってたな。いま、あの当時のひ弱さみたいなものは、すっかり消えてるもんね。

 勘三郎主演か否かにかかわらず、シネマ歌舞伎というものの(手軽に見られる)ありがたさは実感しつつ、でもやっぱり舞台でこそ見たい、と思ってしまう。それが勘三郎ならばなお。

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2013.03.24

今年はミュージカルに参戦

 これから4月の半ばまでは、何かとあわただしくなりそう。ちょうど新・歌舞伎座開場で、もちろんそれには行くんだけれど、なんかねー、落ち着かないの。(ゆえに、日記の更新も飛び飛びになりそう。あ、今までもそんな感じかぁ)。

 などと言いながら、うーんと先、8月9月のことをすでに考えてたり。8月はすでに「二都物語」チケットを入手。五右衛門ロックで浦井健治くんを見た勢いでね。そして9月は、尾上松也くん出演の「ロミオとジュリエット」へ、いざ行かん、というところで。

 実は昨日、3月23日、松也くんの後援会・一乃會のパーティが、グランドアーク半蔵門であって、会員じゃないけど行って来たのですわ。私はパーティとかへは積極的には行かないんだけど(とりあえず機会があれば、1回は物見遊山的に行く)、こちらはアットホームな感じが聞こえてて、行ってみたかったのよ! 
 期待に違わず、ゆっくりノンビリ。松也くんやお弟子さんたち、お母さん、みなさんが代わる代わるテーブルに来られて、いろいろ話も聞けたし。

 去年、松也くんが「騒音歌舞伎 四谷怪談」に出たとき、ロミジュリの演出家が見に来てて、すぐにオファーがあったんですって。稽古も含めると、4ヶ月くらい歌舞伎から離れるのかな。でも、また新たな魅力が花開きそう。

Matsuya

↑お土産にもらった、その名も「ロミオとジュリエット」というワイン。 

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2013.03.19

もう一人の父

Yoshida (2006年)

 私の大学時代の恩師です。といっても卒論指導などとは関係ないんですが(専攻の時代が違うので)、いま私が東京にいることにはかなり関わってる(爆)。
 1925年生まれ。私の父と同い年。奥様(私と同じ名前)が歯科医院を開業されていたので、単身赴任でした。
 地方の大学の、小規模な研究室だったから、とてもアットホームで、ちょっと跳ねっ返りな私は、その居心地の良さに反発もしたりして。

 定年退職後は地元大阪に戻り、80歳を過ぎてからも、関西での研究会(木簡研究会など)には必ず顔を出されてたようだし、衰えることのない研究意欲には、正直脱帽ものでした。

 その先生の訃報を聞いたのは、奇しくも父の葬儀のために岡山へ向かう新幹線の中でした。その半月ほど前、奥様の葬儀を終えて二人暮らしだったご自宅に帰ったところで倒れてそのまま・・・。電話が通じないので様子を見に来た親族に発見されたそうです。

 最近はなかなかお目にかかる機会もなく(気にはしてたんだけど)、2年半ほど前に、同窓会でお会いしたのが最後になりました。大阪へ遊びに行ってるんだから会いに行かなきゃ。と、思うだけじゃダメなんだ。

 父の四十九日法要を営んだ17日に、先生の追悼記事が地元新聞に掲載されていて、この偶然には驚くばかり。帰省してたまたま目にした新聞ですもの(掲出した写真は、その記事から)。

 先生と私の父は、生年も没年も同じになっちゃったんだなー。回忌のたびに先生にも手を合わせよう。

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2013.03.14

「知識人階級」という言葉

3月13日(水) 「長い墓標の列」 14:00~ 於・新国立劇場 小劇場

作/福田善之 演出/宮田慶子 出演/村田雄浩(山名)、那須佐代子(久子:妻)、熊坂理恵子(弘子:娘)、古河耕史(城崎:助教授)、遠山悠介(花里:弟子)ほか

 この日は、ほんらいなら2度目の演舞場・昼の部(3階B)の予定だったんだけど、人に譲って新国立劇場へ。新国立劇場の演劇研修所修了生が大勢出演している。その分、まず「役者でひきつける」ような芝居ではない。加えてタイトルといい、内容といい(戦争に傾斜していく時代のアカデミズムの世界)・・・ちょっと二の足かも。

 でも、私ってこういうのが好きなんだな、と実感する日となった。休憩込みで3時間10分。2時間弱でもな時はよくあるのに、初めから終わりまで、興味津々と言いますか、わわわと思ってるうちに幕となった感がある。でも、まあちょっと冷めた目で見てたかも。

 時は昭和13年~19年。主人公・山名のモデルは、河合栄治郎で、彼の「大学における自治」を守る闘いと敗北、大学人、弟子たちの立ち回りと、それにも深く関わる娘の恋・・・。

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2013.03.13

バルト三国ってどこでしょう?

