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2013.04.26

「主権回復の日」が近い

4月25日(木) 「木の上の軍隊」 14:00~ 於・シアターコクーン

原案/井上ひさし 作/蓬莱竜太 演出/栗山民也 出演/藤原竜也、山西惇、片平なぎさ

 これ、井上さんの逝去により「幻の作品」となったもの。キャストも発表されてて、確か、藤原、北村有起哉、木場勝己だったような。
 その案を受け継ぎ、あらたに蓬莱さんによって作られたものだから、まあほぼ蓬莱テイスト、なんでしょう。

 チケットは早々に「こまつ座」で買っていて、ああC列ね、と劇場に行ったらばなんとC列って最前列なのでした。ビックリ(舞台の真横にサイド席がある)。
 もっともかなり右寄りだったから、それほど最前列の恩恵は受けてないかも(竜也くんを見るなら左の方がいいと思われます

 場所は戦争末期の沖縄。地元から徴用されて戦っていた若者と上官が、木の上に逃げ(隠れて)、そのまま、戦争が終わったことも知らずにそこで暮らす。1時間50分余の上演時間のほとんどは、舞台の真ん中にどーんと作られてる木の幹の穴で。地元の女である片平なぎさ(ヘアスタイルや着物がそれっぽい)が、ナレーション部分を担当する。音楽はヴァイオリンの生演奏。

 戦場となり、そのまま基地の街となった沖縄を、二人は木の上からずっと見ている。どんどん基地が拡大していく様も。まだ戦争は続いているつもりで、でも、実はそこに与えられた食料で、むしろ上官は太ったりして・・・。見ないふりの「まやかし」の日々には、いつか終わりがくる。

 うーむ。なんかねぇ、すっごく新国立劇場が似合いそうな感じがしたな。もっとも現実的には小劇場では小さすぎ、中劇場では空間が広がりすぎか。いや、小劇場が意外と合うかも。という部分も含めて、ちょっとチケット代が高すぎるでしょう。売れ行きがそれほどでもないのはわかる。(キャスト地味だし)

 木の上の話だから仕方ないのかもしれないけど、とにかく動きが少ないんだよね。垂直方向というか、縦の動きが基本だもの。台詞で聞かせる・・・それはちゃんと伝わる。でも、集中力が必要なの。

 なんだろう、真正面からぶつかってるけど、けっこう頭の中で展開してます、みたいな感じかなあ。こういう設定なら、むしろ小説で読む方が、イマジネーションが広がるような気もしてしまう。
 それと、上官が、最後になって「この戦いは負けるということはわかっていた」みたいに言うのは、どうでしょう、と。状況判断ができるデータを持ってるくらいの人が、一兵卒と一緒に逃げるのかな。よしんばそうだったとしても、「後づけ」に思えちゃうんだなー(たぶん点が辛いのはこれが気に入らないから)。

 我が家ではテレビ「相棒」の再放送を録画してて、夕食後くらいに見てる。山西さんは「暇かっ!?」の課長なんだけど。相棒って舞台の人がいっぱい出てるから、テレビと舞台、全く違う姿を見るのが楽しい。次は、大谷亮介さん(「ブライダル」)を見るんだよ。

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