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2013.03.03

初日の演舞場!

3月2日(土) 「三月花形歌舞伎」昼の部 11:00~ 於・新橋演舞場

妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」菊之助(お三輪)、松緑(鱶七)、亀三郎(求女)、團蔵(豆腐買おむら)、彦三郎(入鹿)ほか 「暗闇の丑松」松緑(丑松)、梅枝(お米)、高麗蔵(四郎兵衛女房お今)、團蔵(四郎兵衛)ほか

 今月はこの日のみ音羽会にお願いした。1階から見るのも今日だけ。・・・しか~し、申し込んだ時には、番頭席に菊ちゃんのツマ・ようこさんが純子ママと一緒に並んでるなんて、想像もしてなかったよねっ。
 ま、私はいつものように50分すぎに到着したので、いろいろ慌ただしくて(ロビーも狭いし)、そそくさとお支払い&「おめでとう」を言っただけです。純子ママがものすごくニコヤカだったな。そらそうか。

 そんなおめでたい今月の演舞場だけれども、正直言うと、演目はどれもあまり好きじゃないの。「二人椀久」は短いし、と思うと、夜の部は3階でいいや、となってしまったのでした。

 でも、菊ちゃん初役のお三輪は楽しみにしてた。ほんとタイミングよく文楽で見ることができたし(菊之助は文楽を千穐楽に見に行ってたという情報が。それって挙式前日じゃありません?)

 配役をちゃんと確認してなくて、彦三郎・入鹿は声を聞くまで誰だっけ? 中央に座ってる入鹿の、客席から見て右側に「松の盆栽」があったけど、文楽だと逆だったと思う。

 んでもって、お三輪が出てくるまでちょっと長くて・・・。右近くんの橘姫、表情が常になんか悲しそうに見えるな、とか、全く求女ってやつは、などなどボンヤリ考えながら。だから花道からお三輪が出てきた時は、ほんと「待ってました!」でした。今回の席は4列の花横ブロックだから、このお三輪を見るにはよかったように思う。

 菊之助・お三輪は、初役ではあるけれども、そうなのと思うくらい。っていうか、やっぱ、お利口さんのきっちり菊ちゃん、という気もしたわね。なにぶん文楽で見たばっかりだったから、いろいろ違いも面白く、というか・・・人間が演じる分、「いじめてる~」が生々しい感じで迫ってくるのねぇ。だから「気晴らし」的なものも挿入してあるんだろうけども。

 一緒に見に行った友人はあまり歌舞伎を見ないので(文楽は見る)、「暗いお話だけどいい?」と一応確認した「暗闇の丑松」。彼女は籠釣瓶で下男をやった時の松緑くんがお気に入りだったんだけど、この丑松のような役も気に入ったらしい。

 正直、鱶七はちょっと退屈だったけど、こちらの丑松は「こういうのいいなぁ」と私も思いながら見ていた。本人が屈折してるから?(失礼!) 梅枝くんのお米も期待以上というところ。

 ではありますが、やっぱりこんな話だからねぇ。明るく帰りたかったな、という気持ちも(お湯屋の場面はそのためにあるのか?)。あ、高麗蔵さんも達者というか、こういうのもいい、と思ったのでした。

 終演後は、晴海通りを歩いて・・・なんとなく(意識したわけではない)、和光のティーサロンに行っちゃった。私には珍しくケーキセットなんてのを頼んだけど、生クリームがあっさりしててとても美味しかった。

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コメント

可愛かったですよねー、お三輪ちゃん。ああいう若い娘役を見るのは久しぶりな気がしました。
そして丑松!少なくとも現役の役者の中ではこの松緑のが一番好きです。再演してくれるといいなと思ってます。

夜の部を見てきましたが、終わって日比谷線の駅に降りたらまだ7時半にもなってなかったですよ…で、ケチな私は、花形なのに値段は花形じゃないと愚痴っていて、これじゃ歌舞伎座こけら落としの花形も思いやられると悲観的。いかんいかん、おめでたいのにいかん、と自戒しつつ、やっぱり悲観的です(爆)

投稿: 猫並 | 2013.03.04 21:51

猫並さま
夜の部、どう考えても高いですよねぇ。たまたま今日の朝日新聞の広告に、「今月の演舞場1等+特別講座+幕の内弁当+落語家と一緒に歌舞伎・落語ゆかりの地を回るバスツアー」全部ついて11980円、という日帰り旅が出てました! こんなので安売りするより、そもそも安めの設定にしてほしい。花形だもん。そしたら私だって、夜の部も1階で見るのに。ぐちぐち。

それはともかく・・・今月は菊ちゃんを愛でるにはいいですかね。確かに若い娘は久しぶりかも。
松緑の丑松、菊之助のお米も見て見たいです。

投稿: きびだんご | 2013.03.04 22:40

きびだんご様も初日にいらしていたんですね。同じ1階なのに全然気が付きませんでした(私は花外、鳥屋前)。
丑松、よかったですね!! 鱶七は私もちょっと…でしたが、丑松は大いに気に入りました。
高麗蔵さん、最近、とても好きになっています。
彦三郎さん、私も声聞くまでわからなかった。歌舞伎の場合、隈で顔がわからなくても声(セリフ回しも含めて)に個性があるから面白いですね。
そういえば、入鹿の右側(客席から見て左側)にあった島台が倒れていませんでしたか? いつ倒れたのか気が付かなかったけれど、どうするのかなと見ていたら、彦三郎さんがさりげなく直していました。

純子さんと瓔子さん、とても仲がよさそうでしたね。

投稿: SwingingFujisan | 2013.03.05 18:00

SwingingFujisanさま
初日だし、いらしてるかな~とは思ったんですが、まさか花外・鳥屋前とは。むしろ最前列とか自分よりも前方をチェックしててノーマークでしたよぉ。でも、花外のそのあたり、わりとお気に入りの場所、ですよね。
梅枝くんも年のわりにとてもうまいとは思ったんですが、松緑くんや高麗蔵さんのようにグサッとくる感じではなかったですかね。まあ、当たり前な話で。

そうそう島台、私も気がついた時には倒れてました(我々は下手側だからちょうど倒れた時は死角だったんでは)。んでもって、ご自分で直されたからビックリでした。初日だからね~、なアレコレもあったけど、台詞もきっちりだし、やっぱりこうでなくっちゃ!

投稿: きびだんご | 2013.03.05 23:07

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