3月11日(月) 「八月のラブソング」 19:00~ 於・本多劇場

(加藤健一事務所 vol.85)
作/アレクセイ・アルブーゾフ 英訳/アリアドネ・ニコラエフ 訳/小田島恒志 演出/鵜山仁 出演/戸田恵子(リディア)、加藤健一(ロディオン)

 時は1968年の8月。場所はラトビアの首都リガ。もうねぇ、何回聞いても、バルト三国がわからなくなっちゃう「お年頃」 いま、よくよく地図を見たら、バルト三国=(北から)エストニア、ラトビア、リトアニアで、首都リガは港町なんだわね。芝居の後半に、海辺のシーンが出てくる。

 ラトビアって、ロシア革命の後に独立したものの、1940年にソ連に併合され、翌年にはナチス・ドイツの軍政下に入り、第二次大戦後再びソ連領になってるから、このお芝居の当時は、ソ連っていうことだわね。ここリガのサナトリウムで、2人は医師と患者として出会った。

 2人ともすでに60歳を過ぎているという設定。サナトリウムにいながらも、(動脈硬化と医師は言っているけど)元気できままな彼女の言動に、振り回されてしまうのだった。あ、リディアはモスクワ出身。ロディオンはレニングラードで娘夫婦は日本にいる。

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2013.03.12

女清玄を見る

3月9日(土) 「国立劇場三月歌舞伎公演」 12:00~

通し狂言 隅田川花御所染 ―女清玄―」福助(花子の前 後ニ清玄尼)、翫雀(轟念阿闍梨/桜ン坊)、錦之助(粂平内左衛門 実ハ後藤兵衛盛長/下部軍助)、松也(猿島惣太 実ハ粟津七郎)、隼人(松若丸)、児太郎(桜姫)、新悟(腰元関屋)ほか

 役名をちょっと書いただけで疲れちゃった(笑)。実ハ誰某、というのが多いのよ。新悟くんの関屋も、後には綱女(実ハ腰元関屋)だし。

 で、とにかく今月の国立劇場は福助!とだけ思って、出かけてみたら、案外そういうオンステージ状態ではなくて、お若い坊ちゃん方が大きな役で出てる!!という方が印象に残ってしまった。特に隼人&児太郎ね。ここに新悟を加えて、若手みんな「顎がほそーい」。ちょっとお兄さんの松也くんは顔のタイプが違い、そして「足がたくましいぞ」、と。

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2013.03.11

一箱本送り隊

 今日はあの大震災からちょうど2年。

 私は朝からずっと出かけてた。たまたま銀座でランチの約束をしていて、一瞬それってどうなの?と思いもしたけど、別に不謹慎ってことじゃないよね、と。そして、地震のあった時刻には、書道教室であれこれやってたのですわ。折りにふれて「今日」を意識はしていたけれど・・・。言い訳めいてるかなー。

 支援は続けないと意味がない、と、まだ亀治郎だった当時の亀ちゃんが言ってたっけ。ほんとにそうだな、と思う昨今。

 私にもできる支援の一つが、「一箱本送り隊」(ココ)に本を寄贈すること。

 ささやかなことだけれど、無理せず続けられることを、これからも考えていきたいと思う。

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2013.03.10

ストレスはこんな形(笑)

ストレスはこんな形(笑)
これ、最近入手した粉引きの湯呑み。実際にはもっと微妙な色合いです。

九段坂を上がったところにある「暮らしのうつわ 花田」にて入手しました。
仕事前のランチを食べにちょっと足をのばして……つい寄ったのが運のつき!!
出会ってしまいましたです。

見た感じはそうでもなかったのに、手に持ったとたんピタッ。
いわゆる作家物ですが、名前は覚えてません。今までの私から考えたら、値段も高いし、「物」に執着しないはずなんだけど……。

このところ、書の稽古関係でいつもプレッシャーをかけられているようで、もやもや。買い物で発散、というところ。湯呑みですんでるんだから、可愛いものかな。

そんなわけで、今日も今日とてすべきことは「書」のみ!! 老後の趣味wに、と思って始めたんだけど、まだツラさが先に立ってるかな〜。

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2013.03.09

近くからも見たくなる「二人椀久」

3月8日(金) 「三月花形歌舞伎 夜の部」 16:30~ 於・新橋演舞場

一條大蔵譚 檜垣 奥庭」染五郎(一條大蔵卿)、松緑(吉岡鬼次郎)、壱太郎(お京)、吉弥(鳴瀬)、錦吾(八剣勘解由)、芝雀(常盤御前)ほか 「二人椀久」染五郎、菊之助

 夜の部は3階Bから。これ一回しか見る予定はないのだけれど。幕見があったらと、つい思ってしまう。「一條大蔵」はそう何回も見よう、というのでもないんだもの、私の場合。「菊畑」もだけど、どうも面白さがわからない。

 なので、音羽屋チームの巡業で見たなぁ、などと思い出しつつ。壱太郎くんのお京は、なかなか新鮮かつ存在感もあってよかった。台詞の喋りかたといいますか、声の出し方が、藤十郎さんを彷彿とさせますわ。

 染五郎の大蔵卿は初役とか。うつけぶりも楽しいけど、どうもいい男すぎて てなわけで、奥庭で意識を失っているうちに勘解由が手負いになっていたのでした。とほほ。

 見目麗しき染五郎は、「二人椀久」のような幻想的な踊りでは、さらに美しく、こちらは目もらんらん ずーっと見ていたかったよ。 

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2013.03.08

対話から思う「今」

3月6日(水) 「ホロヴィッツとの対話」 19:00~ 於・パルコ劇場

作・演出/三谷幸喜 出演/渡辺謙、段田安則、和久井映見、高泉淳子

 どういう幸運かあっけなく取れたチケットで、席はZ列センター。3列目ね。こういうところでチケット運を使うのもどうかと思うけど。

 さて、例の如く、あまり情報を頭に入れずに劇場に行った。知ってたのは、渡辺謙さんが調律師の役というのと、和久井さん初舞台ということくらいかな。最初はわかってたはずの段田さんも、そうそうホロヴィッツよね、とほぼ失念。

 「神に選ばれた」天才、ホロヴィッツ。私はかろうじてテレビ映像を記憶している。亡くなった時だったのかしらん。正直、小柄なおじいちゃん(気むずかしいの?)で、そ、それはミスタッチですか、なんて思ったのは、「ひびわれた骨董品」とかいう評の先入観か。

 それはともかく、偉大なピアニストと彼に見込まれた調律師、2組の夫婦のある一夜のお話。 

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2013.03.06

「よいやよいや」vol.31

 少し前、といっても先月のことだけれど、万作さんとこのファンクラブ「よいやよいや」から会報が届いた。
 表紙の写真が、深田博治さんと高野和憲さんだし、本文でもお二人のレギュラーページ(今号では「花子」の太郎冠者について)が始まって、感慨深い。

 萬斎さんは、というと「ボレロ」にはまっている、と。狂言劇場の後の、オーケストラとの共演(サントリーホール、東京文化会館)は、どちらも見ていないゾ。値段も高かったんだよ。・・・写真、カッコイイですわ。アメノウズメのような気分だったそう。
 東京文化会館のは、日本舞踊×オーケストラ。先週、「芸能百花繚乱」で一部やってた(でも「ボレロ」はなし。そのうち放映される・・・?)

 今年もパブリックシアターなどでボレロをやるようだけれど、うーむ、オケとの共演はやはり見てみたかったな。ざんねん。

 実は1月に、万作さん体調不良とのことで(名古屋の「万作を観る会」は来年に延期!)、ビックリした。編集後記によると「風邪でダウン」されたそう。ほんとお忙しいから、気をつけてくださ~い。
 萬斎さんも、年末の「にほんごであそぼ in 福島」収録中に、左足小指付け根を骨折されたとか。年明け、大変だったのね!

 その他、芸術祭優秀賞とか、日本アカデミー賞優秀主演男優賞(授賞式は3月8日 日テレ)の話題などなども。

 三井記念美術館で、4月20日から開催の「河鍋暁斎の能・狂言画展」に関連する狂言公演(6/1)の先行予約ハガキも入ってたはずなのに、どうやら捨てたらしい。展覧会の割引券とか、全部まとめて・・・。

 どうも秋まで、先行予約できる公演で日程が合うのはほかになさそう。どうして捨てちゃうかな。

 
 

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2013.03.03

初日の演舞場!

3月2日(土) 「三月花形歌舞伎」昼の部 11:00~ 於・新橋演舞場

妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」菊之助(お三輪)、松緑(鱶七)、亀三郎(求女)、團蔵(豆腐買おむら)、彦三郎(入鹿)ほか 「暗闇の丑松」松緑(丑松)、梅枝(お米)、高麗蔵(四郎兵衛女房お今)、團蔵(四郎兵衛)ほか

 今月はこの日のみ音羽会にお願いした。1階から見るのも今日だけ。・・・しか~し、申し込んだ時には、番頭席に菊ちゃんのツマ・ようこさんが純子ママと一緒に並んでるなんて、想像もしてなかったよねっ。
 ま、私はいつものように50分すぎに到着したので、いろいろ慌ただしくて(ロビーも狭いし)、そそくさとお支払い&「おめでとう」を言っただけです。純子ママがものすごくニコヤカだったな。そらそうか。

 そんなおめでたい今月の演舞場だけれども、正直言うと、演目はどれもあまり好きじゃないの。「二人椀久」は短いし、と思うと、夜の部は3階でいいや、となってしまったのでした。

 でも、菊ちゃん初役のお三輪は楽しみにしてた。ほんとタイミングよく文楽で見ることができたし(菊之助は文楽を千穐楽に見に行ってたという情報が。それって挙式前日じゃありません?)

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2013.03.02

「ジュリアス・シーザー」夜はお芝居

2月28日(木) 「発情ジュリアス・シーザー」乱痴気バージョン 19:30~ 於・青山円形劇場

 日曜日に見た「女体シェイクスピア」の「発情ジュリアス・シーザー」を、配役をシャッフルして上演する特別版。柿喰う客の名物といえる。シャッフルといっても、とうぜん誰でもいいわけではなくて、ブルータス=葉丸あすか、アントニー=深谷由梨香、という芯になる役者さん。通常版でアントニーの七味まゆ味さんが、ワキへ回って(市民役ほか)、これがまたよかった。

 というのも、前回、冒頭部分が今ひとつ、と思ってたのは、3人の市民がちょっと線が細かったから(そして私の苦手なキンキンした声で、耳が拒否する)。七味さんが入るだけで随分イメージが違う。

 あとはやっぱり少し「お遊び」要素も入ってるんで、アハハと楽しめる感じかな。

 毎回、アフタートークでの質問が、ふむふむ、というものばかりなんだけど、この日も全くそうでしたねー。
 オール女性キャストが演じる「女体シェイクスピア」だけども、乱痴気の方が「女っぽい」。それは、通常版では演出などでもより「男」を演じるようにしてるんだけど、1回限りのシャッフル役だとそこまではできないから、「女」が出てしまうのだとか。

 次回004は「リア王」。それはいいんだけど「失禁リア王」ってなんですか? また違う意味にしてるよね。んですから「悩殺ハムレット」みたいに。まあ、最低5回は続けるそうだから、おつきあいいたしましょう。

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2013.03.01

「ジュリアス・シーザー」、朝は映画

2月28日(木) 「塀の中のジュリアス・シーザー」 10:50~の回 於・銀座テアトルシネマ

Caesar

なかなか映画を見に行けないでいたのだけど、木曜の夜、「発情ジュリアス・シーザー」乱痴気バージョン(全役柄をシャッフルした公演)を見ることでもあり、その前に朝イチ上映を見に行くことにした。
 70分余と短いから可能だったわけで、見終わってから会社まで地下鉄で10分。1時の仕事開始に余裕で間に合った。

 予告編をいくつか見て、最後にこのルテアトルのPR映像=ランチなどが割引になる、が映ったんだけど、それがもう画面ボロボロというかチカチカというか。もはや閉館間近、というわびしさを思わぬところで感じてしまった。

 さて映画の方は・・・もともとあまり予備知識がなくて。イタリアの刑務所の囚人たちが、芝居の「ジュリアス・シーザー」を上演する。ドキュメンタリー、なの?というくらい。

 これがねぇ、すごくおもしろかった! 純粋なドキュメンタリーというわけではないようだけど、でも出演してるのは現実の囚人たち。しかも重警備棟に収監されている人ばかりで、軽くても刑期は15年、終身刑の人もいる。

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再演・萬斎版のマクベス

2月27日(水) 「マクベス」 14:00~ 於・世田谷パブリックシアター

原作/W・シェイクスピア 翻訳/河合祥一郎 構成・演出/野村萬斎 出演/野村萬斎(マクベス)、秋山菜津子(マクベス夫人)、高田恵篤(魔女1)、福士惠二(魔女2)、小林桂太(魔女3)

(ポストトーク:野村萬斎、山口宏子)
 これ、友の会の貸切公演があったのに(確か日曜日)、申し込むのをすっかり忘れていたの。思い出したのは〆切翌日! いちばんマズい日に思い出してるね。で、仕方なく普通に買ったんだけど、でもポストトークの時に行けたからまあよかった。
 正直、初演の時のインパクトがそれほどでもなかったし、観劇にあまり気持ちが向いてなかったこともあって、1回しか見る予定はないんだけど、3階から見たかったな、とは思う。ポストトークでいろいろ聞いたものだからね~。

 とにかく5人で演じるマクベス、ということで、研ぎ澄まされた感覚、とでも言えばいいのかな。そういうエッセンス抽出、みたいな部分に、能とのつながりを感じたりして。

 しかししかし。私は初演をちゃんと見ているのだけれど、演出がずいぶん変わっていて、えっと思うようなことが多かった。いい意味でね。(まぁ、初演は2010年だから、記憶も曖昧模糊ではありますが)。どうも私の記憶の初演マクベスは、モノクロ風味なの。魔女おじさんのせい?(笑)

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